布団の保温性が失われたり匂いが気になるようになったりしたら、買い替えのサインです。
しかし、布団は通常の生活ごみと異なり大きさがあるため、処分方法には迷うという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、京都で布団の処分をお考えの人に向けてどのような方法があるのかについて解説します。処分方法ごとのメリット・デメリット、費用について紹介しますので、ぜひ役立ててください。
京都の布団処分の6つの方法を解説
ごみ処分の方法は、自治体によって違いがあります。ここからは京都市の布団処分の方法を見ていきましょう。
大型ごみとして処分する
京都市では布団を指定されたごみ収集日に「大型ごみ」として出せます。最大のメリットは処分料が安いことですが、シールの購入や申し込みに手間がかかるというデメリットもあります。
また、ごみの排出場所に自分で布団を運ばなくてはいけません。排出場所は指定できますが、排出場所は収集車が侵入可能な場所でないといけないため、家から少し離れる可能性もあります。
処分の手順
処分をする順番としてまずは、京都市大型ごみ受付センターに電話を入れます。受付時間は8時30分~16時30分です。住所や数量などを伝え、収集日や排出場所を決めましょう。
次に、粗大ごみ処理手数料券を市内のコンビニエンスストアや市役所で購入し、収集日の8時までに粗大ごみ処理手数料券を貼って、排出場所に出します。その際、ごみ処理手数料券には収集日と名前を記入することを忘れないようにしましょう。
また、シールの裏紙は収集するまで保管するようにします。
処分にかかる費用
京都市に処分を依頼する場合の処分費用は、布団1枚につき400円です。
京都のクリーンセンターに持ち込む
京都市内ではクリーンセンターに持ち込むことで布団を処分できます。クリーンセンターはごみ焼却の施設ですが、京都市の場合、京都市南部クリーンセンターと京都市東北部クリーンセンターへは自分で持ち込めます。
【京都市南部クリーンセンター】
- 項目
- 内容
- 住所
- 京都市伏見区横大路八反田29
- 電話番号
- 075-611-5362
- 最寄り駅
- 淀駅、中書島駅
【京都市東北部クリーンセンター】
- 項目
- 内容
- 住所
- 京都市左京区静市市原町1339
- 電話番号
- 075-741-1003
- 最寄り駅
- 淀駅、中書島駅
どちらのクリーンセンターも受付時間は月曜~金曜および第2・4土曜日の9時00分~12時00分、13時00分~16時30分となります。布団などのごみを持ち込む際は、運転免許証や保険証などの身分証明書の提示が必要であるため忘れないように注意してください。
処分の手順
クリーンセンターを利用する手順としては、まずは「搬入申込書」に必要事項を記入します。搬入申込書は、各クリーンセンターや環境政策局適正処理施設部施設管理課、各まち美化事務所、区役所や支所内のエコまちステーションで手に入ります。
申込書を受け取るためには、身分証明書の提示を求められるのでマイナンバーカードや保険証、免許証などのいずれかを持参するようにしましょう。
そして、必要書類がそろったら布団を持ち込むことになりますが、ごみによって搬入場所が異なるため、クリーンセンターに到着にしたら必ず確認するようにしてください。
処分にかかる費用
ごみ処理手数料は搬入量により変わります。100㎏までなら1,000円、101㎏~600㎏は1,500/100㎏、601㎏~は2,000円/100㎏です。
布団1枚は5㎏前後であるため、よほど枚数を出さない限りは100㎏を超えることはありません。家庭で使用している布団を数枚捨てる場合は、処分にかかる費用は1,000円と見ておいて良いでしょう。
布団を解体して燃えるごみとして捨てる
枚数が1枚程度であるならば、細かく切ってほかの生活ごみと一緒に燃えるごみの日に出すという手もあります。最大のメリットは費用がかからないという点です。
ただし、解体する手間がかかるというデメリットがあります。布団は厚みもあるため、はさみで切るのも一苦労です。また、中の綿や羽毛で部屋が散らかってしまう場合もあります。
処分の手順
処分の仕方は細かくカットしてごみ袋に入れ、ごみの収集日に捨てるだけです。
処分の手順としては、まずはマスクをして部屋の換気を良くします。長く使用した布団はダニやカビがついている可能性があるため、ホコリを吸い込まないように注意してください。
そしてハサミで解体をします。サイズは30㎝四方よりも小さくしたほうが良いでしょう。解体ができたら、京都市指定のごみ袋に詰めてごみの日に出します。
処分にかかる費用
処分費用はかかりません。しいていえば、燃やすごみ用の指定袋代がかかります。指定袋の値段は45ℓ1枚45円、30ℓ1枚30円、20ℓ1枚20円、10ℓ1枚10円、5ℓ1枚5円です。
布団の下取りに出す
新しい布団を購入した際に、布団店に下取りに出す方法もひとつの手でしょう。メリットは処分の手間が少なく、処分費用が無料になる可能性があるという点です。
デメリットとしてはすべての布団店が下取りを受け付けているわけではないので、受け付けてくれるところを探す手間がかかります。また、多くの場合はその店で新しい布団を購入したときにしかサービスを利用できません。
ごみとして処分するよりも、引き取ってもらうための費用が高額になることがあります。
布団を寄付する
さまざまな施設や動物保護団体、または発展途上国の支援をしている団体などで、布団の寄付を募っている場合があります。社会貢献もでき物の有効活用もできる一石二鳥の方法です。
ただし、寄付の受付先を探すのには手間がかかる上、大きい布団を送るために梱包する作業も簡単ではありません。また、送料は原則、自己負担と考えておいたようが良いでしょう。
処分の手順
まずは、ネットなどで日用品などの寄付を募っている団体を探します。そこに書かれている手順や注意事項に沿って手続きを行います。
例えば、NPO法人ワールドギフトの場合は、段ボールなどにしっかりと梱包し、Webサイト上から集荷の依頼をする流れです。そして、宅配便や郵便を利用して送ることで布団を寄付できます。
処分にかかる費用
基本的に必要なのは梱包と発送費用のみですが、丸洗いできれいにしてから発送したほうが良く、その場合はクリーニング代がかかります。
ワールドギフトの場合は送料は無料ですが、海外輸送費などにあてる寄付金を梱包サイズに合わせて振り込みます。1箱あたり2,900円~3,700円です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に布団の回収を依頼すれば、集荷に来てもらえます。自分で運び出しをしなくてすむため、手間がかからないのが大きなメリットです。連絡をするとすぐに来てもらえる業者も多くあります。
ただし費用は若干高めになるのと、多くの業者がある中で信頼できる会社かどうかを選定するのも難しいところです。
Webで検索をすると、京都市内でも多くの不用品回収業者を見つけられます。サービス内容や口コミなども確認の上、疑問点があればメールなどでお問合せしてみるのが良いでしょう。
例えば、片付け堂京都店なら京都市認定の許可を得ているので、電話1本で安心して布団回収を依頼できます。
処分の手順
まずは、Web上などで不用品回収業者を探します。そして、布団の処分したい旨を電話やメールで連絡し、おおよその見積もりを出してもらいます。最近はLINEで対応してくれるところもめずらしくありません。
見積もりは、できるところなら複数の不良品回収業者からとることをおすすめします。
金額に納得したら作業日を打ち合わせしましょう。そして、当日までに布団を縛るなどして準備をして引き渡します。
作業完了後に支払いをします。支払い方法は、現金の他クレジットカード払いに対応している業者も多いです。
処分にかかる費用
業者によって回収プランは異なり、費用もまちまちです。平均して布団1枚3,000円程度ですが、業者によってはほかに階段などを運ぶ特別作業費、時間指定費などが含まれることもあり、1万円以上かかる場合もあります。
参考:京都での布団カバーの捨て方は?
京都市では布団カバーは「その他の資源物」という扱いになります。そのため、区役所や支所内にあるエコまちステーションや、上京リサイクルステーションなどで、指定された日に捨てられるルールです。
ただし、布団がすごく傷んでいる場合は「燃やすごみ」の扱いとなり、通常のごみの日に捨てることになります。
クリーンセンターへの持ち込み処分も可能です。持ち込む際には布団同様、身分証明書の形態を忘れずに、現地では案内に従って搬入を行ってください。
まとめ
京都市で布団を処分したいときには「大型ごみで処分する」「クリーンセンターに持ち込む」「解体して燃えるごみとして処分する」「下取りに出す」「寄付する」「不用品回収業者に依頼する」という5つの方法があります。
大型ごみとして処分するか、クリーンセンターに持ち込むのが基本的な捨て方ですが、エコや社会貢献を考えるならば寄付、手間をかけずに処分するならば不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
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