宇都宮で家電を簡単に処分する5つの方法を紹介

家電を処分したくても、宇都宮の処分ルールがわからない人もいるかもしれません。処分方法は家電の種類によって異なり、複数の方法から選ぶ必要があります。

本記事は、宇都宮で家電を処分したい人に向けた記事です。できるだけ簡単に処分したい方に向けて最適な方法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

宇都宮での処分方法は
リサイクル法の対象かどうかでで決まる

一口に家電と言っても、処分方法は一律ではありません。

宇都宮での家電の処分方法は家電の種類によって決まります。
家電の処分において、家電は以下の2つの種類に分けることができます。

• 家電リサイクル法の対象となる家電
• 家電リサイクル法対象外の家電

家電リサイクル法の対象となる家電

家電リサイクル法の対象となる家電は以下の4つです。

• 冷蔵庫・冷凍庫
• 洗濯機・衣類乾燥機
• エアコン
• テレビ（ブラウン管、液晶・プラズマ）

上記は「家電リサイクル法」に従い適正に処分しなくてはなりません。（※）家電リサイクル法とは、不要になった家電からまだ使用できる部品などをリサイクルし、資源を有効活用することを目的とした法律です。

※出典：経済産業省.「家電リサイクル法（特定家庭用機器再商品化法）」(入手日付2023-01-10).

家電リサイクル法の対象となるこれら4つの家電は自治体で回収してくれません。詳しい処分の方法は後ほど解説します。

なお、リサイクルにあたっては費用がかかります。リサイクル料金は製造メーカーによって異なるので、事前に処分したい家電の製造メーカー名を確認しておくとスムーズな処分が可能です。

家電リサイクル法対象外の家電

宇都宮市では前述した「家電リサイクル法」の対象とならない家電は、不燃ごみとして処分可能です。ただし、縦、横、高さのいずれかの長さが、50cm以上の場合は、粗大ごみとして処分する必要があります。

例えば以下のような家電は、縦、横、高さの長さが50cm未満であれば不燃ごみとして処分できます。

• 電子レンジ
• 空気清浄機
• 食器洗い器
• 扇風機
• 電気こたつ   など

なお、家電リサイクル法対象外の家電のなかでも、幅50cm×高さ15cm×奥行30cm未満の以下のような家電は、使用済み小型家電として処分できます 。

• 携帯電話
• PHS端末
• パソコン（ノート型、デスクトップ型、タブレット型）
• 電話機
• デジタルカメラ
• ヘアドライヤー
• ヘアアイロンなど

使用済み小型家電の回収は、市役所本庁舎や地区市民センターなどに設置された専用の回収ボックスで受け付けています。

宇都宮で家電を処分する5つの方法

宇都宮で家電を処分する方法は以下の5つです。

• 燃えないゴミとして自治体に回収してもらう
• 粗大ゴミとして自治体に回収してもらう
• 家電量販店に引き取ってもらう
• リサイクルショップに引き取ってもらう
• 不用品回収業者に回収してもらう

それぞれの方法の詳細はこの後紹介します。

方法によって処分の流れや費用、かかる手間などに違いがあります。それぞれの方法を比較し、手持ちの家電を処分するのに最適な方法を選びましょう。

燃えないゴミとして自治体に回収してもらう

処分したい家電の、縦、横、高さのいずれかの長さが、50cm未満であれば燃えないゴミとして自治体に回収してもらえます。この方法なら処分費用がかからないため誰でも簡単に処分できます。

時々、自治体が回収できずゴミ捨て場に残されたままの家電を見かけることがあるはずです。このようなケースの原因の1つに、定められたサイズのルールを超えた家電を燃えないゴミとして出していることが挙げられます。

このような行為は町内会などに迷惑をかけるだけでなく、地域の美化活動にも悪い影響を与えます。家電を処分するのであれば、ルールを守って処分する責任を持つようにしましょう。

なお、サイズ的には燃えないゴミとして出せる小型テレビのようなものも、家電リサイクル法の4品目に該当するためこの方法では処分できません。

粗大ゴミとして自治体に回収してもらう

処分したい家電が家電リサイクル法に該当していない、かつ縦、横、高さのいずれかの長さが、50cmを超える場合は粗大ゴミとして処分します。粗大ゴミは自治体に依頼して回収してもらうことも可能ですが、以下のいずれかから処分方法を選択する必要があります。

• 自治体の運営する指定の処理施設に自分で持ち込む方法
• 戸別収集を依頼して回収してもらう方法

自治体の運営する指定の処理施設にご自分で持ち込む方法

自家用車がある場合などは、自分で処理施設に持ち込むことも可能です。宇都宮市では粗大ゴミを処理施設に持ち込んだ場合、無料で処分できます。

ただし、自分で家電を搬出する手間がかかります。重い家電を運ぶ際はケガをしたり家を傷つけたりするリスクがあるので十分に注意しましょう。

宇都宮市で粗大ゴミの持ち込みに対応している施設は次の2か所です。

戸別収集を依頼して回収してもらう方法

戸別収集を希望する場合の一般的な利用手順は以下のとおりです。

1. お住まいのエリアの粗大ゴミ回収日を確認し、回収に都合のよい日を決めておく
2. 自治体に電話をし、回収の予約を取る
3. コンビニなどで指定された金額の納付券を購入する
4. 処分したい家電に粗大ゴミ処理シールを貼る
5. 回収日に指定された場所に家電を搬出する

宇都宮市の場合、納付券は税込み840円です。

戸別収集は自治体が回収してくれるサービスなので安心して利用できますが、以下のようなデメリットもあります。

• 年末や異動の多いシーズンは希望日に回収してもらえないことがある
• 粗大ゴミ処理シールが剥がれたり、必要事項の記入を忘れたりすると回収してもらえない
• 家から指定場所まで搬出する手間がかかる

この方法の場合は、自分の都合に合わせた処分が難しくなります。引っ越し日が迫っていたり、すぐに処分したかったりする人には向かない方法です。このような場合は、他の処分方法を検討しましょう。

家電量販店に引き取ってもらう

買い替えと同時に家電を処分する際は、購入店に引き取ってもらう方法があります。家電リサイクル法に該当する4品目なら、リサイクル料金を支払えば引き取ってもらえます。 また、新しい家電の配送時に古い家電を引き取ってくれるので手間もかかりません。ただし、家電リサイクル法に該当する4品目以外の家電の場合、買い替え時に引き取ってもらえない可能性があります。

買い替えでない場合は、店舗によって対応が異なります。処分費用を支払えば回収してくれる店舗もあれば、家電の処分に対応していない店舗もあるので、事前に相談してみましょう。

しかし、もし回収をしてくれる場合でも、搬入は自分で行わなくてはいけないケースがほとんどです。そのため、大型家電の処分などにはあまり向いていません。

リサイクルショップに引き取ってもらう

不要な家電をお得に処分したい場合は、リサイクルショップを利用するのがおすすめです。処分する家電が比較的新しくてキレイ、人気のモデルなどの場合は買い取ってもらえる可能性があります。

また、家電リサイクル法に該当する4品目であっても引き取り可能で、リサイクル費用もかかりません。使わなくなった家電を処分する必要がなく、新しい引き取り手を見つけられるのでとてもエコな方法です。

ただし、リサイクルショップはどんな家電でも引き取るわけではありません。状態が悪ければ、せっかく手間をかけて運んだ家電を家に持ち帰ることになります。その場合は他の処分方法を検討しなくてはならないので、二度手間になることもあります。

また、買い取ってもらえる場合でも、店舗に引き渡す前に掃除をしたり、搬入は自分で行うなどの手間もかかるので注意が必要です。

この方法は、処分したい家電が新品に近い、レアで人気があるなど特別な家電の場合に向いています。そうでなければサイクルショップに買い取ってもらうことは難しいでしょう。

この方法が気になる人は、リサイクルショップに持ち込む前に、家電の買い取りができそうかどうかを問い合わせてみましょう。

不用品回収業者に回収してもらう

家電を処分する方法でもっともおすすめなのが、不用品回収業者に回収してもらう方法です。
その理由は以下のとおりです。

• 自分の都合に合わせて回収に来てくれる
• 電話やネットで簡単に申し込みできる
• 家電を掃除する必要がない
• 家の中から搬出してくれるので何も準備する必要がない
• 自分で搬出しないので、ケガをしたり、家の床や壁を傷つける心配がない
• 家電や家具など、不用品が複数ある場合もまとめて回収してくれる
• 場合によっては、家電を買い取ってくれる

不用品回収業者に依頼すると費用がかかりますが、その分手間がかからないので利用する価値は十分にあるでしょう。この方法なら簡単に家電を処分できるので、忙しくて時間がない、すぐに家電を処分したい、家電が重くて持ち運べないなどの事情を持っている人に選ばれています。

家電リサイクル法の4品目の処分方法

家電リサイクル法に該当する4品目を処分する場合は、自治体での回収はできないので注意が必要です。以下の4つの方法のいずれかを選択しましょう。

• 家電量販店に引き取ってもらう
• リサイクルショップに引き取ってもらう
• 市が指定する持ち込み場所へ持ち込む
• 不用品回収業者に回収してもらう

これらの具体的な処分方法は前述したとおりです。家電リサイクル法に該当する4品目はどれも重量があり、自分で処分するとなると手間や時間がかかります。また、搬出時にケガをするリスクもあるので、安全で簡単な不用品業者に回収してもらう方法を選ぶことをおすすめします。

不用品回収業者の選び方

宇都宮で家電を処分する方法は複数あります。家電を処分したい人の中には、便利で簡単な不用品回収業を利用したいと考える人もいるでしょう。

ここからは不用品回収業者の選び方を紹介します。

不用品回収業者を選ぶポイント

不用品回収業を選ぶ際は、以下の5つのポイントをクリアしていることを確認しましょう。

• 一般廃棄物収集運搬業許可を所有している
• 料金形態がわかりやすく、ホームページなどに公開している
• 相場より料金が著しく高い・低い設定になっていない
• ホームページなどに実績を紹介している
• 利用者の口コミ評価が高い

このような業者に依頼すれば、スムーズに家電を処分してくれます。信頼できる業者はしっかりとした研修を受け、チーム体制で業務を行います。そのため、処分する家電によっては現場に養生を施し、丁寧かつスピーディに対応してくれるので安心です。

不用品回収業者を選び間違えるリスク

不用品回収業者の多くはきちんとした業者ですが、残念ながら誠実な対応をしない業者もあります。万が一そのような業者を選んでしまうと、以下のようなリスクがあるかもしれません。

• 家電の搬出時に家に傷が付いても補償をしない
• 相場以上の高額請求をされる
• 処分した家電を不法投棄・不適切処分することがある

このような業者は自治体などの許可を得ず、無許可で運営している可能性があります。また、このような業者には以下のような共通点があるので業者を選ぶ際には注意してください。

• 住宅街を巡回し、大音量で廃品回収のアナウンスする
• 家のポストにチラシを配布する
• ホームページがない、住所などの連絡先を公開していない
• 一般廃棄物収集運搬業許可を所有していない

家電を処分するなら不用品回収業者がおすすめ

宇都宮で家電を処分する方法を複数紹介しました。なかには無料で処分できる方法もありますが、その場合は手間がかかりケガをするリスクなどもあります。

できるだけ楽に家電を処分したい人の多くは不用品回収業者を選んでいます。自分の都合に合わせて家まで回収に来てくれるほか、準備や搬出の手間もかからないのでとても便利な方法です。

宇都宮市の片付け堂宇都宮店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、宇都宮市で金庫の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。