壊れたり、古くなった炊飯器はどのように処分すればよいのでしょうか。炊飯器の処分方法は自治体によって異なりますので、お住まいの地域のルールに沿って適切に処理しましょう。
本記事では、三原市で炊飯器を処分する方法について解説します。
三原市で炊飯器を処分する方法8選
三原市で不要になった炊飯器を処分する方法は大きく分けて8つあります。
それぞれ特徴やメリットに違いがありますので、ご家庭のニーズに合わせて選択しましょう。
1. 不燃物として処分する
三原市では、家庭用炊飯器は燃やすことのできない不燃物に該当します。(※)
不燃物は地域ごとに月2回、小佐木のみ週1回 、指定の収集所で回収しています。
炊飯器をごみに出すときは、はさみなどを使って電源コードを根元から切り、本体と一緒に透明または中身の見える45L以内の袋に入れて袋の口をしっかり縛りましょう。入れるのは本体とコードのみで、付属の箱などは別途資源ごみとして処分します。
不燃物として処分するメリットは、コストがかからないところです。指定のごみ袋を購入する必要もなく、別途手数料が発生することもないので、無料で炊飯器を処分できます。注意点としては、不燃物をごみとして出せるのは、一部地域を除いて月2回のみであることです。タイミングによっては最長で2週間ほど待たなければならないので、引越しなどの事情で今すぐ炊飯器を処分したい場合には不向きの方法と言えます。
※出典:三原市. 「家庭ごみの分別ガイド 令和2(2020)年10月実施」.
2. 不燃物処理工場へ持ち込む
三原市では、燃やせないごみを市内にある不燃物処理工場(Ecoro)で処理しています。各収集所から回収された不燃物は、不燃物処理工場に運ばれて処理されますが、市民が直接工場にごみを持ち込むことも可能です。
不燃物処理工場の住所と受け入れ時間は以下のとおりです。(※)
-
不燃物処理工場(Ecoro)
- 住所
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三原市八坂町10227番地
(三原市清掃工場と同一敷地)
- 電話番号
- 0848-62-1200
- 受付時間
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月~金(祝日含む)
8時30分~12時、13時~16時30分
- 休館日
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土日、一部祝・休日、
12月31日~翌年1月3日
※2023年5月1日時点の情報です。
祝日については基本的に開場していますが、一部休場になる日もあります。開場日は、市が配布している三原市「かんきょうカレンダー」でも確認が可能です。(※)
不燃物処理工場に炊飯器を持ち込む際も、不燃ごみを出す場合と同じく、コードを切断し、本体とともに透明または中身が透けて見える袋に入れてください。
施設受け入れ時間内の持ち込みであれば、事前の申し込みや予約は不要です。受付のときに市内在住または市内に居住があることを確認できる、運転免許証やマイナンバーカードなどの書類の提示が必要になります。
なお、居所は市内にあるけれど、住所は市外にあるという場合は、申請書を記載することになります。(※)その際、居住所が三原市であることを確認できる公共料金の支払い領収書などの書類を提示してください。
不燃物処理工場に直接炊飯器を持ち込むメリットは、コストがかからないことと、好きなタイミングで炊飯器を処分できるところです。三原市民の場合、家庭ごみの搬入には費用がかかりませんので、処分手数料を節約できます。
また、不燃物処理工場は土日や一部の祝休日を除いて開場しているので、月2回の不燃ごみ回収を待たずに、自分の都合に合わせて処分できます。ただ、不燃物処理工場への持ち込みは周辺に駅などがないため、車両が必要です。マイカーや運転免許を持たない方は、他の方法での処分を検討する必要があるでしょう。
※出典:三原市. 「不燃物処理工場(Ecoro)への搬入方法」.
※出典:三原市. 「令和5年度かんきょうカレンダー(2023年4月~2024年3月)」.
※出典:三原市. 「家庭ごみの分別ガイド 令和2(2020)年10月実施 」. p.6
3. 買い替え時に家電量販店に引き取ってもらう
炊飯器を新しく買い替える場合、購入先の店舗で古い炊飯器を引き取ってもらえることがあります。家電量販店によっては、古い炊飯器を下取りするという形で、新しい炊飯器の値段が割引になるなどの特典を設けているところもあるようです。
下取りには完動品、付属品ありなど、いくつかの条件が提示されていることもあります。古い炊飯器を下取りに出したい場合は、あらかじめ購入先の店舗に問い合わせておきましょう。
買い替え時に引き取ってもらえば、古い炊飯器の処分と、新しい炊飯器の購入を一度に行えます。ただ、全ての家電量販店が買い替え時の引き取り、下取りに対応しているわけではないので要注意です。
4. 家電量販店に炊飯器を単体で引き取ってもらう
家電量販店の中には、新しい炊飯器を買い替えなくても、古い炊飯器を引き取ってくれるところがあります。大手家電量販店のほとんどは、炊飯器などの小型家電の回収に対応しているため、最寄りの店舗に古い炊飯器を持っていけば、手軽に処分できます。
単体で炊飯器を引き取ってもらう場合は回収料金やリサイクル料金が必要です。料金は量販店ごとに異なりますが、炊飯器1台につき550円~1,100円くらいが相場のようです。
家電量販店は年中無休で営業している場合が多いため、不要になったらすぐ炊飯器を処分できるところが大きな利点です。近場に家電量販店がない場合、店舗によっては出張引き取りに対応しているところもありますが、その場合、別途出張料金が発生するため、コストが割高になります。
一部の家電量販店で実施している、一箱分の小型家電を定額料金で回収する宅配引き取りサービスを利用するという方法もありますが、炊飯器一台のみを処分する場合は処分料の単価が高くなってしまうところが難点でしょう。
5. リサイクルショップに買い取ってもら
中古家電の買い取りを行っているリサイクルショップに売却する方法です。査定の結果、値段がつけば炊飯器を引き取ってもらえる上、売却益を得られるところがメリットです。
査定は基本的に店舗に持ち込む形で行われますが、一定数量の不用品をまとめて査定に出す場合は、出張買取に対応してくれる店舗もあります。その場合、自宅にいながら炊飯器を査定してもらえるので、店舗に持ち込む手間を省けます。
リサイクルショップが買い取ってくれるのは、美品かつ型式があまり古くない物に限られます。型式については店舗ごとに基準が異なりますが、製造から一定期間を超えたものは買取不可とするショップが多いようです。
炊飯器に目立った汚れや傷があるものや、製造年からある程度時間が経過しているものは、他の方法での処分を検討した方がよいでしょう。
6. フリマアプリやネットオークションに出品する
個人も利用できるフリマアプリやネットオークションに出品し、買い手を募る方法です。リサイクルショップの場合、保存状態や型式によっては買取不可となりますが、フリマアプリやネットオークションの場合、買い手が納得すれば不具合や故障のあるジャンク品でも売れる可能性があります。
リサイクルショップでは、査定結果を基に金額が決まりますが、フリマアプリやネットオークションでは任意で販売価格を設定できるのも大きなメリットです。
しかし、フリマアプリやネットオークションは買い手がつかないと取り引きが始まりません。出品した炊飯器を設定した価格で欲しいと思う人がいなければ、いつまでも炊飯器を処分することができなくなります。
処分を急いでいないのなら、買い手がつくまで待つのもありですが、引越しなどの理由ですぐ炊飯器を処分したい場合には不向きの方法と言えるでしょう。
また、フリマアプリやネットオークションでは、出品や商品の梱包、発送などの手続きを全て自分で行わなければなりません。これらの作業はそれなりの手間がかかりますので、時間や労力をかけたくないのなら、他の方法で処分した方がよいでしょう。
7. 友人や知人に譲る
炊飯器を欲しがっている友人、知人に譲り渡す方法もあります。日本は炊飯器のニーズが高いので、中古でもいいから欲しいという方がいるかもしれません。
自宅まで取りに来てもらえば、炊飯器を外に持ち出す必要もなく、手軽に処分することができます。あらかじめ現物を見て、納得した上で引き取ってもらえば、後のトラブルにつながるリスクも少ないでしょう。
しかし、身近に炊飯器を欲しがっている友人や知人がいるかどうかは、実際に声をかけてみないと分かりません。特に炊飯器の処分を急いでいる場合、炊飯器を引き取ってくれる友人、知人を探す余裕がありませんので、別の方法を模索した方がよいでしょう。
8. 不用品回収業者に依頼する
家庭で出た不用品の回収を行っている専門業者に依頼する方法です。電話やインターネットから依頼すれば、業者が自宅を訪問し、不用品を車両で回収してくれます。単体での回収はもちろん、複数の不用品をまとめて回収するパックプランもあり、車両一台に積載できるぶんを定額で引き取ってもらうことも可能です。
業者によっては不用品の買い取りにも対応しており、まだ使える炊飯器の場合は買い取ってもらい、回収費用に充てられるケースもあります。
回収の申し込みから実際の作業までにかかる日数は依頼先によって異なりますが、地元に作業店がある場合は最短で当日に対応してもらえる場合もあります。不用品の搬出自体も全て業者に任せられるので、手間や時間を掛けずに炊飯器を処分したい方におすすめです。
片付け堂三原店に炊飯器の処分を依頼するメリット
炊飯器の回収や処分に対応している不用品回収業者は複数あり、それぞれ特徴や強みが異なります。ここでは片付け堂三原店に炊飯器の処分を依頼するメリットを紹介します。
安心して炊飯器の処分を任せられる
家庭用炊飯器の回収や処分をするには、自治体から一般廃棄物収集運搬業の許可を得なければなりません。無許可の業者に回収を依頼すると、当初の見積りとは異なる法外な料金を請求されたり、違法な手段で炊飯器を処分されたりするおそれがあります。
片付け堂三原店は三原市から正式な許可を得て、不用品の回収、処分を行っておりますので、炊飯器の処分を安心してお任せいただけます。
不用品の買い取りにも対応
片付け堂三原店は、不用品の回収だけでなく、買い取りも行っています。
他にご不用品があった場合、状態の良い炊飯器はその場で査定し、買い取らせていただきます。
不用品回収の料金から買取金額を引いた金額を請求させていただきますので、よりお得に炊飯器を処分することができます。
市内なら最短即日対応
三原市内の不用品回収なら、最短で即日に対応することも可能です。
お見積りは電話やメール、LINEで簡単に申し込めますので、炊飯器の処分をお急ぎの方もぜひご利用ください。
三原市内の炊飯器処分は片付け堂三原店へご相談ください
三原市で炊飯器を処分する方法には、不燃ごみに出す、処理工場に持ち込む、家電量販店に引き取ってもらうなど、さまざまなパターンがあります。それぞれに特徴がありますが、なるべく手間や時間をかけず、短期間で炊飯器を処分したいのなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
三原市の片付け堂三原店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です