子供の入学と共に購入した学習机もいつかは使われなくなる日がやってきます。しかし、学習机を捨てるには手間がかかるため、その処分は後回しにされがちです。既に子供が実家を離れているのに学習机だけいつまでも残っている、という家庭も多いでしょう。
今回は大阪市で利用できる学習机の処分方法を紹介します。学習机の処分方法は自治体の粗大ごみ回収だけではありません。もっとお手軽な方法もありますので、学習机の処分にお困りの方はぜひ参考にしてください。
学習机を処分すべきタイミング
処分に手間がかかる学習机は不要になると同時に素早く処分することが大切です。タイミングを逃すとついつい処分が後回しになってしまい、いつまでも家に残り続けてしまう恐れがあります。いつ学習机を処分するかは各家庭の判断によりますが、一般的には以下のタイミングで処分することが多いようです。
- 子供が高校(中学校)を卒業するとき
- 子供が実家を離れるとき
学習机の処分が面倒に感じる要因として、卓上や引き出し内に様々なものが収納されている点が挙げられます。これらは机本体の処分の邪魔となるため、事前に撤去しなければなりません。また、机の運搬にも人手が必要なため、子供が実家を離れる前に家族で協力して処分を済ませておきましょう。
大阪市で学習机を処分する8つの方法
学習机の処分方法として真っ先に思い浮かぶのは自治体による粗大ごみ回収です。しかし、処分方法はそれだけではありません。ここでは大阪市で利用できる8つの処分方法をそれぞれのメリットやデメリットを交えて紹介します。
1. 自治体の粗大ごみ回収で処分する
学習机の最も一般的な処分方法は自治体が提供する粗大ごみ回収サービスです。一般ごみの回収と異なり、粗大ごみ回収には手数料が掛かります。学習机本体のほか、セパレート式の収納棚や椅子もまとめて処分した場合の費用は概ね1,000円〜2,000円程度です。
なお、粗大ごみ回収の手数料は管轄の自治体によって異なります。大阪市を例とすると、学習机の回収手数料は以下の通りです。[注1]
机(袖付き※)・・・1,000円
机(袖なし※)・・・400円
収納棚・・・400円
椅子・・・400円
※袖付きは収納棚が一体化した机を指します。
[注1]大阪市:粗大ごみ処理手数料一覧表
粗大ごみ回収を利用する際は、コンビニや郵便局で手数料分の粗大ごみ回収券を購入したのち、各自治体のルールに従って回収を依頼しましょう。粗大ごみ回収センターへ電話するほか、インターネットで申し込みできる自治体もあります。
自治体の粗大ごみ回収でネックとなるのは学習机の運び出しです。回収業者は自宅内からの運び出しは行っていないため、予め決められた回収地点までは依頼者自身で学習机を運搬する必要があります。
2. 解体後に一般ごみとして処分する
学習机を解体して細断すれば一般の家庭ごみとして通常のごみ回収で処分が可能です。解体の手間は掛かりますが、一般ごみとして破棄できれば処分費用はかかりません。ただし、一度にまとめて破棄すると粗大ごみ扱いとなるため、複数回に分けてごみ出しするようにしましょう。
なお、家庭ごみとして処分できるごみのサイズは最長辺30cm程度が目安です。机の天板などは細かくカットしなければならないため、工具の扱いに不慣れな方は怪我をしないよう慎重に作業しましょう。
3. 清掃工場に持ち込む
大阪市や堺市などの自治体では、住民が清掃工場へごみを持ち込む「持ち込み処分」も受け付けています。持ち込み処分のルールは自治体ごとに異なるため、管轄の自治体ホームページ等で詳細を確認しておきましょう。
持ち込み処分の費用は「1kg=10円」が相場です。仮に40kgの学習机であれば処分費用はわずか400円。粗大ごみ回収よりも安く処分できます。軽トラックやハイエース等、学習机の運搬が可能な車をお持ちの方は検討してもよいでしょう。
4. 自治体の「ふれあい収集」を利用する
「ふれあい収集」は日本各地の自治体で提供されている高齢者・障碍者向けのごみ回収サービスです。日々のごみ出しが困難な世帯に市の職員が訪問し、住民に代わってごみ出しを無償で代行します。粗大ごみの運び出しもサービスの範囲内です。(※粗大ごみ回収手数料は発生します)。
なお、ふれあい収集の利用申し込みは主に「65歳以上の高齢者世帯」か「障碍者を抱える世帯」が対象です。利用申し込み後に市の職員が現状確認を行い、自力でのごみ出しが困難と判断された場合に限り利用できます。利用を希望する場合は各自治体の環境事業所へ問い合わせましょう。[注2]
5. 販売店の引取り・下取りサービスを利用する
処分が面倒な学習机は、販売店のアフターサポートとして不要になった際の引取りサービスが付帯していることがあります。また、学習机の代わりに新たな机を購入する場合は、古い机を下取りに出せるケースも珍しくありません。
ただし、販売店による引取りや下取りはお店によってサービス内容が大きく異なります。まずは販売店に確認し、引取り・下取りサービスの有無やサービスの内容を確認しておきましょう。
6. リサイクル業者で買い取ってもらう
リサイクル業者・リサイクルショップに買い取りを依頼すれば、不要な学習机を現金化も可能です。学習机の買い取り相場は1,000円〜3,000円です。出張査定や出張買い取りのサービスを実施する業者であれば、重い学習机を運搬する手間も発生しません。
なお、汚れや傷が極端な学習机は買い取りの査定が付かない可能性もあります。その場合はリサイクルによる処分ができなくなるため、査定前にはできる限りの範囲で汚れの除去や傷の補修作業を実施しておきましょう。
7. フリマアプリや地域のコミュニティーサイトに出品する
近年はフリマアプリやネットオークションを利用した不用品の個人売買も盛んです。学習机もこのようなサービスを利用して売却できる可能性があります。業者買い取りと異なり、自分で販売価格を設定できる点がメリットです。
一方、学習机のような大型家具は発送に多額の費用が掛かります。発送費用として10,000円~20,000円程度の金額を見積もったうえで価格を設定しましょう。せっかく机が売れたのに発送費用で赤字になる、というケースも十分に考えられます。
比較的利益を出しやすい方法は地域のコミュニティーサイトで購入者希望者を募る方法です。徒歩圏内で購入希望者が見つかる可能性もあるので、運搬費用の負担が大きく軽減されます。
8. 不用品回収業者に引き取ってもらう
「もっと手軽に学習机を処分したい!」という方には不用品回収業者の利用をおすすめします。学習机回収の費用相場は約5,000円です。他の処分方法と比べると高額に感じられますが、品物の状態によっては買い取りによる割引が発生する可能性もあります。
他にも不用品回収業者を利用するメリットとして以下の点が挙げられます。
- 机の運び出しが不要
- 依頼者の都合に合わせて回収日時を設定できる
- 運搬時の腰痛や解体時の怪我のリスクがない
- 壁や床を傷つける心配がない
- 引き出しの中の不用品もまとめて処分できる
不用品回収業者は学習机の運び出しも全てスタッフが代行します。廊下や階段が狭くて運び出せないという場合でも、作業に慣れたスタッフが机を解体して適切に対処するため依頼者の作業負担は発生しません。学習机の回収と合わせて他の不用品もまとめて処分を依頼できるため、短時間でデスク周りをスッキリきれいに片付けられます。
学習机の処分に迷ったら不用品回収業者に相談を!
今回は大阪市で学習机を処分する手段として8つの方法を紹介しました。学習机は重量があり、かつ持ち上げにくい形状のため運び出しや運搬には人手が必要です。なかなか処分が進まないとお悩みであれば不用品回収業者への依頼も検討しましょう。片付けのプロが長年の悩みをきれいさっぱり解決します。
まとめ:大阪市での学習机の処分は片付け堂大阪店にお任せください
手間をかけずに学習机を処分したい方は、不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者の片付け堂大阪店は、お見積もりやお問い合わせを無料で受け付けております。即日対応も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。