松山市ではスプリングベッドの収集を行っていないため、ベッド処分をする際は自ら業者へ持ち込む、収集運搬を依頼するなど、何らかの手配が必要です。この記事では松山市でベッド処分を検討されている人に向けて、松山市でのベッド処分の方法や、松山市の不用品回収業者についてくわしく紹介します。ぜひ参考にしてください。
ベッドマットの種類について
松山市でベッド処分をするには、まずは自宅にあるベッドマットの種類を正しく把握する必要があります。ベッドマットは大きく分けると「コイルありのもの」「コイルなしのもの」の2種類に分類できます。
【コイルありのもの】
コイルありのベッドマットは「スプリングタイプ」に分類され、その名のとおり、中にコイルを仕込んでいるマットレスのことを指します。さらにスプリングタイプのベッドマットは、主に下記の2種類に分けられます。
- ポケットコイル
- ボンネルコイル
【コイルなしのもの】
コイルなしのベットマットとして、主に下記の3種類が挙げられます。
- 高反発ファイバータイプ(樹脂が網目状、水洗い可)
- 樹脂素材、ウレタンタイプ(低反発、高反発ウレタン、低反発樹脂の3タイプがある)
- ラテックスタイプ(天然ゴムのラテックスを使用していて、耐久性に優れている)
松山市では処分できるベッドとできないものがある
松山市では処分できるベッドとできないベッドがあります。どのベッドであれば処分できるのか、くわしく見ていきます。
松山市ではスプリングマットレスは粗大ごみでは出すことが出来ない
松山市ホームページを確認してみると、粗大ごみの一覧にベッドの記載があるもの、スプリングマットレスは粗大ごみでは出せないことがわかります。それぞれの正しいベッド処分の方法についてはこの後くわしく紹介するので、そちらを参考にしてください。
粗大ごみの出し方
地域ごとに処理方法が若干異なりますが、松山市ではハガキ申込みによる粗大ごみの戸別無料収集を行っています。スプリングマットレス以外のベッド処分をする際は、専用のハガキで粗大ごみの収集依頼を申請してください。ハガキは地区別ごみカレンダーの全配布場所や、ホームページからのダウンロードで入手可能なため、必要事項を記入して収集依頼をしましょう。
ただし、ベッドのサイズによっては市の分別表に粗大ごみと記載があっても、粗大ごみとして出せないケースもあります。確実に収集してもらうためにも、事前にベッドのサイズ確認は必ず済ませておくことをおすすめします。
「市で収集しないもの」にスプリングマットレスが含まれる
松山市がスプリングマットレスを粗大ごみとして収集していないのは、松山市ではスプリングマットレスを「適正処理困難物」として扱っているためです。「適正処理困難物」とは、その名のとおり一般廃棄物のなかでも適正な処理が難しいごみのことを指します。
松山市ホームページに掲載されている「排出禁止物について」を確認してみると、スプリングマットレスは車のホイールや廃タイヤと同様に「適正処理困難物」に分類されています。そのため、松山市ではスプリングマットレスを粗大ごみとして収集することができないのです。
適正処理困難物の扱いについて(松山市ホームページより)
先述した「適正処理困難物」に該当するごみは、処分方法が一切ないというわけではありません。松山市ホームページには、スプリングマットレスは「一般廃棄物収集運搬業者の積替え保管許可業者へ直接持ち込むか、一般廃棄物収集運搬業許可業者へ収集運搬を依頼してください」と記載があります。
自宅のスプリングマットレスを処分したい場合は松山市ホームページを参考にしながら、適切な処分方法を取るようにしましょう。
※参考:排出禁止物の処理方法
松山市が収集してくれない主なもの
スプリングマットレス以外にも、松山市では下記に該当するものについては市での収集は行っていません。
- リサイクル制度が構築されているもの(エアコン・テレビ・冷蔵庫など)
- 適正処理困難物(車のホイール・廃タイヤ)
- 容積・重量が著しく大きいもの(農機具・ピアノなど)
- 危険性のあるもの(ガスボンベ類・注射針・バッテリーなど)
- 有毒性のあるもの(農薬・毒薬など)
- アスベスト製品(珪藻土バスマット・コースターなど)
この他にも、引っ越しなどで一時的に出る多量のごみや事業所から出るごみも、一般の収集方法とは異なります。廃棄する場合は十分に注意しましょう。
(参考)「布団」の扱いについて
ベッド処分をする際、「布団」の処分方法に悩む人もいるでしょう。松山市では、布団は「粗大ごみ」として収集可能です。ただし、ごみ袋に入るサイズの布団については可燃ごみとして廃棄できます。また、布団圧縮袋と布団カバーは可燃ごみ、布団干しは粗大ごみに分類されるため、松山市内でベッド処分をする予定がある人は覚えておくといいでしょう。
松山市でベッド処分をする6つの方法
次は松山市でベッド処分をする際の、6つの方法についてくわしく説明していきます。
購入したお店に相談する
ベッドの購入先がわかる場合は、購入したお店にベッド処分の方法を聞いてみるのもひとつの手です。ベッド処分と同時にベッドの買い替えを検討している場合は、買い替えの相談とあわせて手持ちのベッドの処分方法について相談してみると、スムーズに話が進むでしょう。
リサイクルショップに売る
中古ベッドの需要はあまり高くはありませんが、有名メーカーのマットレスであればリサイクルショップから高値で買取してもらえる可能性があります。ただし、ブランド品のマットレスであっても、へたりや汚れが目立ったり、スプリングが壊れていたりするものは買取不可になる可能性があるので注意しましょう。
ベッド関連のアイテムは店舗への自身での持ち込みが困難なため、買取が可能かどうか心配な場合は無料の出張査定を行っているお店を探しておくと安心です。
フリマアプリで売る
上記と同様に、フリマアプリでもブランド品のベッドやマットレスは比較的買い手がつきやすい傾向にあります。ただし、フリマアプリでベッドを売る場合は、出品するベッドの適正価格がどれくらいなのか、どのようなキーワードを入れて出品すれば売れやすいのかなど、事前のリサーチを入念に行うことが重要です。
実際に出品する際は写真の撮り方も買い手がつくかどうかを分ける大切なポイントとなるので、類似商品を検索するなどして出品時の参考にしましょう。
ジモティーを使って譲る相手を探す
松山市でベッドを無料で処分したいときは、地元に住んでいるユーザーと直接交流ができるインターネット掲示板サイト「ジモティー」を使うのがおすすめです。ジモティーでは投稿やユーザーとのやりとりで費用が発生することはないため、誰でも気軽に利用できます。
ジモティーで不要なベッドを直接引き取りに来てくれる相手を見つけられれば、ベッド処分にかかるコストは0円になります。処分費用を取られることもなく、梱包作業などの手間も発生しないため、非常に手軽にベッド処分をすることが可能です。
解体して家庭ごみとして出す
ベッド処分にあたって余計な出費を抑えたい場合は、自身でベッドを解体して家庭ごみとして出すという方法もあります。専用の工具やある程度の知識は必要にはなりますが、この方法であれば無料でベッド処理ができる上に、面倒なやりとりなどが発生することもありません。
ベッドを解体した後、それぞれのパーツを可燃ごみと不燃ごみに分別しましょう。地域によってごみの分別方法・回収方法は異なるため、松山市ではどのような規定になっているのか事前にしっかりと確認しておく必要があります。
不用品回収業者に引き取ってもらう
リサイクルショップやフリマアプリでも買い手がつかない、ベッドを解体する知識や工具がないという場合は、不用品回収業者に依頼して、手持ちのベッドを引き取ってもらうといいでしょう。費用はかかりますが、自分の思うタイミングで確実にベッドを処分できます。
松山市で不用品回収処分サービスを行っている業者(5選)
松山市で不用品回収処分サービスを使ってベッド処分をする場合は、これから紹介する5つの業者を利用するのがおすすめです。
片付け堂 松山店
片付け堂 松山店では、不用品回収の他、ごみ屋敷清掃や遺品整理など、幅広いサービスを行っています。松山市公認の一般廃棄物収集運搬業取得の許可業者なので、誰でも安心して利用できるのもポイントです。松山市の地域密着型で、電話一本で即日対応してくれるのも魅力のひとつです。
松山片付け110番
松山片付け110番は、松山市を中心にベッドの出張回収処分を行っています。電話で回収依頼をかけた後、最短1時間でベッドの回収作業を行ってくれます。365日昼夜問わず営業しているので、まとまった時間が取りにくい人でも利用しやすい業者と言えます。
愛媛・松山 りさいくるや
愛媛・松山 りさいくるやは、「出張買取」「不用品回収」の両方を行っている、出張専門のリサイクルショップです。松山市の地域密着型業者で、市内での実績も多数あります。出張査定・出張見積もりのいずれも無料で行ってくれるため、業者選びに悩んでいる人もまずは気軽に相談してみるといいでしょう。
不用品・片付けヘルパー
不用品・片付けヘルパーは、松山市・高松市を拠点とし、四国全域で不用品回収や家具等の粗大ゴミ回収を行っている業者です。一般廃棄物収集運搬業の営業認可を受けている、三井住友海上の賠償責任保険に加入しているなど、安心要素が大きいのが魅力的なポイントです。また、スタッフの対応が丁寧でリピート率が高いという声も多く挙がっています。
いっしょに片付けサービス
松山市を拠点に活動するいっしょに片付けサービスは、一般廃棄物収集運搬業許可の認可を受けている安心・安全の不用品回収業社です。海外のリサイクルショップとも連携しており、回収した不用品は海を超えて再利用されることもあります。365日24時間体制で営業しているので、急ぎのベッド処分が必要な場合も気軽に利用できるでしょう。
廃品回収業者とのトラブルに注意
廃品回収業者を利用してベッド処分をする場合は、その業者が本当に信頼のおける業者なのかをしっかりと見極める必要があります。「何でも無料」と謳っている業者を利用したにも関わらず、実際には何十万円もの回収費用を請求されてしまった、というトラブルも少なくありません。
松山市内でもこのようなトラブルは相次いで起きているため、廃品回収業者を利用する場合はその業者が認可業者なのかどうかを事前に必ず確認するようにしましょう。
※参考:不用品の回収依頼は許可業者に!
まとめ
今回紹介したように、松山市でベッド処分をする場合は様々な方法があります。自分に合った処分方法を選ぶのが一番ですが、「何を選んだらいいかわからない」という人は、まずは片付け堂 松山店の不用品回収サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
安心信頼の一般廃棄物収集運搬業取得の許可業者である他、無料電話相談、無料見積りも行っているため、初めてのご利用でも安心してサービスを受けられます。LINEでの30秒簡単見積りや、メールでの24時間無料見積りも行っているので、まずはお気軽にお問い合わせください。