三原市でマッサージチェアを処分する場合、どのような方法があるのでしょうか。
三原市では、マッサージチェアは「収集しないごみ」に分類されるため、市の戸別収集を利用できません。三原市の指定業者に直接搬入するか、一般廃棄物収集運搬業の許可を得た不用品回収業者に回収を依頼する必要があります。
本記事では、三原市でマッサージチェアを処分する方法や流れ、注意点を分かりやすく解説します。
三原市でマッサージチェアは「収集しないごみ」に当たる
三原市では、縦・横・高さの合計がおおむね150cmを超えるごみを「大型ごみ」として収集しています。例えば、以下のごみが大型ごみに該当します。(※)
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大型ごみに該当するもの
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自転車など
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自転車、一輪車(手押し車)、
車いす(電動式は直接搬入)など
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大型の電気器具類
- 電子オルガン、オイルヒーターなど
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木製以外の家具
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スチール製の机、本棚、
パイプベッドなど
- その他
- 脚立、健康器具、足踏みミシンなど
同じように、マッサージチェアを大型ごみとして処分してもよいのでしょうか。
三原市では、マッサージチェアをはじめとしたスプリング入りの家具は「収集しないごみ」に分類されています。そのため、三原市の戸別収集では処分できません。(※)
三原市でのマッサージチェアの扱い
- 分別
スプリングの入った応接ソファ、マットレス類、マッサージ機 - 搬出方法
市が指定する場所へ個人で持ち込みしてください。
自己搬入できない場合は、収集運搬許可業者へ運搬を依頼しましょう - 処理料金
事前に環境施設課(0848-63-1210)に連絡ください。
処理費用(運搬費用は除く)は市が負担します。
他の市では、地域のごみステーション(ごみ捨て場)にマッサージチェアを出せる場合もあります。しかし三原市の場合は、市が指定する場所へ個人で持ち込むか、一般廃棄物収集運搬許可業者に有料での回収を依頼しましょう。もしマッサージチェアをごみ収集に出した場合、警告ステッカーが貼られ回収されません。不法投棄になってしまうため、注意が必要です。
次の項目で、マッサージチェアを処分する方法のポイントや流れを解説していきます。
※出典:三原市「大型ごみの出し方」(参照 2023-04-05)
※出典:三原市「収集しないごみ」(参照 2023-04-05)
三原市の指定業者に個人で搬入する方法
三原市でマッサージチェアを処分する場合、市の指定する場所に運び出し、個人で搬入する必要があります。三原市の指定業者を利用する場合は、マッサージチェアの処分費用はかかりません。持ち込み先の住所は以下のとおりです。(※)
- マッサージチェアの持ち込み先
- 業者名
- (株)森剛
- 住所
- 三原市八坂町26-1(旧三原市斎場前)
- 電話番号
- 0848-62-6331
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持ち込み日
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月~金曜日・第1、3、5の土曜日
※祝日・お盆・年末年始の持ち込み日は環境施設課へお問合わせください。
- 持ち込み受付時間
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8:00 ~ 12:00 / 13:00 ~ 16:30
※土曜日は午前中のみ
マッサージチェアを直接搬入する流れや注意点を簡単にみていきます。
※出典:三原市「スプリングの入った応接ソファ・マットレス類・マッサージ機の搬出方法(家庭ごみの場合)」(参照 2023-04-05)
マッサージチェアを直接搬入する流れ
マッサージチェアを直接搬入するときの流れは以下のとおりです。
- 市の環境施設課(0848-63-1210)に事前連絡する
- マッサージチェアを自宅などから搬出する
- マッサージチェアを運搬し、持ち込み受付時間に指定場所へ搬入する
まず、三原市の環境施設課に電話し、マッサージチェアの搬入について連絡しましょう。氏名や住所、連絡先、マッサージチェアの持ち込み日などを担当者に伝えます。電話連絡の代わりに、「家庭用スプリング入りごみ等持込予約票」に必要事項を記入し、FAXで送付することも可能です。当日に電話で連絡しても問題ありませんが、土曜日や祝日に持ち込みたい場合は、1営業日前までに予約を行う必要があります。
三原市の環境施設課の問い合わせ先は以下のとおりです。スプリング入りごみの搬入方法などに不安がある場合は問い合わせてください。
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施設名
- 環境施設課 業務係
- 電話番号
- 0848-63-1210
- FAX
- 0848-67-6069
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住所
-
〒723-0061
三原市八坂町10227番地
指定業者に持ち込むときの注意点
三原市の指定業者にマッサージチェアを持ち込むときは、環境施設課に事前連絡をしなかった場合、処理費用が請求されるため注意しましょう。
“事前に環境施設課へ連絡がなかった場合,処理費用(収集運搬費用は除く)が発生します。”
※引用元:三原市「スプリングの入った応接ソファ・マットレス類・マッサージ機の搬出方法(家庭ごみの場合)」(参照 2023-04-05)
あらかじめ環境施設課に電話するか、予約票をFAXで送信した場合、マッサージチェアの処理費用(収集運搬費用は除く)は市が負担します。しかし、予約せずにマッサージチェアを持ち込んだ場合は、その場で処理費用が請求されるため、事前連絡を忘れないようにしましょう。
なお、三原市が負担するのはマッサージチェアの処理費用のみです。例えば、マッサージチェアの搬入を運搬業者に依頼した場合、運搬費用は市に請求できません。
三原市の大型家電量販店に個人で搬入する方法
大規模な家電量販店などは、マッサージチェアなどの大型家電のリサイクル回収を行っていることがあります。マッサージチェアを処分する際は、三原市の家電量販店まで個人で搬入が可能です。指定業者に持ち込むよりも運搬の手間がかからないため、近隣に家電量販店がある場合は、問い合わせてみるとよいでしょう。
ただし、家電量販店に持ち込む場合、運搬にかかった費用に加えて、所定のリサイクル料金が請求されます。大型家電のリサイクル料金は店舗によって異なるため、事前に調べておきましょう。
オークションサイトやフリマアプリで売却する方法
リサイクル料金を支払わずにマッサージチェアを処分したい場合は、オークションサイトやフリマアプリなどを利用し、売却する方法もあります。
自分で買い手を探さなければならないものの、予想よりも高額で売却できる可能性もあるでしょう。商品の写真撮影、オークションサイトへの出品作業、落札後の商品梱包や発送、買い手とのやりとりなどの手間がかかってもよい人は、オークションサイトやフリマアプリの利用を検討しましょう。
リサイクルショップで売却する方法
マッサージチェアの状態によっては、地域のリサイクルショップなどの買い取りサービスの利用も可能です。買い取りを依頼できる商品の状態の目安は以下のとおりです。
- 製造から3~4年程度と比較的新しいマッサージチェア
- 目立った傷や汚れがなく、美品と呼べるマッサージチェア
- 人気が高いメーカーや機種のマッサージチェア
もちろん、マッサージチェアの外観があまり良くない場合や、動作に異常がある場合は、買い取り不能と査定される可能性もあります。その場合、リサイクルショップではなく、不用品回収業者に見積りを依頼するのがおすすめです。高額での買い取りは難しいものの、不用品回収業者ならマッサージチェアを引き取ってくれる可能性が高まります。
一般廃棄物収集運搬許可業者に回収を依頼する方法
三原市は、スプリング入りのマッサージチェアの処分方法として、市の指定業者への持ち込みの他に「一般廃棄物収集運搬許可業者の利用」を推奨しています。
スプリング入りのマットや応接ソファなどは,市で処理できないので下記の指定する業者へ個人搬入もしくは,有料で一般廃棄物収集運搬許可業者に運搬依頼をして下さい。
※引用元:三原市「スプリングの入った応接ソファ・マットレス類・マッサージ機の搬出方法(家庭ごみの場合)」(参照 2023-04-05)
一般廃棄物収集運搬許可とは、家庭から出るごみなどの「一般廃棄物」の収集運搬、処分を行うために必要な許可のことです。マッサージチェアも一般廃棄物に含まれるため、法令上は一般廃棄物収集運搬許可を取得した事業者しか処分できません。
マッサージチェアを処分する場合、一般廃棄物収集運搬許可業者に運搬を依頼して、市の指定業者に搬入してもらうことが可能です。その場合、運搬費用は有料です。不用品回収業者によっては、回収したマッサージチェアをそのまま処分したり、買い取ったりしてくれる場合もあります。ここでは、一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼するメリットや、必要な許可を取得していない業者を利用するリスクを紹介します。
一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼するメリット
不用品回収業者の中でも、なぜ一般廃棄物収集運搬許可業者に依頼する必要があるのでしょうか。一般廃棄物収集運搬許可を取得した事業者を利用するメリットは3つあります。
- 市の許認可を得ているため安心感がある
- 料金トラブルに発展するリスクが低下する
- 回収した不用品がきちんと処分される
一般廃棄物収集運搬許可業者は、市の厳しい審査基準をクリアし、許認可を得ている不用品回収業者です。一般廃棄物収集運搬許可業者なら、高額な料金請求をされる恐れや、回収した不用品が不法投棄される恐れがありません。そのため、余計なトラブルに巻き込まれるリスクが低いのが、一般廃棄物収集運搬許可業者の強みです。
一般廃棄物収集運搬許可の有無に加えて、年間の作業実績や問い合わせ件数が豊富な不用品回収業者を選べば、安心してマッサージチェアを処分できます。業者を選ぶ際は、公式サイトなどで実績をチェックするとよいでしょう。
例えば、不用品回収専門のフランチャイズチェーン「片付け堂」は、年間10,000件以上の問い合わせ実績、年間7,500件以上の作業実績があります。マッサージチェア1点からでも回収の依頼が可能です。
不用品回収業者の中には必要な許可を取得していない業者も
不用品回収業者によっては、 古物商許可などの資格で不用品の回収や処分を行っている場合があります。古物商の届出だけでマッサージチェアを捨てたり、廃棄したりしている場合、違法営業や無許可営業の恐れがあります。悪質な業者の場合、料金トラブルに巻き込まれる可能性もあるため、必要な許可を取得していない業者を利用するのはなるべく避けましょう。自分の身を守るためにも、一般廃棄物収集運搬許可を取得した事業者に依頼することが大切です。
三原市でマッサージチェアは収集対象外!不用品回収業者の利用を
三原市では、マッサージチェアをはじめとしたスプリング入り家具の戸別収集は行っていません。マッサージチェアを処分する場合、以下の5つの方法から選ぶことになります。
- 三原市の指定業者に個人で搬入する
- 三原市の大型家電量販店に個人で搬入する
- オークションサイトやフリマアプリで売却する
- リサイクルショップで売却する
- 一般廃棄物収集運搬許可業者に回収を依頼する
三原市の指定業者や大型家電量販店で処分する場合、重いマッサージチェアを自分で運搬し、持ち込まなければなりません。また、大型家電量販店でリサイクルする場合は、所定のリサイクル料金もかかります。なるべく手間を掛けずにマッサージチェアを処分したい人は、三原市の不用品回収業者を利用する方法がおすすめです。
三原市の片付け堂三原店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、三原市でマッサージチェアの処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。