お住まいで「古いカーペットを処分したいけれど、どうやって捨てたらいいの?」とお困りの方もいるかもしれません。
なかには、そもそもカーペットが何のごみにあたるのか、よくわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、カーペットを処分する際の方法を取り上げます。
5つの処分方法を紹介し、それぞれ具体的に解説していきますので、参考にしてください。
カーペットを処分するには?5つの方法を紹介
カーペット処分の方法は、以下の5つです。
カーペットを処分する方法5つ
- 粗大ごみとして処分する
- 可燃ごみ・不燃ごみとして処分する
- 処理施設へ自己搬入する
- リサイクルショップに依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
まずは、これら5つの方法を簡単に紹介します。
粗大ごみとして処分する
自治体によって違いがあるものの、基本的に大きなサイズのカーペットは粗大ごみとして処分します。指定されているごみ袋に入らないものや、1辺が30cmを超えるサイズのカーペットは粗大ごみと考えましょう。
判断に迷う場合は、直接確認をとってみることをおすすめします。
可燃ごみ・不燃ごみとして処分する
足拭きマットのような小さなサイズのカーペットであれば、松江市指定のごみ袋に入れ、可燃ごみや不燃ごみとして処分することができます。
なお、可燃ごみか不燃ごみ、いずれのごみで出すかは、カーペットが何の素材で作られているかにより変わります。一般的には、い草や綿、ウールなどの天然素材でできたカーペットは可燃ごみとして、レーヨンやアクリル、ポリエステルなどの合成繊維で作られたカーペットは不燃ごみとして処分するケースが多いようです。
裏地に滑り止めのゴムがついているカーペットは、基本的に不燃ごみとして扱います。
処理施設へ自己搬入する
カーペットを処理施設へ自己搬入することにより、処分できます。
自分で処理施設へ持ち込めないサイズのカーペットであれば、松江市の指定する一般廃棄物収集運搬許可業者への依頼も可能となります。ただし、この場合は別途収集運搬費用が必要です。
リサイクルショップに依頼する
状態のよいカーペットであれば、リサイクルショップに持ち込みをして買い取り依頼もできます。
シルク・ウール素材のカーペットやペルシャ絨毯などは、リサイクルショップで特に人気が高い品物です。
ただし、リサイクルショップによっては、カーペットの買い取り自体を受け付けていないこともあります。買い取りをしてもらえない場合、そのまま持ち帰ることになるため、事前にカーペットが買い取りの対象かどうかを店舗に確認しておきましょう。
不用品回収業者に依頼する
カーペットの処分を民間の不用品回収業者に依頼する方法です。
一般的には電話やホームページ、LINEなどを利用し、不用品回収業者へカーペットの回収を依頼します。
自宅までカーペットを取りに来てくれる業者が多く、手間をかけずに処分できる点がメリットといえるでしょう。また、即日の回収に対応している業者や、カーペット以外の不用品をまとめて回収してくれる業者などもあります。カーペット処分の際、「早めに処分したい」「引越しのためほかの荷物も一緒に処分したい」などの希望があれば、依頼前に調べてみるのがよいかもしれません。
カーペットを粗大ごみとして処分する方法
カーペットを粗大ごみとして処分する場合には、次の手順で申し込みを行います。
カーペットを粗大ごみとして処分する手順
- 粗大ごみの受付センターまで、電話もしくはメールで申し込みを行う
- 必要な枚数分の粗大ごみ処理手数料券を購入する
- 申し込みを行った粗大ごみの持ち出しを行う
ここからは、カーペットを粗大ごみとして処分する具体的な手順を確認していきます。
粗大ごみの受付センターまで、電話もしくはメールで申し込みを行う
粗大ごみの受付センターでは、電話かメールで申し込みを受け付けています。電話の場合には、月曜日から金曜日(祝日を除く)の8時30分から17時まで、メールの場合は24時間365日いつでも受付を行っています。
メールで申し込みをする場合には、メールタイトルに「収集希望」と記入してください。
そして本文に住所、氏名、日中連絡がとれる電話番号とごみの内容を記入して送信しましょう。後日、受付センターから、収集品目と収集日の確認電話があります。収集日はメモやカレンダーなどに控えておきましょう。
必要な枚数分の粗大ごみ処理手数料券を購入する
カーペットを粗大ごみとして処分するために必要な枚数分だけ、粗大ごみ処理手数料券を購入します。処理する粗大ごみ1個につき、763円の粗大ごみ処理手数料券を購入します。
申し込みを行った粗大ごみの持ち出しを行う
申し込み者の氏名または受付番号を粗大ごみ処理手数料券に記入し、粗大ごみ(カーペット)に貼り付けてから、申し込み時に指定された収集日の午前8時30分までに指定の収集場所に持ち出しをしておきます。
カーペットを可燃ごみ・不燃ごみとして処分する方法
カーペットを可燃ごみ・不燃ごみとして処分する際、市指定のごみ袋に入れて処分します。指定のごみ袋に入らない場合は、小さく折りたたむかハサミで切ってごみ袋に詰め、処分しましょう。
カーペットは小さく正方形の形に切って、ひもでしばってごみ袋に入れます。
ハサミやカッターを使う際はけがをしないよう軍手を着用し、汚れてもよい服装で作業しましょう。
カーペットを処理施設へ自己搬入して処分する方法
カーペットを処理施設へ自己搬入して処分する場合、松江市では、次の手順で行います。
カーペットを自己搬入して処分する手順
以下、具体的な自己搬入時の手順を紹介します。
受付で搬入申請書に記入し、ごみ積載量の計量を行う
処理施設で搬入申請書に必要事項を記入し、受付を行います。その後、施設内職員と、ごみの内容物と積載量の確認をします。
指定場所にごみを降ろす
処理施設内の職員の指示に従い、指定場所に処分するごみを降ろします。
再計量の後、処理手数料の支払いを行う
処分するごみの再計量を行い、ごみの量に応じた処理手数料の支払いを行います。
自己搬入するごみの受付場所や受付時間については、松江市のホームページを参考にしましょう。
カーペットの回収を不用品回収業者に依頼する方法
カーペットの回収を不用品回収業者に依頼する場合、次の方法が一般的です。
カーペットを不用品回収業者に回収してもらう手順
- 不用品回収業者に問い合わせを行う
- 業者に回収を行ってもらい、料金を支払う
不用品回収業者に問い合わせを行う
電話や業者のホームページやLINEなどを利用し、不用品回収業者に問い合わせます。
時間を問わず回収作業を行っている業者や即日回収が可能な業者も多く、処分する日時の希望を比較的叶えやすい点がメリットです。
業者に回収を行ってもらい、料金を支払う
業者にカーペットの運び出し・回収を行ってもらい、料金を支払います。料金設定は業者によって異なるものの、基本料金とカーペットの回収費用がセットになっているケースが多いようです。
なお、不用品回収業者を選ぶ場合は、必要な許可を得ていない業者に注意しましょう。
回収後に高額な料金を請求されたり、回収した不要品を不法投棄されたりといったトラブルに発展するおそれがあります。無料回収を謳いながら巡回している無店舗の業者なども避けたほうが無難です。
不用品回収業者なら、片付け堂松江店がおすすめ
違法な不用品回収業者による不法投棄や高額請求の問題も、松江市から一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している片付け堂松江店では心配ございません。
カーペット処分の際は自分に合った方法を選択しよう
カーペット処分の方法は、主に以下の5つです。
- 粗大ごみに出す
- 可燃ごみ・不燃ごみに出す
- 処理施設へ自己搬入する
- リサイクルショップに依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
カーペットは小さく切れば可燃ごみや不燃ごみとして捨てることができます。
切るのが難しいサイズや素材のカーペットの場合は、粗大ごみとして捨てるケースが多いようです。
手間とコストなどを考慮して最適な処分方法をみつけましょう。