川崎市にお住まいで
「引っ越しの際に仏壇を処分したい」「古い仏壇を今の家に合った物に変えたい」という方は、
「どうやって仏壇を処分すればいいんだろう」とお悩みではないでしょうか。
頻繁に処分するものではないうえに、一般的なごみとして処分するのは罰当たりな気がしてしまうお仏壇の処分に頭を悩ませてしまう方は多いです。
そこでこの記事では川崎市で仏壇を処分する方法や費用、注意点について解説します。
仏壇とともに仏具や遺品整理もしたいという方におすすめの方法も紹介しますので、仏壇の処分で悩んでいる方は参考にしてみてください。
川崎市で仏壇を処分する4つの方法
ではさっそく、川崎市で仏壇を処分する方法を紹介していきます。
ご自身にどの方法が合っているかイメージしながら読み進めてみてください。
粗大ごみとして出す
川崎市では事前に申し込みをして、川崎市粗大ごみ手数料券を購入して指定日の朝8時までに搬出すれば、粗大ごみとして仏壇の回収を行っています。あまりごみとして出されている仏壇を見たことはないかもしれませんが、自治体のルールでごみとして出せるようになっているので、問題はありません。
粗大ごみの持ち込みを受け付けている自治体もありますが、川崎市では受け付けていないので、自治体に依頼する場合は戸別回収になります。受付は電話かインターネットで可能です。
不用品回収業者に依頼する
粗大ごみとして処分できるといっても、仏壇はサイズも大きいですし、重さがあるものも多く、ご自身で搬出するのが難しい場合もあるでしょう。そんなときにおすすめなのが不用品回収業者に依頼する方法です。
仏壇だけを回収してもらうこともできますし、遺品整理をして不要になったものや、引っ越しで不要になった家財・家電などもまとめて処分してもらえます。
回収日も都合のいい日で決められるので、忙しい方や早く処分したいという方にもおすすめです。
仏壇・仏具店に相談する
「ごみとして処分するのはなんだか気が引ける」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、仏壇店や仏具店に相談してみるのも一つの方法です。
仏壇店や仏具店は、お寺と繋がりのあるところも多く、仏壇の取り扱いに慣れています。
仏壇の買い替えを検討している場合は、特に仏壇店に相談してみるといいでしょう。
新しく仏壇を購入する代わりに、仏壇の処分費用を割引いてくれることもあるかもしれません。
ただ、必ずしも全ての仏壇店・仏具店が仏壇の処分をしてくれるわけではないので、相談したいと考えている場合は覚えておくといいでしょう。
お寺に相談する
ごみとして出すのは気になるという方は、普段からお付き合いのある菩提寺に仏壇を引き取ってもらうことも可能です。菩提寺であれば宗派も同じなので、スムーズに引き取ってくれるでしょう。
ただし、普段お付き合いをしていないのであれば、断られてしまったり、費用がかなり高くなったりする可能性もあります。
また、菩提寺以外のお寺に相談する場合は、宗派が同じお寺を選ぶことをおすすめします。
違う宗派でも処分を引き受けてくれるところもありますが、断られてしまうケースも多いです。
【方法別】川崎市で仏壇を処分する際にかかる費用
川崎市で仏壇を処分する方法は、前章で紹介した通り4つあります。
それぞれの方法でどれくらいの費用がかかるのか知っておきましょう。
- 処分方法
- 費用
- 自治体
- 500〜1000円
- 不用品回収業者
- 30,000円〜
- 仏壇店・仏具店
- 80,000円~
- お寺
- 10,000〜100,000円程度
自治体の場合は、最長辺の長さが180cm未満なら500円、180cm以上なら1000円です。
不用品回収業者の場合はサイズによって費用が変わります。
また、他にも不用品があるかどうかで費用が変わるので、まずは見積もりを依頼してみましょう。
仏壇店・仏具店やお寺に処分してもらう場合、はっきりと処分費用が決まっているわけではありません。仏壇のサイズにもよりますが、仏壇店の場合は買い換えるかどうかで費用が変わる可能性が高いです。お寺の場合は普段のお付き合いによって、費用が変わってくると考えておきましょう。
仏壇を処分する際にしなくてはいけないこと
仏壇を処分する際、位牌に宿っているご先祖さまの魂を抜くための開眼供養(魂抜き)をするのが一般的です。宗派によっては行われない場合もありますし、どの宗派でもやらなければいけないというわけではありません。
ただ、開眼供養を行うのが一般的な宗派であれば、開眼供養をしてから仏壇を処分した方が、気持ち的にも安心するはずです。
仏壇の開眼供養は、菩提寺(普段からお付き合いのあるお寺)に依頼します。菩提寺がない場合は、同じ宗派のお寺にお願いするか、仏壇店に相談できることもあるので、確認してみましょう。
開眼供養の場合は、お寺にお布施を渡すことになります。お布施の額は明確に決まっているわけではありませんが、3〜5万円程度と考えておきましょう。
今までご先祖さまの魂が宿っていた位牌のある仏壇ですから、処分の日程を決める前に、開眼供養から検討するようにしてください。
仏壇を処分する際の注意点
仏壇を処分するときは、これから紹介する2つのことに注意しておきましょう。
丁寧に取り扱う
仏壇はご先祖さまや亡くなったご家族を偲ぶために使用してきた大切なものです。
開眼供養をして位牌から魂を抜いたとしても、大切なものであったことには変わりありません。
処分することにはなりますが、丁寧に扱うようにしてください。
とくに年配の方は「仏壇は大切に扱うもの」という概念を持っている人が多いので、位牌に魂が宿っていた方と関係がある方たちにも配慮して扱うことが重要です。
仏壇の中身をしっかり確認する
仏壇には引き出しがついています。処分する際は必ず引き出しのなかもチェックして、中身が残っていないか確認してください。
隠れ引き出しがついている事もあり、その中に印鑑や通帳など貴重品を保管している方も多いです。
また、仏壇に家系図などの大切なものを入れている方もいます。位牌や遺影は目につくのでそのまま処分してしまうことはないでしょうが、隅々まで確認してから仏壇を処分するようにしましょう。
仏壇の処分なら不用品回収業者がおすすめ
仏壇を処分する方法を4つ紹介しましたが、特におすすめするのは不用品回収業者に依頼する方法です。不用品回収業者がおすすめの理由を紹介します。
理由 1. 仏具も一緒に処分できる
仏壇の処分を検討している方のなかには、一緒に仏具の処分を検討している方も多いのではないでしょうか。
不用品回収業者に依頼すれば、仏具の処分も一緒にできます。あれこれ考える必要がなく、全てを業者にお任せできるので、何かとわからないことが多い仏壇や仏具の処分でも安心です。
理由 2. 遺品整理も依頼できる
核家族が多い現代では、祖父母や両親が亡くなったのを機に、家を処分する際、仏壇の処分をするという方も多いのではないでしょうか。家を処分するということは、祖父母や両親の残した遺品も整理しなければなりません。遺品整理は大量のものを処分しなければならず、かなり時間と手間がかかることもあります。
不用品回収業者なら、仏壇の処分と遺品整理を一緒に頼むこともできるので、大変な作業を一括して任せることが可能です。遺品整理後の買取を同時に行いたい場合は、一般廃棄物処理業許可証と古物商許可証の両方を持っている業者かどうか必ず確認しましょう。
理由 3. 家財や家電も一緒に処分してもらえる
引っ越しを機に仏壇を処分したいという場合、ご家庭にある家財や家電の処分を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。また大きな家財や家電でなくても、衣類や食器など、細々とした不用品が出てくることもあります。
不用品回収業者なら、これらを一括して処分してくれるので、忙しい引っ越しの時でもスムーズに不用品を処分できます。
理由 4. 搬出や運搬をスタッフに任せられる
大きな仏壇を搬出したり、車に乗せて運搬するのはかなり大変です。仏壇のサイズにもよりますが、知人にお願いしたり、車両をレンタルしたりする必要があるケースもあるでしょう。
しかし不用品回収業者なら、業者のスタッフが搬出から運搬まで全て担当します。
業者のトラックで運搬しますので、わざわざ車両を借りる必要もありません。
川崎市で不用品回収業者に仏壇処分を依頼するときの注意点
川崎市にはたくさんの不用品回収業者がありますが、後悔しない仏壇の処分をするなら、不用品業者選びにも注意が必要です。これから紹介する注意点を押さえて、業者を選ぶようにしましょう。
川崎市で一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている
不用品回収業者は自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ていなければ違法になります。
近年は悪徳不用品回収業者も増え、許可を得ないで営業している業者も多いです。必ず一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者か確認してください。
遺品整理で出てきた価値のあるものの買取を同時に行いたい場合は、古物商許可証を取得している業者かどうかも必ず確認しましょう。
口コミを確認する
業者の評判をチェックするなら、口コミを確認するようにしましょう。
業者のホームページに口コミが掲載されている場合もありますが、口コミサイトもチェックするようにしてください。実際に利用した人の声は、業者選びの重要な判断材料になります。
料金体系がはっきりしている
優良な不用品回収業者は、ホームページで料金体系をはっきりと提示しているはずです。
料金を見て不明瞭な点が多い業者はおすすめしません。
ホームページなどでは提示されていなかった追加料金を加算される可能性があります。
また、必ず見積もりを依頼し、見積もりに記載されている金額以外に料金が発生する可能性があるのか確認するようにしましょう。
川崎市で仏壇の処分をするなら遺品整理もできる
「片付け堂川崎店」におまかせ
仏壇の処分は一生に一度するかしないかなので、わからない点がたくさんあるはずです。
仏壇を処分する際は開眼供養が必要なことがほとんどですから、まずは菩提寺に相談してみましょう。
「仏壇や仏具を同時に処分したい」「遺品整理もしたい」という川崎市にお住まいの方には、全国チェーンの片付け堂がおすすめです。