
年末の大掃除シーズンが近づいてきました。新しい年を気持ちよく迎えるための大切な準備として、普段は手が届かないところまで徹底的に掃除していきましょう。
この記事では、年末の大掃除を効率的に進めるための手順や見落としがちな場所まで含めたチェックリスト、お掃除テクニックまで詳しく紹介します。
大掃除に必要な道具リスト
年末の大掃除は、普段の掃除とは範囲や細かさが違います。大掃除を効率よく進めるために、まずは必要な掃除道具を揃えましょう。
洗剤の種類と選び方
洗剤は、汚れの種類によって適したpH値(酸性・中性・アルカリ性を表す数値)が異なります。掃除する箇所の汚れごとに、適材適所の洗剤を使うことで、作業効率が高まります。
アルカリ性洗剤
アルカリ性の洗剤は、油汚れを落とすのに効果的です。換気扇やレンジ周りなどの油汚れには、アルカリ度の高い専用クリーナーを使用することで、少ない力でも汚れが落ちやすくなります。ただし、アルミ製の排気フードには変色の可能性があるため、中性洗剤での洗浄が推奨されます。
酸性洗剤
水垢や石鹸カス、尿石などの無機質な汚れには酸性洗剤が効果的です。浴室の蛇口まわりや便器の輪ジミには、クエン酸やリン酸配合の専用クリーナーで対応します。厄介な金属部分の水垢も、酸性の強い洗剤を使うことで短時間での除去が可能です。
中性洗剤
フローリングや壁紙など、デリケートな素材の清掃には中性洗剤を使用します。材質を傷める可能性がある場所では、濃度を薄めた中性洗剤で丁寧に汚れを落としていきましょう。ただし、材質によっては洗剤の使用が不可となっている場合もあります。取り扱い説明書などでお手入れ方法を確認したうえで洗剤を使うようにしましょう。
掃除道具
掃除道具も大掃除の作業効率を大きく左右します。大掃除では、日常の掃除以上に広範囲な場所などを細かく掃除していくため、耐久性のあるものを選びましょう。大掃除に必要な道具は、次のとおりです。
- 雑巾・布巾
- 掃除機
- ブラシ・スポンジ
- 使い古した歯ブラシ
- バケツ
- モップ
雑巾・布巾
雑巾・布巾類は、繊維の密度や長さが異なる素材のものを複数用意しましょう。
極細繊維の布巾は、汚れを確実にキャッチできるため細かな汚れや水垢を落とす際に重宝します。一方、埃を落とすには乾拭き用の長繊維のものが向いています。水拭き用としては、吸水性の高い布巾を用意しておきましょう。
ブラシ・スポンジ
ブラシは、獣毛と化学繊維で特性が異なります。獣毛は水や洗剤を含ませると毛先が開いて柔らかくなるため、デリケートな箇所の洗浄に適しています。一方、化学繊維は硬さが変わらないため、頑固な汚れ落としに向いています。
スポンジも掃除する場所に応じて使い分けられるよう、堅さが異なるものを2〜3種類用意しておくと良いでしょう。
安全対策用品
大掃除では洗浄効果が高い洗剤も使用するため、手荒れや呼吸器系の疾患を予防しながら作業することが大切です。衣類や身を守るために、以下のようなものも準備しておきましょう。
- ゴム手袋・軍手
- マスク
- 作業用エプロン
- 保護メガネ(必要に応じて)
大掃除チェックリスト
年末の大掃除を漏れなく丁寧に進めるには、掃除すべき箇所のリスト化をおすすめします。大掃除は数日にわたることが多く、複数人で進めることもあるため、上記のようなチェックリストを作って効率的に進めていきましょう。
ここからは、掃除箇所別の効率的な大掃除の進め方を解説します。
リビング・ダイニング
最も広い空間であるリビングは、天井・壁から床に向かって段階的に掃除を進めます。照明器具は静電気によって埃が付着しやすいため、長繊維の布巾などを使って埃を落としていきます。家電や収納棚の埃も、床を掃除する前に落としておきましょう。
カーペットやカーテンは、埃がかぶることのないよう天井や壁の掃除をする前に移動しておきましょう。布製品は、基本的に表示に従って洗濯などします。カーペットは陰干し、カーテンはカーテンレールに取り付けて乾燥させます。
窓やサッシ、網戸も清掃後にしっかり乾かすことが肝要なため、リビング・ダイニングの掃除は湿度が低く、天気が良い日に行いましょう。
窓・サッシ・網戸
ガラスの汚れは、水垢と油性の汚れが層を成しているため、単純な拭き取りでは完全に除去できません。まず中性洗剤で油性の汚れを除去し、その後クエン酸系クリーナーで水垢を溶解します。最後に、繊維の細かいマイクロファイバークロスで拭き上げることで、綺麗な仕上がりになります。
サッシは、まず掃除機で砂埃を除去します。次に、中性洗剤を含ませたブラシで溝の汚れを浮かせ、雑巾で拭き取ります。とくに排水穴はゴミが詰まりやすいため、細めのブラシで入念に清掃しましょう。
一般的なナイロン製の網戸は、専用のネット洗浄剤を使用します。ブラシを使う際は、縦か横一方向に洗うことで網目の変形を防げます。ステンレス製の網戸は、中性洗剤で優しく洗浄し、完全に乾燥させてから再度取り付けます。
キッチン
キッチンは、油汚れと水垢という性質の異なる汚れが混在するため、アルカリ性洗剤と酸性洗剤を使い分けることがポイントです。
レンジフードは、基本的にアルカリ性洗剤を使用して油汚れを分解します。ただし、アルミ製の部分は変色の可能性があるため、中性洗剤で対応します。目に見えない油汚れは、40℃程度のお湯に浸け置きすることで浮き出させやすくなります。
流し台は、まず水垢と油汚れの見極めが重要です。水栓金具まわりの水垢には弱酸性洗剤、シンク全体の油汚れには中性洗剤を使用します。排水口は、アルカリ性洗剤で油脂を分解した後、殺菌効果のある塩素系洗剤で仕上げると、臭いの元までケアできます。
浴室・洗面室・トイレ
高温多湿な水回りは、水垢・石鹸カス・カビが複合的に発生する空間です。また、素材も人工大理石やタイル、ステンレス、アルミなど多岐にわたるため、それぞれに適した洗剤選びが重要になります。
浴室
浴室は、材質によって適した洗剤が異なります。人工大理石の場合は、研磨剤入りのクレンザーは厳禁のため、クエン酸ベースの水垢取り剤を使用します。追い焚き口や排水口は、油分と雑菌が溜まりやすい場所です。専用のパイプクリーナーで、配管内部まで洗浄しましょう。
壁面や床も目に見えない汚れが蓄積しています。浴室用洗剤を吹きかけ、10分ほど置いて汚れを浮かせると時短になります。ただし、目地の部分は黒カビが発生しやすく、浴室用洗剤だけでは汚れが除去できない可能性があります。
頑固なカビには塩素系漂白剤の原液を直接塗布し、15分ほど置いてから洗い流します。塩素系の洗剤を使用するときは、酸性の洗剤と決して混ざることのないよう注意が必要です。換気も徹底しましょう。
洗面室
洗面ボウルの水垢は、クエン酸系の洗剤で対応します。とくに蛇口の根元は、スケールが蓄積しやすい場所です。使い古した歯ブラシなどを使って細部まで洗浄し、最後は防カビ・防汚コーティング剤で処理すると、その後のメンテナンスが楽になります。
トイレ
便器の汚れは、大きく分けて水垢と尿石の2種類です。水垢には酸性洗剤、尿石には専用の尿石除去剤を使用します。フチ裏や水受け部分はとくに専用のトイレブラシでは届きにくい場所となるため、柄の曲がった専用ブラシを使用することで、普段の清掃では落としきれない汚れまで除去できます。
便器を清掃してもトイレ特有の臭気が取れない場合は、床や壁に汚れが飛散している可能性があります。まず中性洗剤で全体的な汚れを除去し、その後、除菌効果のある塩素系洗剤で仕上げます。とくに便器まわりの床は尿が飛散している可能性が高いため、入念な洗浄が必要です。
玄関
年末の大掃除では、家の顔でもある玄関も徹底的に掃除しましょう。風水的にも玄関を綺麗にすることで、運気が高まりやすいといわれています。
玄関の床材には、タイルや御影石などの天然石が多く使用されています。これらの素材は酸に弱いため、できる限り水や洗剤を使わずに掃除しましょう。人工素材や塩化ビニール素材の玄関であれば、とくに洗剤や水の使用について制約はありません。ただし、毛が硬いブラシなどを使ってしまうと傷の要因になるため、その点は注意しましょう。
靴箱や収納棚は、靴や収納しているものをすべて取り出し、貯まった砂埃を除去します。臭いが気になる場合は、消臭・除湿効果のある重曹水で拭き上げます。
ベランダ
ベランダを掃除するときは、同時に防水施工の劣化具合もチェックすることをおすすめします。ベランダの床面には、雨水の侵入を防ぐため防水塗膜が塗布されています。表面に細かな傷やヒビのようなものが見られる場合は、防水効果が損なわれている可能性があります。
防水塗膜の耐用年数は10年ほどです。綺麗にした状態で傷やヒビが見られる場合は、トップコートの塗布などを検討しましょう。掃除する際には、防水塗膜に傷を付けないよう、やわらかいブラシや布巾で汚れを落とします。
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まとめ
大掃除の範囲は、日常的には掃除しない箇所も含め多岐にわたります。隅々まで綺麗にして気持ちよく年始を迎えるためにも、チェックリストを作成して計画的に進めることをおすすめします。自分では難しいエアコンや換気扇などの掃除をプロに任せるというのも、効率的に大掃除を進めるための手段のひとつです。

