京都で家電（リサイクル家電）を安く処分する方法を解説

家電の処分は意外に面倒なものです。特にリサイクル家電は処分方法が厳密に決まっているため、注意しなければなりません。

そこでこの記事では、京都で家電処分に困っている人に向け、安く家電を処分する方法や費用の目安を紹介します。できるだけ安く、楽に家電を処分するのに役立ててください。

京都で家電を処分する場合は「リサイクル家電」に注意

家電を処分する場合は、リサイクル家電かどうかに注意しましょう。該当する家電は処分方法が変わります。

リサイクル家電に該当するものとは

家電リサイクル法の対象であるリサイクル家電は、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機、エアコンの4品目です。これらの家電は、家電メーカーなどに適正な廃棄とリサイクル利用が義務付けられています。そのため、他の家電や粗大ごみと違って特別な処分方法を取らなければなりません。

リサイクル料金一覧表

京都府のリサイクル料金を家電ごとにまとめたのが以下の表です。実際はメーカーごとにリサイクル料金が違うため、あくまで平均的な目安になります。

なお、収集運搬を行う小売業者や回収業者に支払う収集運搬費が発生する場合があることも覚えておきましょう。

※参照記事：京都でのエアコン処分方法（自治体以外）を紹介

京都で家電を安く処分する方法とは

リサイクル家電やその他の家電の処分方法は、スクラップ回収業者、自治体の回収サービス、自治体の指定場所への持ち込み、小売店の処分サービス、不用品回収業者の5つあります。ここからは、それぞれの処分方法について詳しく解説していくので参考にしてください。

スクラップ回収業者を利用する

スクラップ回収業者とは、鉄やアルミ、ステンレスなどリサイクル可能な金属の回収を行っている業者です。業者ごとに独自の基準を設けているため、リサイクル料金よりも安い値段で処分できる場合があります。また、買い取りしてもらうことで利益が出ることも。

スクラップ回収業者の料金相場

スクラップ回収業者の料金相場は以下のとおりです。ただし、業者によって料金設定が違うため、具体的な見積もりは持ち込み先に確認しておきましょう。

スクラップ回収業者のデメリット

スクラップ回収業者に処分を依頼する場合、自分が希望する条件に合った業者を探すのが大変です。そもそも近くにスクラップ回収業者がないという人もいるでしょう。加えて、料金相場やサービスの質に差が出やすいため、業歴が長いところや料金・回収手順が分かりやすい業者を自分で見極める必要があり大変です。

スクラップ回収業者に依頼する手順

スクラップ回収業者に依頼する手順は、スクラップ業者へ問い合わせを行い、必要な処分費用を支払います。家電によっては買い取ってもらうことで利益が出ることもあります。

その後は、スクラップ回収業者に家電を自分で持ち込んで処分しましょう。業者によっては、指定日時に出張回収に応じてくれるところもあります。

京都の自治体に回収してもらう

専用の窓口で回収申し込みを行います。回収家電がリサイクル家電やパソコン、石油・灯油ストーブではなく、30×40×40cm以内のものなら小型家電として回収してもらえます。回収場所は普段利用しているゴミ収集場所なので、遠方まで運搬する必要はありません。

サイズが30×40×40cmを超えるオイルヒーターや電子レンジ、食器乾燥機などは、大型ごみに該当するので、自治体が指定している手数料を支払うことで回収してもらえます。

京都の自治体の処分費用

京都府のリサイクル家電については、先に紹介しました。小型家電と代表的な大型ごみの料金相場は以下のとおりです。

京都の自治体で回収してもらうデメリット

自治体で回収をしてもらう場合、近くのゴミ収集場所ではあるものの、自分で搬出する必要があります。重い家電を運ぶ際は、負担を感じることもあるでしょう。また、不法投棄などの心配なく確実にごみとして処分できますが、一度に大量に捨てるとマナー違反になるケースもあるため注意が必要です。

京都の自治体に回収を依頼する手順

リサイクル家電については、購入した小売店に処理を依頼するか、指定取引場所に持ち込むしかありません。近くに小売店がない場合、市町村のごみ担当課に相談しましょう。

小型家電の場合は、拠点回収場所へ持参するだけです。ただし、取り外せるバッテリーが付いている家電はバッテリーを取り外し、役所や電気店などで処分してください。

大型ごみは、京都市大型ごみ受付センターに連絡し、収集日・手数料・収集場所を確認します。そしてコンビニなどで粗大ごみ処理手数料券を購入し、収集日当日に粗大ごみ処理手数料券を品目ごとに貼っておくと回収してもらえます。回収を確認するまでは、粗大ごみ処理手数料券の裏面を保管しておきましょう。

京都の指定取引場所に持ち込む

京都府には、リサイクル家電回収のための指定取引場所があります。ここに直接持ち込めば収集運搬費用がかかりません。府内の運輸業者や流通センターなどが指定取引場所になっているので、最寄りの施設を選びましょう。

指定取引場所に持ち込んだ場合の費用

リサイクル家電を捨てる場合は、リサイクル料金のみです（先の「リサイクル料金一覧表」を参照）。また、小型家電は一部の区役所・支所、商業施設へ無料で持ち込めます。粗大ゴミは東北部クリーンセンターに持ち込め、ごみ処理手数料は以下のとおりです。

指定取引場所で処分するデメリット

自分で運搬して持ち込まなければならないので手間と時間がかかります。そのうえ家電によってはケガをしたり腰を痛めたりする恐れもあるため注意が必要です。

指定取引場所に依頼する手順

リサイクル家電を持ち込む場合には、一般財団法人家電製品協会の家電リサイクル券センターに加入している業者を選びます。以下のサイトで最寄りの指定取引場所を探し、営業時間を確認してから持ち込みましょう。

参考：最寄り指定取引場所一覧｜一般財団法人家電製品協会の家電リサイクル券センター

購入した店舗に処分をお願いする

家電を購入した家電量販店や電気店などの小売店に処分をお願いする方法もあります。自宅への回収サービスを利用するほか、店舗によっては直接家電を持ち込むことも可能です。

店舗で処分する場合の費用

店舗でリサイクル家電を処分する場合は、リサイクル料金と収集運搬費がかかります。リサイクル料金については、先に紹介した「リサイクル料金一覧表」を参照してください。収集運搬費の目安は1,000～4,000円程度です。

小型家電や粗大ごみにあたるものを店舗で処分してもらう場合は、店舗の設定金額を確認しましょう。一例として大手家電量販店の料金を紹介します。

店舗で処分するデメリット

リサイクル料金、処分費用に加えて収集運搬費がかかります。収集運搬費は店舗によって異なり、買い替えか処分のみかで費用が変わることもあるので注意が必要です。

京都の店舗で家電を処分する手順

Webサイトや店舗でリサイクル料金、処分費用を確認のうえ、家電量販店に問い合わせましょう。メーカーごとのリサイクル料金は、家電製品協会のホームページから確認可能です。

自宅回収か持ち込みか選べる場合は、どちらにするか決めます。繰り返しになりますが、料金は店舗や状況によって違うので依頼する前に確認しておくことが大切です。

京都に対応している不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者とは、家電だけでなく家具や粗大ごみなどを全般的に処分してくれる業者です。自宅まで回収に来てくれるうえ、即日対応が可能な場合も少なくありません。最も手間と時間がかからないのが、不用品回収業者に依頼する方法です。

不用品回収業者の利用料金の目安

不用品回収業者は大量の不用品を処分することが多いため、トラックのトン数などでパッケージ料金にしているのが一般的です。ただし、リサイクル家電など品目別に料金を設定していることもあります。そのため、一概には言えないものの、1立米（1m×1m×1m）あたり10,000～12,000円が利用料金の目安です。

不用品回収業者を利用するデメリット

不用品回収業者は、自分で自治体に回収してもらう場合よりもお金がかかります。また、悪質な業者も存在するので、被害に遭わないように注意が必要です。

不用品回収業者に家電回収を依頼する手順

不用品回収業者は京都府内にたくさんあるので、まずは業者選びから始めます。条件がよい業者がみつかったらメールや電話などで問い合わせをし、見積もりを依頼しましょう。品目が多い場合は、業者が自宅に訪問して見積もりをする場合もあります。

見積もりに納得したら契約して収集を依頼し、その後は、不用品回収業者が運び出しから処分まで行ってくれるので手間がかかりません。

京都で「良い」不用品回収業者を見分けるコツとは

数多くの不用品回収業者のなかから優良業者を見分けるには、どうしたらよいのでしょうか。ここからは優良業者を見分ける3つのポイントを解説します。

許可の有無を確認する

不用品回収業を営むには、管轄の自治体から「一般廃棄物収集運搬業許可」を受ける必要があります。もし許可を得ていないなら違法業者です。こうした悪質業者に依頼してしまうと、高額な料金を請求されたり、回収した家電を不法投棄されたりする恐れがあるので注意しましょう。

正規の不用品回収業者なら、ホームページやチラシなどに許可を受けていることを明示しているはずです。

料金プランをチェックする

明朗会計の業者を見極めることが大切です。明朗会計の業者の場合、品目ごとに料金を設定し、テレビやエアコンなど、品目別に事前に料金を提示しています。そのため、見積もりを出してくれる業者を選ぶようにしてください。パッケージ料金なら1立米単価や出張料金などが明確に書かれているかをチェックするようにしましょう。

相見積もりをとる

2～3社で見積もりを取ると料金相場をつかめるため、高額料金を請求する悪徳業者も避けられます。ただし、あまりに安い見積もりを出してくる業者は、追加料金を請求してくる可能性が高いので注意しましょう。なお相見積もりをしていることを伝えて料金交渉をするのも、費用を抑えるコツです。

まとめ

最も安く家電を処分できるのは、自治体が指定する場所に持ち込んで処分する方法です。しかしリサイクル家電を引き取ってもらえないことや運び出しの手間がかかるなど、不便なこともあります。

不用品回収業者なら、リサイクル家電をはじめとして、その他の家電や家具、不用品をまとめて処分できます。不用品回収業者に依頼する場合には、相見積もりを取り優良で安い業者をみつけましょう。

不用品回収業者の片付け堂京都店は、京都市から一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している安心の業者です。全国でお家に関するさまざまな困りごとを解決できる広範囲のサービスを提供しています。電話相談、お見積り、キャンセル料は無料です。さらに100円(税込)につき1ptのTポイントが貯まり、貯めたTポイントも利用できます。

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