掃除する上で欠かせない家電と言えば掃除機です。壊れてしまったり、性能の良いものに買い替えたい場合の処分方法について、大阪市では、どのようにして掃除機の処分ができるのか解説していきます。
掃除機は不燃ごみ？粗大ごみ？
掃除機を処分する場合、ごみとして処分するのが一般的です。ごみとして処分する場合には、ごみ分類の把握が必要であり、間違った方法で処分すると、ごみとして回収してもらえないことがあります。そのようなトラブルを防ぐためにも、掃除機はどの分類に当てはまるのかを知らなければなりません。一般的に掃除機は、不燃ごみか粗大ごみとして扱われ、掃除機の大きさや長さによってこの2つに分けられます。不燃ごみの場合は、不燃ごみ用の袋や透明袋に入れ回収日に運び出すといった方法で処分できます。また、粗大ごみの場合は、回収依頼をして回収してもらう方法や、指定場所に置いておけば回収してもらえるといった方法があります。
どちらにしても運び出す手間はかかりますが、ごみとして処分することできます。しかしこれは、あくまで一般的な場合の話です。ごみの分類に関しては、自治体によって異なるため、自分の所属する自治体のルールに従う必要があります。掃除機を処分する際には、その自治体で掃除機のごみ分類が、不燃ごみか粗大ごみかを事前に確認することが必須です。
大阪市で掃除機を処分する場合は粗大ごみとして扱う
大阪市で掃除機を処分したいと考えている場合、ほとんどの自治体で掃除機は粗大ごみとして扱っています。粗大ごみの分類について、大きさが決められており、家庭の日常生活から出されるごみで、最大の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルをこえるものを粗大ごみとしています。また、粗大ごみとして回収しないものも決まっており、エアコン、テレビ、冷蔵庫及び冷凍庫、洗濯機及び衣類乾燥機、蛍光灯管、資源可能な古紙、危険なものや処理が困難なもの、事業系ごみ、建築及び増改築等の伴う建築廃棄物やコンクリートがらなどのごみ、これらがその対象となっています。[注1]
そのため、大阪市では、大きさを基準として掃除機は粗大ごみとされているため、掃除機の処分する場合は、粗大ごみの処分方法を確認しなければなりません。
[注1]大阪市：ごみの出し方
掃除機の処分に分解は必要？
掃除機を処分する際に、分解して処分した方がいいのか疑問に思う人もいますが、結論として分解しなくても処分することができます。掃除機を分解してごみに出す理由は、粗大ごみではなく一般のごみとして回収してもらうためです。粗大ごみとは先に話した通り、大阪府内であればほとんどの自治体は、辺や径が30センチメートルを超えるものとしているため、それより小さい物であれば不燃ごみなどに分類される場合が多くなります。小さく分解することのメリットとしては、部品に分けて処分することができるようになり粗大ごみを処分する際の費用がかからなくなるということです。しかし、掃除機の分解となれば物によって構造が複雑になっているため、難しく危険です。その場合は無理にしなくても処分に問題はないため、処分する際、分解は必要ありません。
大阪市で掃除機を処分する方法
粗大ごみである掃除機を処分したい場合には大きく分けて4つの方法があります。
ごみ処理施設へ持ち込む
持ち込み処分といわれる処分方法になり、大阪府内では比較的安い価格で処分することができます。ごみ処理施設へ持ち込み処分する方法としては、電話やネットで施設に問い合わせをし、予約した日時に粗大ごみを運び出すといった簡単な方法です。処分してもらいたい場合には、前日までに住居地近くの施設へ連絡をし予約を取ります。連絡なしで行ってしまった場合は回収してもらえない可能性があるため、注意が必要です。また、日付に関しては、希望の日付ではなく指定された日に持ち込む必要があるため、その点は自由がきかないシステムとなります。掃除機の持ち込みであれば1人で持ち運ぶことが可能なため、負担は少ないですが、確実に予約し確認しなければ持ち込み自体無駄になってしまうのと、日付指定に応じることができない場合は利用できないため注意しなければなりません。[注1]
[注1]大阪市：ごみの出し方
リサイクルショップへ持ち込む
ごみ処理施設ではなく、リサイクルショップに持ち込む方法です。持ち運びをする点に関してはごみ処理施設に持ち込む方法と変わりありませんが、最大のメリットは買い取りしてもらうことが可能ということです。この方法も店舗によってはいきなり持ち込んでも買い取りしてもらえなかったり、査定に時間がかかる場合があるため、事前に連絡した方が安心できます。上手く買い取りできれば処分の費用もかかりませんし、お得な処分方法といえます。ただし、この方法の注意点としては、持ち込む掃除機が正常に動くことが前提となりますので、古いだけなら買い取りの可能性もありますが、故障している場合は買い取りできません。その場合は、ごみとして処分するしかないため、事前に掃除機が作動するか、極端な汚れがないかなど確認する必要があります。
粗大ごみセンターへ回収依頼する
市内の粗大ごみ収集センターへ問い合わせをし、持ち込みではなく回収しに来てくれるよう依頼する処分方法になります。具体的な方法としては、市や区内の粗大ごみ収集センターへ問い合わせをし回収の依頼をします。申込の際、住所や氏名などの個人情報の他、回収する品物の名前、サイズなどを聞かれるので答えられるように事前に計測しておく必要があります。[注3]
また、受付が完了したら、粗大ごみ処理手数料券を貼り付ける必要があるため、これも事前の準備が必要です。粗大ごみ処理手数料券とは、粗大ごみを処分する際にかかる費用になり、この券は取扱店の表示がある店舗で購入が可能です。粗大ごみセンターへ回収依頼する方法は、自分で持ち込みする必要がないため、時間を割くことはありませんが、処分にあたり約1,000円程度の粗大ごみ処理手数料券を購入し、品物に貼り付け、指定場所に置くという手間がかかります。さらに、回収日は、申し込みから4日から1カ月後先になるため、長い期間待たなくてはなりません。そのためすぐに処分したい場合の利用は難しいといえる処分方法になります。
[注3]大阪市：ごみの持込み
不用品回収業者に依頼する
掃除機を処分したい場合に上記の方法だと、日付けが限られていて都合がつかない、手数料券を購入や持ち運ぶのは時間がないため難しいという場合には、不用品回収業者に依頼する方法が適しています。この方法であれば、こちらの都合に合わせて回収しに業者がきてくれるため、自分で持ち込みなどの準備をする必要がありません。また、いらなくなった掃除機は場所を取るため早く処分したい場合や、引っ越しで急いでる場合など、スムーズに処分することが可能になります。
さらに他にも処分したい家具や家電があるけれど処分方法が分からずに放置されているものも一緒に回収してもらえるため、電話でその旨を伝えると一石二鳥にもなります。仕事の都合で時間が取れないため、自分の都合に合わせていらないものを処分して欲しい、持ち出しにかかる時間も惜しい、そんな状況であれば一番のおすすめ処分方法です。しかし、他の処分方法と同じで料金がかかるため、何を処分したいのか事前に決め、必要となる料金の確認は必須となります。
大阪市での掃除機の処分方法を理解して確実に処分する
大阪市で掃除機を処分する場合の4つの方法を解説しました。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分の都合に合わせて処分したいのか、急ぎで処分したいのかなど、どの方法が合っているか選択する必要があります。また、大阪府内で掃除機を処分したいとなると、電話やネット予約が必須です。処分方法を間違えずに、正しい処理方法を理解することで安心して掃除機の処分を行えます。
まとめ：掃除機でのマッサージチェアの処分は片付け堂大阪店にお任せください
手間をかけずに掃除機を処分したい方は、不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者の片付け堂大阪店は、お見積もりやお問い合わせを無料で受け付けております。即日対応も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
