
大切なご家族が亡くなった後、残された遺族の方は亡くなられた方の遺品を整理する必要があります。遺品整理は自分たちで行うことも可能ですが、手に余る場合は専門業者への依頼がおすすめです。
本記事では廿日市市で遺品整理を行う方法や大まかな流れ、自分で遺品整理できない場合の対処法をご紹介します。
廿日市で遺品整理を行う方法と基本的な手順

廿日市で遺品整理を行う場合は次のような4つのステップで進めていきます。
ステップの流れ
- 遺品整理のスケジュールを決める
- 必要なもの、不要なものを仕分けする
- 不用品を処分する
- 形見分けを行う
4つのステップに沿って手順をご説明します。
ステップ1. 遺品整理のスケジュールを決める
遺品整理を始めるタイミングは人それぞれで、明確な決まりはありません。しかし、期限がないからと遺品整理を先延ばしにしていると、作業終了の目途が立たなくなってしまうおそれがあります。まずは「いつから遺品整理を開始し、大体いつまでに終わらせるのか」大まかなスケジュールを立てておきましょう。ただ、遺品の量や作業する人数によってはスケジュールどおりに終わらない可能性もありますので、ゆとりのある計画を立てることが大切です。
また、遺品整理にかかる日数は故人が遺したものの種類や数によって異なりますが、多くの場合は複数日にわたって作業することになります。目標を定めずに作業を開始すると、終わりが見えずに気疲れしてしまうこともありますので、◯月◯日はリビングの片付け、◯月×日はキッチンの片付けなど、日付ごとに片付ける場所を決めておくとよいでしょう。
ステップ2. 必要なもの、不要なものを仕分けする
遺品の中には、捨てずに取っておくものと、処分するものの2通りがあります。まずは必要なものと不要なものを仕分けするところから始めると、効率よく遺品を整理することができます。必要なものは人によって異なりますが、以下のようなものは残しておくケースが多いようです。
- 金融機関の通帳
- クレジットカード、キャッシュカード
- 現金
- 有価証券
- 不動産の権利書
- 貴金属、骨董品
- 印鑑
- 身分証明書
- 契約書類関係
- 思い出の品
とくに資産に関係するものは相続の対象となります。勝手に処分するとトラブルの原因になりますので、大切に保管しておきましょう。
身分証明書は故人が亡くなられた後の諸手続に必要となるほか、ものによっては市町村などに返還しなければならないので、こちらも捨てずに取っておきます。ほかにも、ご家族や身内の方同士で形見分けする思い出の品があれば取っておくのがおすすめです。
上記以外のものは基本的に不用品となりますが、処分する方法もリサイクルや廃棄など複数のパターンがあります。不用品を仕分けるときは、処分の方法に応じてさらに複数に区分しておいたほうがよいでしょう。
ステップ3. 不用品を処分する
ステップ2で仕分けた不用品を適切な方法で処分します。
不用品の処分方法は自治体によって異なるため、廿日市で遺品整理を行う場合は、廿日市のルールに従う必要があります。以下では廿日市の不用品の処分方法をまとめました。
燃やせるごみ
長さが30cm未満で、かつ燃えるもの(資源ごみは除く)は燃やせるごみとして処分します。スーパーなどで販売されている黄色い指定袋に入れ、そのエリアの指定曜日にごみ収集場に出しましょう。
※出典:廿日市市.「燃やせるごみ(有料)の出し方」(入手日付2023-03-03)
資源ごみ
びん・缶類やペットボトルなどのプラ製容器、紙類・雑紙、布類、剪定枝などは資源ごみに出します。それぞれのごみの種類別に、スーパーなどで市販されている白色の指定袋に入れて出すのがルールです。紙類や剪定枝はビニール紐などで縛ってそのまま出せます。
埋立ごみ
埋立ごみとは、再生利用できないごみのことです。資源ごみや有害ごみを除くすべてのガラスや瓶(一定以上の大きさや割れたものなど)、陶磁器類、電球などは埋立ごみとして、白色の指定袋に入れて指定曜日に排出します。
大型ごみ
長さ30cm以上のごみのうち、有害ごみや資源ごみ、埋立ごみ以外のものは大型ごみとして処分します。(※)具体的には、家具や寝具、家電製品などが該当します。
大型ごみは、市内のスーパーやホームセンター、コンビニなどで購入できる大型ごみ処分手数料納付券(シール)を貼り付け、指定曜日にごみ収集場へ出しましょう。はつかいちエネルギークリーンセンターに直接搬入することも可能ですが、その場合も手数料納付券は必要です。手数料納付券は1枚につき200円分で、以下の料金表をもとに、必要分だけを購入し、大型ごみ一つずつに貼り付けます。
-
縦・横・高さのうち
一番長い部分の長さ - シールの枚数
- 30cm以上1m未満
- 1枚
- 1m以上2m未満
- 2枚
- 2m以上
- 3枚
なお、長さ3mを超えるものや、重さが100kgを超えるものは分解して出すか、ごみ処理施設に自ら搬入する必要があります。
また、冷蔵庫やテレビといった家電リサイクル法の対象となる特定家庭用機器は廿日市で回収することはできません。そのため、販売店などに別途相談する必要があります。
※出典:廿日市市.「大型ごみ(有料)の出し方」(入手日付2023-03-05)
有害ごみ
有害ごみとは水銀のほか、人体に有害な成分を含んだごみで、具体的には次のような物です。
- 乾電池
- 水銀を使用した体温計
- 鏡類
- 蛍光管(電球型も含む)
- HID(水銀灯、メタルハライドランプなど)
このうち蛍光管以外は白色の指定袋に入れてごみに出します。蛍光管は割れないように空のケースに入れて出します。
なお、鏡・姿見の中でも、枠があって30cm以上の物は大型ごみとしてごみに出しましょう。また、乾電池は市役所や各支所に設置された使用済み乾電池回収ボックスに入れることも可能です。その際は電極同士が接触することによる火災を防ぐために、プラス極、マイナス極にセロハンテープやビニールテープを貼っておきます。
ステップ4. 形見分けを行う
残しておいた必要なものを、身内の方や故人と縁のある方同士で形見分けします。相続の対象となるものは、法定相続人が一堂に会して遺産分割協議を行い、分配の方法を決める必要があります。
廿日市の一般廃棄物処理施設への直接搬入も可能
廿日市は市内に一般廃棄物処理施設があり、遺品整理で出たごみは各施設に直接持ち込むことも可能です。ただし、家庭ごみを一般廃棄物処理施設に持ち込めるのは廿日市市民に限られます。そのため、市外から廿日市に住む親戚の遺品整理で訪れた場合は、持ち込めないので注意が必要です。
廿日市の一般廃棄物処理施設は、次のとおり施設ごとに搬入に対応しているごみが異なります。
燃やせるごみ・大型ごみ・小型および複雑ごみ
- 施設名:はつかいちエネルギークリーンセンター
- 住所:木材港南12-8
- 連絡先:0829-20-5300(ごみゼロゼロ)
- 受入時間:月曜日~土曜日 8時30分~12時、13時~16時
- 休日:日曜日、12月31日~1月3日
資源ごみ・埋立ごみ・有害ごみ
- 施設名:エコセンターはつかいち
- 住所:宮内3860
- 連絡先:0829-20-5300(エネルギークリーンセンター)
- 受入時間:月曜日~土曜日 8時30分~12時、13時~16時
- 休日:日曜日、12月31日~1月3日
一般廃棄物処理施設に直接搬入する場合であっても、ごみ置き場に出す際と同様で指定の袋に入れなければなりません。
自分で遺品整理を行えない場合は専門業者に依頼しよう

遺品整理にはかなりの時間と手間がかかるため、身内の方だけで済ませようとすると大きな負担になります。とくに故人と離れて遠方で暮らしていた場合、遺品整理の都度、長い距離を移動しなければならないため、まとまった時間と相応の費用が必要です。自分たちだけで遺品整理を行うのは難しいと判断した場合は、無理をせず、遺品整理に対応している専門業者に依頼することをおすすめします。
廿日市市で遺品整理するなら片付け堂廿日市店
廿日市市で遺品整理を行うのなら、片付け堂廿日市店のご利用をご検討ください。
片付け堂廿日市店の遺品整理には以下のような特徴があります。
一般廃棄物収集運搬業の許可業者だから安心
一般廃棄物収集運搬業許可を取得していない業者に粗大ごみや不用品の処分を依頼すると、法外な料金を請求されたり、不法投棄を行われたりと、さまざまなトラブルが発生するリスクがあります。
片付け堂廿日市店は、廿日市市より一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している許可業者ですので、安心して遺品整理をお任せいただけます。
遺品の供養やお焚き上げにも対応
整理した遺品をそのまま処分するのは抵抗があるという方のために、遺品供養やお焚き上げのご相談にも対応しています。お人形や仏壇、故人様の写真や手紙、衣類など、さまざまなものの遺品供養をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
買い取りにも対応
遺品の中にはリユース可能な物もあるかもしれません。リユース可能な物をリサイクルショップに持ち込んだりインターネットオークションに出品したりしていると、遺族の方の負担になってしまいます。その点、片付け堂廿日市店では遺品処分時にリユース可能な遺品は買い取り対応しています。
生前整理にも対応
自分が亡くなった後に遺族に迷惑をかけたくないといった終活の一環として、生前整理を希望する方もいます。片付け堂廿日市店には生前整理を依頼可能です。生前整理でもリユース可能な不用品は買い取り対応しています。
廿日市の遺品整理のご相談は片付け堂へ!

廿日市で遺品整理を行う場合、まずは大まかなスケジュールを組んだ後、必要なものと不要なものを仕分けする作業を行います。
不用品は廿日市のルールに基づいて処分する必要がありますが、大量のごみ、あるいは大型ごみを廃棄するにはかなりの手間と時間がかかります。とくに遠方に住んでいる方は頻繁に現地を訪れることができないため、作業がなかなか進まないケースも少なくありません。自分たちだけで遺品整理を行うのが難しいと思ったら、専門業者に依頼して作業を代行してもらうことをおすすめします。
廿日市の片付け堂廿日店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。
電話・LINE・メール相談は無料なので、廿日市で遺品整理を考えている方はお気軽にお問い合わせください。