
引っ越しや買い替えでカーペットの処分をしたくても、処分に迷う人は多いでしょう。カーペットの処分方法は自治体によって異なるため、確認の上、処分する必要があります。
本記事では三原市でカーペットを処分する方法を解説します。
三原市に住んでいてカーペットの処分に困っているならば、ぜひ参考にしてください。
三原市でカーペットをごみとして処分する方法
三原市でカーペットをごみとして処分する方法を具体的に紹介します。

方法①:基本は燃やすごみとして処分する
三原市でカーペットは、基本的に燃やすごみとして処分します。カーペットを指定のごみ袋に入れ、指定場所や指定曜日、時間を守って捨ててください。
もし指定のごみ袋にカーペットが入らない場合は、1本あたりの長さが1m以内、直径7cm以下になるよう丸めます。複数ある場合は直径40cm以内に束ねて、燃やすごみ処理券を貼り付けた上で捨てましょう。(※)
燃やすごみ処理券は1枚51円で購入することが可能です。(※)三原市内のドラッグストアやコンビニなどの取扱店で販売されています。三原市のホームページで取扱店を確認しておきましょう。
取扱店でもごみ処理券を店頭に並べないお店もあるため、探しても見当たらない場合はお店の人に確認してください。
もしカーペットがカットできる素材なら、ハサミやカッターなどで小さくしてから捨てるのも一つの手です。カットの際には怪我をしないよう十分注意してください。切ったカーペットは指定のゴミ袋に入れるか、紐で縛った上で、燃やすごみ処理券を貼って捨てます。
カーペットが硬くて切りにくい場合は、無理せず丸めてください。丸めても指定サイズに収まらないときの処分方法は後述します。
※出典:三原市ホームページ.「家庭ごみの分別ガイド」(入手日付2023-01-11).
※出典:三原市ホームページ.「もやすごみ指定袋等の価格・取扱店について」(入手日付2023-01-11).
方法②:電気カーペットの温度調整器部分は不燃物として処分する
電気カーペットは、カーペット部分と温度調整器部分に分けて処分します。カーペット部分は先に説明したとおり、指定袋に入れたり指定サイズに束ねたりしてから、燃やすごみの日に捨ててください。
温度調整器部分や電気コードは不燃物として処分します。温度調整部分と電気コードがつながっている場合は、コードを根元から切りましょう。処理し終わったら透明もしくは中身が見える袋に入れて縛り、指定場所や指定曜日、時間を守って捨ててください。(※)
※出典:三原市ホームページ.「家庭ごみの分別ガイド」(入手日付2023-01-11).
方法③:指定サイズに収まらないカーペットは
ごみ処理場に持ち込み処分する
前述したカーペットのカットが難しく、丸めたり畳んだりしても指定サイズに収まらない場合は、ごみ処理場に持ち込んで処分しましょう。家庭ごみの場合は無料で捨てられます。
カーペットは、三原市清掃工場で処分できます。住所や電話番号、営業時間は以下のとおりです。
三原市清掃工場詳細
- 住所:三原市八坂町10227番地
- 電話番号:0848-62-4197
- 営業時間:平日午前8時30分〜午後12時、午後1時〜午後4時30分
受付では市民確認のため、免許証や保険証など住所がわかるものを提示します。忘れずに持っていきましょう。確認後に計量しカーペットを降ろせれば、処分は終了です。
処分場に持ち込めば無料でカーペットを処分できますが、車がないと持ち込むのは難しいでしょう。また、カーペットの積み下ろし作業が発生してしまいます。
もし車がないなどの理由で三原清掃工場にカーペットを持ち込めない場合は、一般廃棄物収集運搬業許可業者に集荷を依頼してください。集荷を依頼する場合は、運搬料や処理料がかかる点に注意しましょう。一般廃棄物収集運搬業許可業者は、三原市のホームページで確認できます。
三原市でカーペットをごみ以外で処分する方法
カーペットの処分方法は、自治体にごみとして捨てるだけではありません。他には以下の選択肢があります。
- 新品購入時に古いものを購入店で引き取ってもらう
- ネットオークションやフリマアプリを利用する
- カーペットが必要な人に譲る
- リサイクルショップに買取依頼する
- 不用品回収業者に回収を依頼する
次からはそれぞれの方法について解説します。
方法④:新品購入時に古いものを購入店で引き取ってもらう
新品のカーペットを購入する際に、古いものを引き取ってくれる場合があります。ただし、引き取りサービスをやっていない店舗も多いです。中には自社商品のみを取り扱っていたり、新しいカーペットでないと引き取れなかったりする店舗もあります。
新品購入時にカーペットを引き取ってもらいたい場合は、事前に対応店舗を調べておきましょう。また、店舗によってカーペットの引き取りに関して、購入金額などの条件が設けられているケースもあるため、持ち込む前にしっかり確認しておくことをおすすめします。
方法⑤:ネットオークションやフリマアプリを利用する
ネットオークションやフリマアプリを利用して、カーペットが必要な人に購入してもらうのも一つの手です。誰かが入札・購入すれば買取料金を手にしつつ、カーペットを処分できます。カーペットの価格を好きに決められるのもメリットです。
しかし、古くてくたびれているものや汚れがあるカーペットは入札・購入に至りにくく、いつまでたっても処分できない可能性があります。よって、処理を急いでいる方には向きません。
また、写真撮影や説明文の入力、梱包・発送などの手間がかかる点も踏まえて、ネットオークションやフリマアプリの利用を検討しましょう。
方法⑥:カーペットが必要な人に譲る
友人や近所の方々などを知り合いにカーペットを譲って処分する方法もあります。不用品を譲り合うウェブサイトを利用し、カーペットが欲しい人を呼びかけるのもおすすめです。三原市在住の方に譲れば手渡しができるため、梱包の手間を省いたり発送費用を節約したりできます。
ただし、カーペットの状態が悪い場合は譲るのを控えましょう。状態が悪く使えないものを渡されても、相手は困ってしまうかもしれません。常識の範囲で使用できるもののみ譲ることを考えてください。また、後のトラブルを避けるためにも、カーペットの取り扱い方などについて注意などがあれば、事前にしっかり伝えておきましょう。
方法⑦:リサイクルショップに買取依頼する

カーペットの状態が良いなら、リサイクルショップに買取を依頼するのもおすすめです。特に購入から日がたっていないカーペットやほとんど使用していないカーペットは劣化が少ないため、買い取ってもらいやすいです。
また、ペルシャ絨毯をはじめとした高級絨毯はコレクターが多く、痛んだものでも高値で引き取ってもらえる場合があります。高級絨毯を買取依頼する場合は、カーペットの価値がわかる買取業者に持ち込みましょう。
リサイクルショップへの買取依頼をする際は、カーペットを店舗に持ち込むことがほとんどです。もし買取基準に満たない場合は改めて持ち帰る必要があります。持ち込みたい店舗に事前連絡して買い取ってもらえるか確認したり、出張買取に対応している業者を選んだりすると、持ち込みや持ち帰りの労力を減らせます。
方法⑧:不用品回収業者に回収を依頼する
確実にカーペットを処分したいなら、不用品回収業者に回収を依頼しましょう。依頼は電話やメール、LINEで手軽に問い合わせができます。回収には料金がかかりますが、自宅まで取りに来てくれるので、ごみとして捨てたり買取業者に持ち込んだりする手間がありません。
業者によっては即日回収してくれるので、すぐ処分できるのもメリットといえます。中には不用品買取を行っている業者もあるので、買取処分できないか聞いてみるのもよいでしょう。
ただし、不用品回収業者は十分に吟味して選んでください。近年は、法外請求や不法投棄をする悪徳業者も存在しています。誤って「一般廃棄物収集運搬業の許可 」を持たない業者に依頼すると、依頼者側も罰せられる可能性があるので注意しなければなりません。
不用品回収業者を選ぶ際は、企業所在地や連絡先が明確であること、「一般廃棄物収集運搬業の許可」があることを確認しましょう。
三原市でカーペットを処分する方法別のメリット・注意点まとめ
三原市でカーペットを処分する方法ごとに、メリットと注意点をまとめました。以下を参考にして、カーペットの処分方法をご検討ください。
- 処分方法
- メリット
- 注意点
-
燃やすごみとして
処分する -
無料で処分できる
(ごみ袋とごみ処理券がない場合は購入費用が必要) -
・指定のごみ袋に入らない場合はカットしたり丸めたりする手間がある
・電気カーペットはカーペット部分を燃やすごみとして、温度調整器部分は不燃物として処分する必要がある
・急ぎで処分したい場合は、指定のごみの日まで待てない
-
ごみ処理場に
持ち込み処分する
-
・無料で処分できる
・ごみ処理場の営業日なら即日で処分しに行ける -
・積み下ろしが必要
・運ぶ手段がないと困難
- 新品購入時に古いものを購入店で引取ってもらう
- 手間なく処分できる
-
・引き取りサービスを
している店舗が少ない
・条件に満たないと
引き取ってもらえない
・カーペットを
購入する必要がある
-
ネットオークションや
フリマアプリを利用する -
・入札・購入があれば
買取料金が手に入る
・買取料金の
設定がしやすい -
・撮影や説明文入力、
梱包発送などの
手間がかかる
・カーペットの状態が
良くないと引取相手が
見つかりにくい
・いつ引取相手が見つかるかわからないため、急ぎで処分したいときには向かない
- カーペットが必要な人に譲る
-
・処分費用がかからない
・近場の人に譲れば梱包・発送の手間が省ける -
・クリーニングが必要
・カーペットが必要な人に呼びかける手間がある
・状態が良くないものは譲れない
-
リサイクルショップに
買取依頼する -
・買取料金が手に入る
・高級絨毯の場合は古かったり痛んだりしたものでも高価で買取される場合がある -
・よほど状態の良い
カーペットじゃないと
買取に至らない
・リサイクルショップまでカーペットを持っていく必要がある
- 不用品回収業者に回収を依頼する
-
・連絡一つでカーペットを引き取ってもらえる
・場合によっては不用品買取をしてくれる
・即日対応してくれる業者も多く、急ぎで処分したい方にもおすすめ -
・他の処分方法より料金が高くなりやすい
・不用品回収業者は慎重に選ぶ必要がある
メリット・注意点を理解して
自分に合った処分方法を選ぼう

三原市でカーペットをごみとして処分する場合は、燃やすごみに出してください。指定のごみ袋に入れて捨てるか、丸めたりカットしたりして、指定サイズに収めて処分します。
どうしても指定サイズに収まらない場合は、三原市清掃工場に持ち込みましょう。持ち込む手段がないときは一般廃棄物収集運搬業許可業者に連絡すれば、カーペットを集荷してもらえます。
なお、カーペットはごみに出さない方法でも処分が可能です。誰かに譲ったりリサイクルショップに買取依頼したりもできます。手間をかけたくない人やすぐにカーペットを処分したい人は、不用品回収業者の利用を検討するのもおすすめです。
三原市の片付け堂三原店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。
電話・LINE・メール相談は無料なので、、三原市でカーペットの処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。