この記事では、不要になったソファーを京都市で処分する予定がある方に向けて4つの処分方法を紹介し、それぞれの方法のメリット・デメリット、手間やコストについて解説します。複数の処分方法を比較検討することで納得できる方法を選択できるので、ぜひご一読いただき、お役立ていただければ幸いです。
京都でソファー処分をする方法とは
京都市でソファーを処分するには主に4つの方法があります。ここではその4つの方法を紹介しつつ かかる手間やコストなどの詳細を解説いたします。
大型ごみの収集日に出す
京都市では通常の可燃ごみとして回収できない家具やリサイクル家電などは「大型ごみ」として扱われています。ソファーもこの大型ごみに分類されており、大型ごみ受付センターに電話することで回収を依頼することが可能です。
電話で申し込んだ後は、必要な粗大ごみ処理手数料券(シール)を購入し、ソファーを指定された収集日に出すという流れになります。
自治体のごみ収集でソファーを捨てるメリット
大型ごみを自治体に処分してもらう場合、その手数料は品目やサイズによって規定されています。そのため、自分が出すごみの処理手数料が総額いくらになるのかはある程度予測でき、極端に想定金額からかけ離れた高額な手数料がかかる恐れもなく、安心して回収を依頼することが可能です。
また、収集日当日は、午前8時までにソファーを住まい周辺の収集場所に出しておくだけで業者が回収してくれるため、立ち合いをする必要がありません。
自治体のごみ収集でソファーを捨てるデメリット
自治体にソファーを処分してもらうにはちゃんとした手続きが 必要で、回収してもらうまでに時間と手間がかかります。自治体にソファーを回収・処分してもらう場合、まず電話で回収依頼を申し込み、その後にコンビニや区役所などで粗大ごみ処理手数料券(シール)を購入。事前にその処理手数料券の 必要事項を記入し、ソファーに貼り付けておく必要があります。
ごみの 回収は即日回収をしてくれるのではなく、申込日からおおよそ1週間後に回収をしてくれるため、即日ソファーを回収して欲しい人にとってはデメリットといえるでしょう。また、収集場所へのごみ出しは、当日の朝に自分で運ばないといけない ため大変で不便です。
京都の大型ごみ処理手数料
自治体による大型ごみ処理手数料は品目やサイズなどによって規定されています。京都市の場合、いす及びソファーの処分にかかる手数料は、何人用かによって400~1,600円、ソファーベッドは2,000円です。(※手数料の詳細は電話での申し込みの際に受付センターにご確認ください。)
- 品目
- 手数料
- いす(1人用のもの。ただし、応接用のものを除く。)
- 400円
- いす(2人以上のもので,ウレタン製又はスポンジ製のものに限る。ただし,応接用のものを除く。)
- 800円
- 応接用いす(1人用のもの)
- 800円
- 応接用いす(2人用のもの)
- 1,200円
- 応接用いす(3人用のもの)
- 1,600円
- ソファーベッド
- 2,000円
指定場所に持ち込んで捨てる
自治体を利用してソファーを処分したい場合、戸別回収を依頼する以外にも、自ら処分したいソファーを車に積んで指定の施設へ搬入する方法があります。京都市では持ち込みごみを受け入れている指定場所が2カ所あるので、詳細な情報を順番に確認していきましょう。合わせてメリット・デメリットも紹介します。
持ち込みでソファーを捨てるメリット
持ち込みでソファーを処分するメリットは、かかる手数料が比較的手頃という点です。京都市の場場合、処理手数料は100㎏までは一律1,000円で、以降100㎏増えるごとに1,500円加算されます。ソファーの他にも処分したい品物があれば、この機にいっしょに搬入するのも良いでしょう。
なお、ごみの受入基準や注意事項がありますので事前に詳細をご確認ください。
持ち込みでソファーを捨てるデメリット
自分でソファーを車に積んだり、指定場所まで運転したりためには手間と時間がかかります。
また、ソファーを積み込めるようなサイズの車を用意しなければいけないのも大きなデメリットとして挙げられるでしょう。
京都市の指定する施設におけるごみ処分は、大型ごみを積んだ車全体の重量を測ります。その後、 ごみを廃棄した車を計量することで、廃棄したごみの重さと手数料を算出する仕組みなので 必ずソファーを詰め込める車の準備が必要です。
京都の指定場所はどこ?
現在、京都市で大型ごみの持ち込み場所として指定されているのは「南部クリーンセンター」と「東北部クリーンセンター」です。なお、持ち込む際は「搬入申告書」と身分証明書が必要となります。詳細はお近くのセンターにご確認ください。
【南部クリーンセンター】
住所:京都市伏見区横大路八反田29
電話番号:075-611-5362
受付時間:月~金曜日、第2・第4土曜日、9時00分~16時30分(12時00分~13時00分を除く)
【東北部クリーンセンター】
住所:京都市左京区静市市原町1339
電話番号:075-741-1003
受付時間:月~金曜日、第2・第4土曜日、9時00分~16時30分(12時00分~13時00分を除く)
解体して燃えるごみとして捨てる方法もある
どうしてもお金をかけずに処分したい場合は、自宅でカッターやハサミを使ってソファーを細かく解体し、燃えるごみとして捨てるという方法 もあります。
ただし、かなりの手間と時間がかかることを覚悟しておいてください 。解体の際はちりやほこりが出るので作業後は部屋を掃除しなければなりません。また、複雑な金具やスプリングが入ったソファーの場合は本格的な工具を要することもあります。
不用になったソファーの処分が難しい理由 は、そのままだと家庭ごみのように手軽に捨てられないという点にあります。手間をかけて燃えるごみとして処分するか、お金を払って素早く処理するかを個人で判断する必要があるでしょう。
リサイクルショップに引取を依頼する
不用になったソファーがまだ使えそうな状態であれば、近隣のリサイクル業者にソファーの査定、買取・引取を依頼する方法もあります。もしも査定の結果、値段が付くのであればそのまま買い取ってもらうことも可能です。
まずはインターネットで出張買取を行っているリサイクル業者を検索し、電話などで見積もり依頼をしてみるとよいでしょう。
リサイクルショップでソファーを捨てるメリット
もし、処分したいソファーがブランド品や非常に良い状態をキープしている品の場合、思った以上の査定額が付く可能性があります。仮に査定額が低かったとしても出張買取であれば、業者が直接ソファーを回収しに来てくれるので、ソファーを運ぶ手間が省くことが可能です。
また、誰かにソファーを再利用してもらえるという点で、環境を配慮したエコな処分方法でもあります。
リサイクルショップでソファーを捨てるデメリット
基本的にリサイクルショップは「安く仕入れて、それより高く売る」ことで利益を出しています。そのためソファーを査定してもらっても依頼主が納得できる査定額が付くとは限らず、過度な期待は禁物です。
当然ソファーの状態によっては「買取り不可」と査定されることもあります。その場合、無料で引取ってもらえる可能性もありますが、逆に処分費用が発生してしまうケースもあるので注意が必要です。
不用品回収業者を利用する
不用品回収業者とは、家庭やオフィスなどで不要となった物を再利用できるものとして回収し、それらを売買・交換することによって収益を得る事業者です。危険なものや有害なもの以外は、リサイクルショップが買取・引取をしてくれない品物でも処分してくれるところが魅力です。
処分したいソファーの点数が多い場合や、明らかに古びたソファー、壊れてしまったソファーでも気軽に回収を依頼できます。まずは、問い合わせて見積もりを出してもらいましょう。
不用品回収業者を利用するメリット
ソファーの処分を不用品回収業者に依頼する場合、自治体に依頼する場合とは違い、基本的に依頼主の都合の良い日時に回収してもらえます。問い合わせしたその日に回収してくれる業者もあるので、急ぎのときはとても便利です。
また、自治体が法令により受け入れていないリサイクル家電も含めて 幅広い不用品を引取ってくれ、点数の制限もないためソファー以外にも不用品があればまとめて処分を依頼できます。
さらに、ソファーを持ち上げたり運んだりという作業はスタッフが行ってくれるため、依頼主は労力を使うことなく快適にソファーを手放せます。できるだけスピーディにソファーを処分したい人におすすめの方法と言えるでしょう。
不用品回収業者を利用するデメリット
不用品回収のサービス内容の詳細やその料金は、業者によってさまざまです。そのため、1つの会社だけを見て決めるのではなく、複数の業者を比較検討して自分のニーズに合ったサービスを選ぶ必要があります。
ほか も 業者の仕事が立て込んでいる時期は即日回収が厳しいことや、回収日時のスケジュール調整に時間がかかることも考えられます。そのため、できるだけ余裕をもって依頼しなければいけません。
また、業者が自宅やオフィスに来て作業している間は基本的に立ち合いが必要となります。仕事などで立ち合いの時間を取るのが難しい場合は、不用品回収業者と相談するなどの工夫をしなければいけません。
京都でできるだけ安く不用品回収業者に処分してもらう方法とは
不用品回収業者に依頼する場合、実は料金を抑えるコツがいくつかあります。
まずは、不用品買取に対応している業者を選ぶことです。ソファーの状態が良い場合は高い値段で売却できる可能性があります。見積もりの結果、買取不可となった場合でも自分でソファーを分解する、運び出しを手伝うといった工夫が処分費用の値下げにつながることもあります。
そして最も大事なのが、いくつかの業者の特徴を比較してみることです。
たとえば京都市にある「片付け堂」では不用品買取に対応しており、下見・見積もりも無料、さらにTポイントが貯まる というメリットがあります。いくつか望ましい業者を見つけたら、相見積もりをとるのもおすすめです。
ソファーを処分するタイミングとは
一般的にソファーの寿命は、5~10年ほどといわれています。
明らかな故障や損傷があれば容易に処分を決断できますが、経年変化で徐々に傷んでいった場合、つい処分を先延ばしにしがちです。しかし、寿命を無視して使用しているとやがてソファーの表面がポロポロと剥がれ落ちたり、破けて中身が出てきたりするようになります。
「座ったときにきしむような音がする」「座面の生地が擦れている」「弾力がなくなって座り心地が悪くなってしまった」などの兆候に気づいたら、処分を検討しましょう。
あるいは、引っ越し、リフォーム、家族構成変化などのタイミングを上手にとらえ、空間や用途に合ったソファーに買い替えるのもおすすめです。
まとめ
今回この記事でご紹介した通り、ソファーを処分するには複数の選択肢があります。自治体に大型ごみとして回収してもらうこと、自治体の指定施設に持ち込むことは一般的で広く知られた方法です。しかし、素早く処分したい場合や、売却の可能性を考えている場合は不良品回収業者に依頼するのがおすすめです。複数の業者から見積もりをとって比較することで、納得のいく処分が実現します。
京都でソファーの処分にお困りの方は、まずはネット検索で信頼できる不用品回収業者を探すことから始めてみてはいかがでしょうか。
京都市の不用品回収業者の片付け堂京都店は、市区町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している安心の業者です。全国でお家に関するさまざまな困りごとを解決できる広範囲のサービスを提供しています。電話相談、お見積り、キャンセル料は無料です。さらに100円(税込)につき1ptのTポイントが貯まり、貯めたTポイントも利用できます。
引越しや大掃除などで発生する不用品回収・粗大ゴミの処分にお困りでしたら、ぜひ無料のお見積もりからお気軽にお問い合わせください。