「古くなったプリンターの処分方法が分からない」とお悩みの方も多いでしょう。
プリンターのような小型家電は自治体ごとに処分の仕方が違うため、
廃棄にあたってお住まいの自治体ごとの資源ごみ処分ルールを正しく理解しておくことが大切です。
今回は京都市にお住いの皆様に向けて京都市でのプリンターを処分する方法を紹介します。
京都市でプリンターを処分する方法
京都市でプリンターを処分する方法には以下の5つがあります。
- 「拠点回収」で処分する
- 「移動式拠点回収」で処分する
- 「粗大ごみ」として処分する
- 「宅配便」で回収してもらう
- 買い替え時に「協力電気店」で回収してもらう
なお、京都市では「可燃ごみ」や「不燃ごみ」としてプリンターを処分することができません。
小型の家庭用プリンターは「拠点回収」や「宅配便」での回収、
大型のプリンター・複合機は「粗大ごみ」で処分しましょう。
「拠点回収」で処分する
「拠点回収」は京都市内の指定箇所で不要な資源ごみの無料回収を実施する行政サービスです。
プリンターを始めとした小型家電の拠点回収は「小型家電リサイクルボックス」が設置された区役所・支所、まち美化事務所、商業施設など36カ所で実施されています。
[参考]京都市:小型家電リサイクル回収場所一覧 (参照:2022/3/24)
回収ボックスに投入できる家電のサイズは「高さ30cm×幅40cm×奥行40cm」以内のものに限られます。
一般的な家庭用プリンターではサイズオーバーとなる可能性もあるため、処分するプリンターのサイズは必ず確認しておきましょう。
「移動式拠点回収」で処分する
「移動式拠点回収」では、各地区のまち美化事務所が市内の公園や学校などの身近な場所に出向き資源ごみを無料回収します。
回収可能な小型家電のサイズは通常の拠点回収と同様に「高さ30cm×幅40cm×奥行40cm」以内です。
移動式拠点回収は地区ごとに毎月1~2回程度実施されており、回収場所は毎回変わります。
実施スケジュールは京都市のホームページ、もしくは管轄のまち美化事務所でご確認ください。
[参考]京都市:移動式拠点回収事業/実施日程(行政区別) (参照:2022/3/24)
「粗大ごみ」として回収を申し込む
拠点回収では処分できない大型のプリンター・複合機は「粗大ごみ回収」で処分しましょう。
粗大ごみ回収は回収物のサイズに応じた手数料が発生します。
一般的な家庭用プリンターの場合、処分手数料は400円です。
粗大ごみ回収を希望する際は「京都市大型ごみ受付センター」へ電話で申し込みを行います。
詳細は以下の通りです。
<受付時間>
毎日(※年末年始を除く) 午前8時30分~午後4時30分
<収集日>
申し込み日から1週間程度
「手数料金額」「収集日」「収集場所」は申込時に伝えられます。
処分するプリンターに手数料と同額の「粗大ごみ処理手数料券」を貼り付け、指定された日時に運び出しを実施してください。
なお「粗大ごみ処理手数料券」は京都市内のコンビニエンスストア等で購入可能です。
[参考]
京都市:大型ごみ(参照:2022/3/24)
京都市:【単体での販売(取扱)店舗等】(参照:2022/3/24)
「宅配便」で回収してもらう
京都市では民間事業者(リネットジャパン株式会社=小型家電リサイクル法に基づく国の認定事業者)と提携した小型家電回収サービスも実施しています。
回収手数料が発生しますが、指定日時に自宅まで回収に来てもらえる点がメリットです。
リネットジャパン株式会社による小型家電回収の概要は、以下の通りです。
- 回収対象家電:400品目以上
- 回収場所:自宅(玄関先)
- 回収費用:1,500円(税抜)※パソコンを含む場合は無料
- 回収可能サイズ:3辺合計140cm以内の段ボール箱に入るだけ
- 申し込み方法:インターネット※24時間受付
[参考]リネットジャパン株式会社 こちらから (参照:2022/3/24)
買い替え時に「協力電気店」で回収してもらう
京都市では市内約200店舗(令和2年7月時点)の家電量販店と提携しており、そのような「協力電気店」では不要な家電の無料回収を実施しています。
回収対象は「高さ30cm×幅40cm×奥行40cm」以内の家電です。
ただし家電4品目(テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機)とパソコンおよび石油・灯油ストーブを除きます。
協力電気店に不要家電の回収を依頼する際は「同種類・同数」の家電購入が条件です。
不要な家庭用プリンター1台を回収してもらうためには、そのお店で家庭用プリンター1台を購入しなければなりません。
なお、協力電気店についての詳細は京都市まち美化推進課で確認できます。
京都市でプリンターをお得に処分する方法
京都市の行政サービスを利用する以外にも、不要なプリンターを個人で売却して処分する方法もあります。
少しでもお得にプリンターを処分したいとお考えの方は以下の方法もお試しください。
リサイクル業者に買い取ってもらう
正常に作動するプリンターであれば「リサイクルショップ」や「中古家電販売店」等での売却を検討してみましょう。
家庭用プリンターの買い取り価格は3,000〜5,000円が相場です。
有名メーカーの人気機種であれば1万円以上の査定がつくケースもありますので、まずはお近くのリサイクル業者に相談してみましょう。
「フリマアプリ」「ネットオークション」で売却する
近隣にリサイクル業者がない場合は「フリマアプリ」や「ネットオークション」での売却もおすすめです。
プリンターの引き渡しには梱包や発送手続きなどの手間が生じますが、
自身で販売価格を設定できるため業者買い取りよりも高額で売却できる可能性があります。
京都市でプリンターを廃棄処分するときの注意点
プリンターを廃棄処分するときの注意点について紹介します。
適切な処置をせずに廃棄してしまうと思わぬトラブルを招く恐れもあるため、しっかり確認しておきましょう。
「インク」や「トナー」は外して処分する
プリンターを廃棄する際は本体と「インク」や「トナー」のカートリッジを別々に処分しましょう。京都市の場合、インク・トナーのカートリッジも拠点回収での処分となります。
また、純正カートリッジであれば家電量販店での回収も可能です。
「ハードディスクのデータ」を消去する
プリンターは本体内蔵のハードディスクのデータを消去するか、もしくはハードディスク自体を取り外してから処分しましょう。
ハードディスクには印刷履歴や個人情報が記録されている場合もあり、不用意に廃棄すると個人情報流出といったトラブルを招きます。
USBメモリーやSDカードなどの外し忘れにも要注意です。
事業用プリンターの処分は「産業廃棄物処理業者」に依頼する
オフィスなど事業で使用されていたプリンターは家庭ごみとして処分することはできません。
業務用プリンターは産業廃棄物として扱われるため、専門の免許を有する業者に処分を依頼しましょう。
不用品の一括処分は片付け堂京都店におまかせ!
「プリンター以外にも不要な家電や家具をまとめて処分したい!」という方は不用品回収専門業者の利用もおすすめです。京都市の片付け堂京都店ではお客様からの依頼内容に応じて料金の見積りを提示し、希望の日時で不用品の一括回収を承ります。
年間10,000万件以上の不用品回収を行っている片付け堂には次の様な特徴があります。
特に京都市でのプリンターなどの不用品回収は、京都市から一般廃棄物収集運搬業許可証を取得していないと行うことができません。
万が一、許可を持たない違法業者に依頼すると不法投棄や高額請求のリスクがあり危険です。
片付け堂京都店は、許可を持っているので安心です。
また支払いには、返金以外にもクレジットカードや電子マネーも使用可能で、支払い後はTポイントもたまるのでとってもお得です。
電話・メール・LINEでの相談は無料なので、京都市でのプリンター処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。
プリンターは京都市のルールを守って処分しよう
京都市では資源の有効活用と環境負荷の低減を目的として小型家電の処分にルールを定めています。
ルールを守らずに廃棄した場合は不法投棄とみなされるかもしれません。プリンターを処分する際は行政のルールを守り、適切な方法で廃棄しましょう。