京都市で自転車を処分する方法について、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。また、買取サービスなどでお得に不用な自転車を処分できないのかと、その方法を調べている人もいるでしょう。
この記事では、京都市で自転車を処分する具体的な方法や手順などを解説した上で、簡単スムーズに処分する方法を紹介します。また、自転車を処分する際の注意点などにも触れるので、ぜひ最後まで読んで自転車を処分する際にお役立てください。
京都では自転車は「大型ゴミ」
京都市で自転車の処分は「大型ゴミ」として分類されます。各自治体で異なりますが、京都市の大型ゴミの定義は一辺30cm以上の不用品が大型ゴミです。したがって、一辺30cmを超える自転車は大型ごみとして分類されます。
京都市で大型ゴミを処分する際は「処理手数料」の支払いが必要です。また、自転車のインチによって処理手数料は異なります。ここでは、自治体で自転車を処分する際の処理手数料について紹介するので、参考にしてください。
自治体で処分する場合の手数料
京都市で自治体に自転車の処分を依頼した場合は、以下の手数料が発生します。
- 20インチ未満の自転車の処理手数料：400円
- 20インチ以上の自転車の処理手数料：800円
ただ、京都市ではこの処理手数料を「目安」としています。京都市自治体の公式ホームページに記載されている品目でも「大きさにより手数料が異なる場合もある」としているため注意が必要です。処分手数料額は、電話申し込み時に必ず確認しましょう。
京都の自治体で自転車を捨てる手順
ここからは、京都の自治体で自転車を捨てる手順を確認しましょう。
受付センターへ連絡
まず「大型ごみ受付センター」に電話連絡します。
- 電話受付時間：毎日午前8時30分～午後4時30分
- フリーダイヤル：0120-100-530
- 携帯電話からは：0570-000-247（通話料がかかります）
- IP電話などからは：075-330-6100
電話受付は「年末年始」のみ休みとしています。また、月曜日や祝日の翌日など休日明けの午前中は、電話が混み合いやすいため、別の時間帯に問い合わせるとことをおすすめします。
収集場所・収集日・手数料を確認
京都市の大型ごみ受付センターに電話がつながったら、住所・氏名・電話番号・自転車の大きさ・数量・出す場所、などを伝えます。その後、収集場所・収集日・処分手数料を確認できるので、忘れないようにメモしておきましょう。
通常、収集日は申し込んで受付けられてから1週間程度です。収集場所までは自分で自転車を運ぶ必要があります。どうしても自分で収集場所までの運搬が難しい場合は、受付センターとの電話でその旨を伝えて相談しましょう。もしかすると、調整してもらえるかもしれません。
収集日になったら自転車を処分する
収集日になったら自転車を収集場所に運びますが、事前に処分手数料を納める必要があります。コンビニなどで「粗大ごみ処理手数料券」を購入し、収集日と名前を記入した上で処分する自転車の見やすい場所に張り付けてください。
収集場所には、収集日の当日午前8時までに運搬します。前日の夜などに出すと、収集業務に支障をきたすケースもあるので、必ず当日に出してください。収集に立会う必要はありません。
その他にもある！京都で自転車を処分する方法
ここでは、京都で利用できるその他の自転車処分の方法を簡単に紹介します。
買取専門店に持っていく
人気メーカーなどのマウンテンバイクやロードバイク、電動アシスト付き自転車なら買取専門店で売れる可能性があります。お金を払って処分するより当然お得なので、まずは査定に出すことも検討しましょう。
買取専門店で自転車を処分する場合に必要な書類は、以下の通りです。
- 運転免許証や保険証などの本人確認書類
- 防犯登録の抹消がわかる書類
（未成年者は保護者の同意書）
買取専門店に査定依頼する前に防犯登録の抹消手続きを行う必要があり、店舗によって必要書類が異なる可能性もあるので注意しましょう。
自転車を高く売るポイントは、以下の通りです。
- 目立つ傷や汚れ、パンクなどをチェック
- 反射板の割れや鈴の不具合
- 購入時の付属品があれば一緒に査定に出す
- 動きに問題はないか
買取専門店に行く前に、自転車をできるだけきれいな状態にしておくことがポイントです。普段使用していない付属品なども、自宅で探して準備しておくと良いでしょう。
リサイクルショップに依頼する
買取専門店では、人気があり需要の高い自転車が買取対象ですが、リサイクルショップでは状態のいいものが買取対象です。そのため、買取専門店よりも買取価格が低くなることがほとんどです。
しかし、リサイクルショップでは値がつかなくても引き取ってくれる店舗もあるため、処分に費用がかからない可能性もあります。さらに買取専門店同様、自宅まで査定・回収に出張してくれ店舗があるのも特徴です。
リサイクルショップで自転車を処分する場合に必要な書類は、以下の通りです。
- 運転免許証や保険証などの本人確認書類
- 防犯登録の抹消手続きが完了したことがわかる書類
- 未成年者は保護者の同意書
リサイクルショップで自転車をできるだけ高く売るコツは、以下の通りです。
- 自転車に目立つ傷や汚れがないか確認し、あればクロスなどでふき取る
- パンクがないか確認し、修理等を行う（難しければパンクしていることをリサイクルショップに相談）
- 反射板の割れや鈴の不具合はないか
- 購入時の付属品があれば一緒に査定に出す
- タイヤやブレーキなどの動きに問題はないか
自転車の見た目や動きに問題があれば、できる限り自分で対処した状態でリサイクルショップに持っていきましょう。どうしても難しい場合は、その旨をリサイクルショップに伝えることで適切な対応を取ってくれる可能性があります。
オークションやフリマで販売する
オークションやフリマなどで販売する方法もあります。手数料以外の売上げはすべて自分に入るのでおすすめです。
買取専門店では売れなかったり、納得できる値がつかなかったりしても、高値で売れるケースも少なくありません。また、安くてもお金をかけて処分するよりはお得になる可能性がある方法です。
ただ、デメリットもあります。梱包や配送の手配も自分でやる必要があることや、トラブルへの対処などです。買取専門店やリサイクルショップでは、すべて業者に任せられますがオークションやフリマでは自分で対応する必要があります。
オークションやフリマで自転車を高く売るためには、次のポイントを押さえておくことが大切です。
- 画像で好印象を与えられるように撮影する
- 正常に動く自転車以外は出品しない
- 自転車の状態は偽ることなく正直に伝える
なお、オークションやフリマを利用する場合は、出店前に防犯登録の抹消手続きが必要です。手続をせずに譲渡すると、犯罪の疑いをかけられるなどの被害に遭うことがあるため注意しましょう。
友人などに譲る
友人や知人に譲る方法もあります。費用をかけずに自転車を処分でき、譲られるほうも無料で自転車が手に入るので経済的です。また、需要のある人気モデルならお金を払ってくれるケースもあります。
ただ、譲渡後のトラブルを避けるため、防犯登録の抹消手続きは行っておきましょう。譲渡した自転車が盗難に遭い、犯罪に利用されるなどリスクがあるためです。抹消手続きができない場合は、譲渡するタイミングで防犯登録カードを相手に渡します。
万が一、防犯登録カードを紛失している場合は 譲渡証明書を作成し名義変更を行いましょう。
自転車の名義変更手続ができる場所は、自転車防犯登録所に指定されている自転車販売店などです。
なお、名義変更は自転車を譲り受けた人が行います。その際に必要なものは、以下の通りです。
- 自転車
- （譲り受けた人の）本人確認書類
- 自転車を譲り受けたことが分かる書類（例：譲渡証明書）
- 登録料
自転車を友人に譲る側は、相手がスムーズに名義変更手続を進められるように譲渡証明書を用意しておく必要があります。譲渡証明書は、各自治体の「自転車防犯協会」のHPでダウンロードできるので、一度確認してみましょう。
新しい自転車に買い替えて、引き取ってもらう
新しい自転車を購入予定の場合、購入する販売店に引き取ってもらう方法もあります。自転車購入のタイミングで古い自転車を処分できるので、手間の少ない処分方法です。店舗によって金額は異なりますが、1,000円程度で自転車を引き取ってもらえるケースが多くなっています。
ただし、無料で処分できる場合など対応や回収方法も店によって違います。新しい自転車に特にこだわりがない場合は、自転車の引き取り対応で購入する店舗を選ぶのも良いでしょう。
不用品回収業者に回収を依頼する
費用はかかりますが、不用品回収業者に回収を依頼する方法もあります。自分で持ち込む必要がないので、手軽に自転車を処分できる方法です。自治体よりも処分費用は高くなりますが、シールを貼りつけたり収集場所まで運んだりする必要はありません。
電話やWEBで事前見積りを取れる業者もあるので、金額に納得した上で依頼できます。また、費用さえ支払えば何台でも回収してくれるので、複数台処分したい場合にも便利です。さらに、自転車以外にも通常のゴミとして処分できないものがあれば、一緒に回収してくれます。
ただ、悪徳業者もいるので以下のような悪徳業者には注意しましょう。
悪徳業者と契約しないように注意
残念ながら、不用品回収業者の中には法律に則った営業をしていない悪徳業者が存在します。悪徳業者と知らずに契約してしまうと、さまざまな被害に遭う恐れがあるため注意が必要です。
- 事前に確認したよりも高額な料金を請求してくる
- 回収された自転車が不法投棄されるケースもある
- 無料で回収し引き取った自転車を海外へ売りさばき不当利益を得ている
- 無料としているにも関わらず回収してもらった途端に高額請求してくる
悪徳業者と契約しないためには、「無料回収」とうたっている業者は怪しいと考えておきましょう。事前見積もりをしてくれない業者とは契約しないことも重要です。
また、自転車を処分するまでに時間がある場合は、相見積もりを取るのもおすすめです。不用品回収業者の相場を把握できれば、悪徳業者との見極めがしやすくなります。
自転車を処分する前に、防犯登録の抹消が必要
自転車を処分する前には、防犯登録の抹消手続きが必要です。ここでは、防犯登録と抹消手続きについて解説します。
そもそも防犯登録とは
自転車の防犯登録とは自転車の盗難被害にあった際、自分の元に自転車が戻ってくるように登録する制度です。自動車法によって義務づけられています。
防犯登録は自転車を購入した店舗で手続きするのが一般的で、京都市では登録料600円（非課税）、有効期限は防犯登録した日から10年間です。登録したデータは有効期限である10年間、警察で保管されます。
また、自転車を手放す場合は登録の抹消手続きが必要ですが、防犯登録をしていない場合は手続きの必要はありません。
防犯登録の抹消手続きをする際の手順
防犯登録の抹消手続き時に必要な書類や、手続きする場所は以下の通りです。
【必要書類】
- 譲渡する自転車本体
- 譲渡される側の運転免許証や保険証などの本人確認書類
- 防犯登録カード
防犯登録カードがない場合は、購入時の領収証や保証書などで代用できるケースもあります。なお、自転車を譲渡する側の立ち合いは不要です。
【手続きできる場所】
- 自転車防犯登録所に指定されている自転車販売店など
- 警察署や交番
詳しくは「京都府自転車防犯登録推進協議会」のホームページから確認できます。
防犯登録の抹消手続きをせずに処分するとどうなる？
防犯登録の抹消手続きをせずに自転車を処分すると、さまざまなリスクがあるので注意が必要です。例えば、処分した後も自分の名義になっているため、犯罪に利用されたり不法投棄の疑いをかけられたりする可能性があります。
実際に関わっていなくても事情を聞かれたり容疑をかけられたりするのは、気分がいいものではありません。こういったトラブルを防ぐには、きちんと処分した証明をするための防犯登録の抹消手続きが必要です。
京都に店舗がある「片付け堂」ならスムーズに自転車を処分できる
京都市に店舗がある「片付け堂京都店」なら、LINEやメール、電話で簡単に見積もりができます。不用品回収をはじめ、ゴミ屋敷清掃や遺品整理、ハウスクリーニングや不用品の買取など、幅広く対応可能です。
自転車だけでなく、他の不用品もまとめて回収したいと考えている人は一度片付け堂に問合せてみてはいかがでしょうか？
まとめ
京都市で自転車を処分するには、自治体に依頼する方法以外にもさまざまな方法があります。ただ注意すべきは、リスクを防ぐため処分する前に防犯登録の抹消手続きを確実に行うことです。
リスクを回避しきちんと自転車を処分するなら「片付け堂京都店」へ相談ください。京都市の不用品回収業者の片付け堂京都店は、京都市から一般廃棄物収集運搬業の許可を取得している安心の業者です。現金だけでなく、クレジットカード払いもできるため手元にお金がない場合でも安心して依頼でき、電話相談、お見積り、キャンセル料は無料なことがポイントです。また、支払い金額に応じて100円(税込)につき1ptのTポイントが貯まりお得感を味わえます。
もちろん、京都市の許可を得ている優良な不用品回収業者なので、不法投棄等の心配もありません。即日対応にも対応しているため、すぐに自転車を処分しなくてはいけない人も利用しやすいでしょう。京都市で不用な自転車の処分に困っている人は、ぜひお気軽に片付け堂京都店にご相談ください。
