ガスコンロが不要になったら、どうやって処分すればよいのでしょうか。ガスコンロを処分する場合、サイズによって分別区分が変わります。また、市区町村によってガスコンロの処理方法が異なるため、宇都宮市の基準を確認しておきましょう。
本記事では、宇都宮市でガスコンロを処分する4つの方法や、ガスコンロを処分するときの注意点、ガスコンロの寿命の目安をわかりやすく解説します。
宇都宮市でガスコンロを処分する4つの方法
宇都宮市でガスコンロを処分する方法は、大きく分けて4つあります。
- 不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 清掃センターに直接搬入する
- 不用品回収業者に処分を依頼する
宇都宮市のごみの区分では、縦、横、高さが50センチ未満のガスコンロは不燃ごみに該当します。(※)それ以上のサイズのガスコンロは、粗大ごみとして処分するか、清掃センターへの持ち込みが必要です。すぐにガスコンロを処分したい場合は、宇都宮市内の不用品回収業者に処分を依頼しましょう。
※出典:宇都宮市. 「不燃ごみ」(入手日付2023-02-07).
不燃ごみとして処分する
不燃ごみは、「縦、横、高さが50センチメートル未満の燃えないごみ」を指します。(※)
宇都宮市の区分では、上記サイズに該当するガスコンロなどのコンロは不燃ごみです。(※)
-
- 分別区分
- 留意点
- コンロ
- 不燃ごみ
-
50センチ以上のものは
粗大ごみ
- 電気コンロ
- 不燃ごみ
- 使用済小型家電としても回収可能
- カセットコンロ
- 不燃ごみ
- -
ガスコンロを不燃ごみとして処分する場合は、透明か半透明のポリ袋に入れ、不燃ごみの日の朝に指定のごみステーションに出しましょう。(※)
不燃ごみの出し方
透明か半透明のポリ袋に入れて、
不燃ごみの日に決められた時間までにごみステーションに出してください。
※出典:宇都宮市. 「不燃ごみ」(入手日付2023-02-07).
※出典:宇都宮市.「宇都宮市ごみ分別辞典」(入手日付2023-02-05)
粗大ごみとして処分する
ガスコンロの種類によっては、縦、横、高さのいずれかが50センチを超えるものもあります。宇都宮市のルールでは、50センチ以上のガスコンロは粗大ごみとして処分する必要があります。(※)
(※)宇都宮市.「粗大ごみ」(参照 2023-02-05)
宇都宮市で粗大ごみに当てはまるもの
宇都宮市によると、粗大ごみに当てはまるのは「縦、横、高さのいずれかの長さが、50センチ以上のごみ」です。ガスコンロを処分する前に必ずサイズを測り、一辺が50センチを超えていないか確認しましょう。もし一辺が50センチを超えている場合、ごみステーションに出しても収集されない可能性があります。(※)
(※)宇都宮市.「粗大ごみ」(参照 2023-02-05)
粗大ごみの出し方
宇都宮市で粗大ごみを出す方法は2つあります。
- 清掃センターに持ち込む方法
- 収集を依頼する方法
ここでは、主に粗大ごみの収集を依頼する方法を解説します。宇都宮市のホームページによると、粗大ごみの収集を依頼する手順は以下のとおりです。(※)
- あなたの住所・氏名、電話番号、ごみの品目・個数を教えてください。
- 粗大ごみ受付センターから、収集日と納付券取扱店をお知らせします。
- 納付券を購入してください。粗大ごみ1個につき1枚必要です。
- 納付券を貼り、指定された日の午前8時30分までに出しておいてください。留守でも収集します。
ガスコンロを粗大ごみとして処分する場合は、事前に宇都宮市の粗大ごみ受付センターに連絡し、収集を依頼する必要があります。粗大ごみの収集は有料です。粗大ごみ1点につき、840円(税込)の納付券を取扱店で1枚購入し、目立つ場所に貼っておきましょう。納付券の購入場所は、粗大ごみ受付センターに連絡する際に訊ねるか、宇都宮市のホームページの「納付券(粗大証紙券)取扱店一覧」から確認できます。
有料収集の申し込みが完了したら、予約した日の午前8時30分までに、作業員にわかりやすい場所に粗大ごみを搬出します。なお、粗大ごみの収集の際に本人の立ち会いは必要ありません。
- 内容
- 詳細
- 料金
- 1点当たり840円(税込)
- 受付個数
- 1回につき5点まで
- 連絡先
- 粗大ごみ受付センター
- 電話番号
- 028-643-5371
- 受付時間
-
月曜から金曜:午前9時から午後5時
※土曜・日曜・年末年始の受付は休み
- 収集日
- 月曜から金曜
(※)宇都宮市.「粗大ごみ受付センターに申し込む場合」(参照 2023-02-05)
清掃センターに直接搬入する
ごみを自分で運搬する手段がある場合、宇都宮市内の清掃センターに直接持ち込むこともできます。たとえば以下のケースでは、市のごみ収集ではなく、清掃センターへの搬入が必要です。
- 引越しや大掃除などで、一度に大量のごみが出た場合
- 大型のごみ(粗大ごみ)を無料で引き取って欲しい場合
ごみを清掃センターに直接搬入する場合、処理料金はかかりません。また、ガスコンロと一緒にごみを持ち込む場合は、1日当たり軽トラック1台までの制限があります。ガスコンロを搬入できる清掃センターは、クリーンパーク茂原とクリーンセンター下田原の2ヵ所です。
- クリーンパーク茂原
- 住所
- 〒321-0126 茂原町777-1
- 電話番号
- 028-654-0018
- 受付時間
-
午前8時30分~正午、
午後1時~午後4時30分
- 休業日
-
日曜、年末年始、祝日と重なる土曜日
※祝日でも月~金曜日は受付可能
- クリーンセンター下田原
- 住所
- 〒329-1115 下田原町3435
- 電話番号
- 028-572-1997
- 受付時間
-
午前8時30分~正午、
午後1時~午後4時30分
- 休業日
-
日曜、年末年始、祝日と重なる土曜日
※祝日でも月~金曜日は受付可能
不用品回収業者に処分を依頼する
急な引越しが決まった場合など、ガスコンロを処分する時間がないケースもあります。ガスコンロをすぐに処分したい場合は、宇都宮市内の不用品回収業者に処分を依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者に処分を依頼するメリットは3つあります。
- 最短即日でガスコンロを処分できる
- ガスコンロの取り外しや運び出しも依頼できる
- ごみが多い場合は一部屋まるごと掃除できる
不用品回収業者を選ぶときは、一般廃棄物収集運搬業の許可を取得した事業者かどうかを確認しましょう。事業者によっては、古物商や産業廃棄物収集運搬業などの許可で違法に不用品回収を行っている場合があります。宇都宮市の指定を受けた一般廃棄物収集運搬業許可業者なら、高額な料金を請求されるリスクも低く、安心してガスコンロの回収を依頼できます。
片付け堂宇都宮店は、宇都宮市でガスコンロの処分を依頼できる不用品回収業者のひとつです。片付け堂は、一般廃棄物収集運搬業の許可業者による、全国唯一のフランチャイズを展開しており、明確な料金と全国一律で安心安全の質の高いサービスが受けられます。法で定められた「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得していないのない業者に安易に粗大ごみや不用品の処分を依頼することは、違法行為を助長するおそれがあること、また、料金トラブルを生じる恐れがあることを、消費者の方にご理解いただけるよう広めていく活動もわたしたちの使命であると考えています。
ガスコンロを処分するときの注意点
ガスコンロを処分するときの注意点は4つあります。誤った方法でガスコンロを取り外すと、火災や一酸化炭素中毒などの原因となります。また、ビルトインタイプのガスコンロは取り外しに資格が必要なため、専門の事業者に依頼しましょう。
取り外す際に必ず元栓を閉める
ガスコンロを取り外す際は、元栓を閉めたかどうか必ず確認しましょう。元栓を閉めないままガスコンロを取り外した場合、ガス漏れが発生し、ガスに引火する危険性があります。作業する場所の窓を開けて換気し、新鮮な空気を取り入れることも大切です。
また、ガスホースをすぐにガス栓から取り外すのも危険です。元栓を閉めてから一度着火し、ホース内部のガスを使い切ったことを確認してから、ガスホースを引き抜きましょう。ガスコンロは危険物だという認識を持ち、安全に作業することが大切です。
ガスホースを無理に引き抜かない
また、ガスホースの取り外し方にも注意が必要です。ガスコンロを長期間使用している場合、ガスホースのゴムが変質し、固くなっている可能性があります。ガスホースを無理やり引き抜くと、ホースが破れてガス漏れが発生したり、元栓が破損したりするリスクもあります。ガスホースが固くなっている場合は、ハサミやカッターを使用し、少しずつ切り取って処分しましょう。
また、ガスコンロやガスホースの周りには汚れがこびりついています。作業する場所に新聞紙を敷いておくことで、床に汚れが落下するのを防げます。
ガスホース内のガス抜きを行う
ガスホースを取り外したあとは、ホース内のガス抜きをしっかりと行いましょう。ガスホース内にガスが溜まっている状態だと引火の原因となる可能性があるため、注意が必要です。
ビルトインコンロは取り外しに資格が必要
キッチンと一体化したビルトインタイプのガスコンロを使っている場合、自分で取り外しすることはできません。ビルトインコンロの取り外しには専門的な資格が必要です。ビルトインコンロを処分する場合は、専門の事業者に依頼する必要があります。
ガスコンロを処分するタイミング
ガスコンロはどのタイミングで処分すべきでしょうか。ガスコンロの寿命の目安や、買い替えの時期が近づいたときの見分け方を解説します。
ガスコンロの寿命の目安は約10年
ガスコンロの寿命の目安は約10年です。厳密には、ビルトインタイプのコンロの寿命は約10年、据え置きタイプのコンロの寿命は約5年とされています。ガスコンロの寿命が近づいたら、火力が弱くなったり、不具合が起きやすくなったりします。火災や一酸化炭素中毒などのリスクも高まるため、早めのタイミングでガスコンロを交換することが大切です。
安全装置が備わっていないガスコンロは早めに処分
上述のとおりガスコンロの寿命は約10年とされています。そのため、10年以上経過しているガスコンロは処分が必要です。なかでも調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置といった安全装置が備わっていないガスコンロは事故の原因となる可能性が高いため早めに処分しましょう。
2008年10月より全口に調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置の設置が義務化されています。2008年10月以前に購入している、購入されたガスコンロは事故につながってしまう恐れがあります。
異音や異臭を感じたら買い替えの検討を
異音や異臭を感じたら、ガスコンロの買い替えを検討しましょう。たとえば、以下のような兆候がみられた場合、ガスコンロを買い替えるタイミングが近づいています。
- ガスコンロが点火しにくく、火力が弱まっている
- ガスコンロの火のつき方がおかしく、偏りがある
- ガスコンロの火の色が赤っぽく、使用後に煤が出ている
- ガスコンロの使用時に異音がする
- ガスコンロの周辺からガスの臭いがする
- ガスコンロに何度もエラーの表示が出る
ガスコンロを捨てる4つの方法を知り、安全に処分しよう
宇都宮市でガスコンロを捨てる方法は4つあります。
- 不燃ごみとして処分する
- 粗大ごみとして処分する
- 清掃センターに直接搬入する
- 不用品回収業者に処分を依頼する
一辺が50センチ未満のガスコンロは不燃ごみ、50センチ以上のガスコンロは粗大ごみに該当します。宇都宮市のルールに従い、正しい方法で処理しましょう。
ガスコンロを最短即日で処分したい場合は、片付け堂宇都宮店の利用がおすすめです。
宇都宮市の片付け堂宇都宮店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、宇都宮でガスコンロの処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。