カーペットは部屋の模様替えや、劣化、引っ越しのタイミングで買い替えたい家具の一つですが、どこに連絡して、どのように処分できるのか、その方法について解説します。
カーペットを処分する場合ごみ分別を知ることが必要
ごみを処分する場合に悩むのは、ごみの分別です。例えば、可燃ごみは家庭から出るごみの中で最も多く、毎週のように処分する機会があるため、処分方法に困ることはありません。しかし、カーペットを処分したい場合は、生地の性質上、可燃ごみとして扱っても問題なく見えますが、面積が広くサイズも大きいため、指定の袋に入らない場合があります。このような時、カーペットは可燃ごみなのか、粗大ごみなのか理解していないと誤った方法で処分することになるため注意しなければなりません。
カーペットは一般的に、ごみとして処分する場合は、粗大ごみとして扱われます。やはり、その大きさから通常のゴミ出しでの処分は困難と判断されるため、粗大ごみと設定される場合が多くなります。しかし、ごみの分別は、自治体によりルールが異なるため、カーペットは焼却できるから可燃ごみとするか、サイズが大きいため粗大ごみとするかは、処分する住居地の自治体ホームページで確認する必要があります。
川崎市の可燃ごみの定義
川崎市で設定されている可燃ごみは普通ごみと言われるもので、空き缶、ペットボトル、空き瓶、使用済み乾電池、ミックスペーパー、プラスチック製容器包装、小物金属、粗大ごみ以外のごみとされています。生ごみや日常生活で出るごみの多くはこれに該当し、川崎市では他にも、コップや茶碗などのワレモノや、蛍光管も、厚紙等にワレモノ、蛍光管と記載すれば普通ごみと同じように収集してもらえるシステムとなっています。普通ごみの収集は、週2回となっており、指定場所において無料で収集が行われます
川崎市の粗大ごみの定義
川崎市で設定されている粗大ごみの定義は分かりやすく、主に30センチメートル以上の金属製品、50センチメートル以上の家具類などとされています。例として、布団、ふすま、クッション、自転車のかごなどが該当します。さらに、粗大ごみとして回収できないと指定されている品物があり、重量が極めて重いもの（100kg以上）や、長さが極めて長いもの（2メートル以上）の処理困難物、事業系活動に伴って出る粗大ごみ、パソコン、自動二輪車、家電4品（エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機）が当てはまります。これに当てはまらない粗大ごみは、申し込みした場合に限り、月2回の収集が有料で行われています。
川崎市でカーペットを処分する場合は粗大ごみとして処分する
川崎市の可燃ごみと粗大ごみの定義を見ると、カーペットの大きさでは基本的に粗大ごみに含まれることが分かります。そのため川崎でカーペットを処分する場合には粗大ごみの処分方法を確認します。基本的に粗大ごみに含まれるといった理由については、カーペットはものによって小さく切り刻むことが可能で、畳んだり丸めたりすれば袋に入り、可燃ごみとして処分できるものがあるからです。その方法でも処分できるため、小さいサイズのものであれば、可燃ごみとして処分しても問題ありません。ただし、カーペットは切るとなると生地が固く、大きいサイズだと、かなりの時間と労力を使うため、よほどの理由がない限り通常の粗大ごみとして処分した方が簡単に処分できます。
川崎市でカーペットを処分する方法
川崎市でカーペットを処分する２つの方法と処分に関する注意点について紹介します。
収集日に指定場所にて収集してもらう
川崎市では、月2回有料で、粗大ごみの収集が出来ます。具体的な方法としては、電話やインターネットを使い粗大ごみ収集の依頼をします。依頼する場合は、各自治体のルールに従い収集日を確認し、収集日の3日前までに連絡をする必要があります。依頼が完了した後は、「川崎市粗大ごみ処理券」を購入します。この券を購入する際の料金が粗大ごみの処分費用という扱いになり、購入は、市内のコンビニエンスストアか、市内の郵便局で可能です。また、収集日当日までに、「受付番号」「氏名」「収集日」を記載した、粗大ごみ処理券をカーペットの見やすい位置に貼り付け、当日は指定場所にカーペットを運び一連の流れは終了となります。
手数料に関しては、最長辺が30センチメートル以上50センチメートル未満で全部または一部金属のものが200円、最長辺が50センチメートル以上180センチメートル未満のものが500円、最長辺が180センチメートル以上で幅が10センチメートル未満のものが500円、最長辺が180センチメートル以上のものが1,000円という設定になっています。
そのためカーペットを処分する場合は、ほとんどの品物が最長辺50センチメートルを超えので、500円以上の手数料がかかります。有料ではありますが、月に2回の収集日が用意されているため、比較的簡単で素早く処分することが可能です。しかし、収集日に予定が入っているなどの理由から処分できないタイミングが続く可能性があるため、その点は注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼する方法は、カーペットなどの粗大ごみを処分したい場合に、収集日を待つのではなく、直接回収しに来てもらうよう依頼する処分方法です。電話やインターネットから回収の申し込みをすると、回収業者が直接自宅まで来てくれる仕様になっています。
カーペットは持ち上げると意外と重い家具のため、女性や年配の方、マンションに住んでいるため運ぶことができないといった場合には有難い処分方法です。先に話した指定場所にて収集する方法と同様、この方法も有料にはなりますが、業者に合わせるのではなく、自分の都合の良い時に回収してもらえる方法となっているため、忙しくて時間がない人や、市のごみ収集だと処分するタイミングが合わない人、引っ越しなどで早く処分したい人に、最適な処分方法となります。
川崎市で持ち込み処分はできない
持ち込み処分とは、地域のごみ処理センターに処分したい品物を持ち込むことで、その場で処分が完了するといった方法です。収集日に指定場所に運ぶ必要がなく、持ち込むだけのため簡単に処分できる方法です。
川崎市でカーペットを処分したい場合に、自分でごみ処理センターに運ぶ、この持ち込み処分をしたいという人もいますが、川崎市では原則、持ち込み処分は行っていません。前もって確認の連絡をせずにごみ処理センターに持ち込んでも対応してもらえず、無駄足になる可能性があります。川崎市では、引っ越しで収集日に間に合わない場合などの特別な理由で持ち込み許可を得ることができるため、そのような事情がある場合は、川崎市粗大ごみ受け付けセンターで先に確認しましょう。
川崎市でカーペットを処分する方法を理解しスムーズに処分しよう
川崎市でカーペットを処分する方法2つを解説しました。カーペットは、可燃ごみにも粗大ごみにもなる複雑な分類の家具ですが、その性質を正しく理解することで迷うことなく、スムーズに処分を行うことができます。また、どの処分方法も事前に予約が必要となります。
まとめ：カーペットの処分は片付け堂川崎店にご依頼ください
川崎市で今すぐカーペットを処分したい方は、不用品回収業者を利用しましょう。
川崎市の片付け堂川崎店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。
お見積りやお問い合わせは無料です。川崎市でカーペットを手軽に処分したいとお悩みの方は、ぜひお問い合わせください。
