物干し竿は消耗品ですので、長期間使用しているとだんだん劣化してきます。新しい竿に買い替える、あるいは引越しなどで廃棄しなければならなくなった場合は正しい方法で物干し竿を処分することが大切です。ただ、物干し竿の処分方法は自治体によってルールが異なりますのであらかじめ注意しましょう。
本記事では、松山市で物干し竿を処分する方法を紹介します。
松山市で物干し竿を処分する方法
松山市で物干し竿を処分する方法は、大きく分けて6つあります。
それぞれの方法や特徴をよく理解し、ニーズに合った方法を選びましょう。
1.粗大ごみに出す
松山市では、45Lのごみ袋に入らないものは粗大ごみに区分されます。粗大ごみは年6回戸別収集を行っており、事前の申し込みが必要になります。(※)以下では松山市で物干し竿を粗大ごみに出す手順をまとめました。
※出典:松山市「ごみ分別はやわかり帳(粗大ごみの出し方)」(入手日付2023-03-16).
①受付期間に申し込む
粗大ごみ申し込みハガキに必要事項を記入し、申し込み受付期間内に切手を貼ってポストに投函します。当日消印有効ですが、余裕を持って投函するのがおすすめです。
なお、申し込み受付期間は町ごとに異なります。町ごとの申し込み区分は、市から配布されている松山市粗大ごみ収集申込みガイドに掲載されていますので、あらかじめ確認しておきましょう。
粗大ごみ収集申込みガイドは松山市のホームページでも確認できるほか、公民館や支所、市民サービスセンターなどでも入手できます。申し込みに必要なハガキはガイドに付属しているほか、松山市のホームページからダウンロードして使用することもできます。申し込み受付期間は約2週間です。各期間の末日を過ぎてしまうと、次回の申し込み期間まで収集不可になってしまいますので、忘れずに申し込みましょう。なお、1回の申込期間に出せるハガキは1枚限りです。ハガキの表裏には以下の項目を記載します。(※)
- 収集申込品名
- 申込区分
- 世帯主名
- 住所
- 電話番号
- 生年月日
- ごみの排出場所と、その見取り図
1回の申し込みで排出できるごみの品目は5点までです。(※)申し込み後の品目の追加・変更はできませんので間違えないように記載しましょう。
※出典:松山市「松山市粗大ごみ収集申込みガイド(表面)」.(入手日付2023-03-16).
②通知ハガキを受け取る
収集日の約1週間前に、市から自宅宛に通知ハガキが郵送されてきます。(※)
通知ハガキには収集日と収集申込品が記載されているほか、裏面にはごみの品数に応じた粗大ごみシールが添付されています。粗大ごみシールは排出時に必要になりますので、当日までなくさずに保管しておきましょう。
※出典:松山市「松山市粗大ごみ収集申込みガイド(表面)」.(入手日付2023-03-16).
③物干し竿を出す
通知ハガキに添付されていた粗大ごみシールを物干し竿の目立つところに貼って、収集日当日の朝8時までに指定した排出場に出しておきます。収集に立ち会いは必要ありませんので、在・不在にかかわらず物干し竿を処分できます。粗大ごみシールが貼られていない場合は収集されず、その場に放置されてしまいますので、シールの貼り忘れには十分注意しましょう。
物干し竿を粗大ごみに出すメリットは、無料で収集してもらえる点です。排出場所を自宅前に指定しておけば、家の外に出すだけで収集してもらえるので、大きな手間もかかりません。
ただ、粗大ごみの収集は年に6回、およそ2ヵ月に1回の頻度でしか行われないため、タイミングを逃すと次回の収集期間まで待たなければなりません。引越しなどの理由で、今すぐ物干し竿を処分したいという場合は、他の方法を検討したほうがよいでしょう。
2.処理施設に持ち込む
粗大ごみを好きなタイミングで処分したい場合は、松山市内にあるごみ処理施設に持ち込む方法もあります。
処理施設は3つあり、松山・北条地域にお住まいの方は南クリーンセンターか西クリーンセンター、中島地域にお住まいの方は中島リサイクルセンターに持ち込みます。ただし、西クリーンセンターは可燃性粗大ごみのみ持ち込み可能で、不燃性粗大ごみには対応していません。金属製の物干し竿を処分したい場合は南クリーンセンターに持ち込みましょう。
それぞれの住所と受付時間は以下のとおりです。(※1)
- 処理施設名
- 住所
- 受付時間
- 南クリーンセンター
-
松山市市坪西町
1000番地1 -
月曜日~土曜日
8:30~17:00
- 西クリーンセンター
-
松山市大可賀
三丁目525番地6 -
月曜日~金曜日
7:40~12:00、
13:00~17:00
土曜日
7:40~12:00
- 中島リサイクルセンター
- 松山市中島大浦22番地
-
月曜日~金曜日
8:30~12:00
13:00~17:00
土曜日
8:30~12:00
いずれの施設も12月31日午後~1月3日までは年末年始休業となります。事前予約は不要で、それぞれの処理施設の受付時間内に物干し竿を搬入し、受付時にごみなどの処分申請書に必要事項を記載したうえで提出します。申請書はセンターの受付に用意されているほか、松山市内のホームページからダウンロードして利用することも可能です。申請書には申請人の氏名と住所、廃棄物、搬入車の車種とナンバーを記載します。
なお、処理施設への持ち込みには、ごみの重量に応じて処理手数料が発生し、30kg以下までは無料ですが、30kg超40kg以下は680円、40kgを超えるものに関しては680円+10kg単位で170円が加算されます。(※2)物干し竿1本なら30kgを超えることはほぼありませんので、無料で処分できるでしょう。ただ、物干し竿と一緒に他の不用品も処分する場合は手数料が必要になることもありますので要注意です。
処理施設に持ち込むメリットは、30kg以下なら無料で処分できることと、他の不用品もまとめて処分できることです。粗大ごみの場合、一度に収集してもらえるのは5点までですが、持ち込みなら大量の荷物を搬入することも可能です。また、休日や年末年始を除けば、基本的にいつでもごみを持ち込むことができるため、粗大ごみの戸別収集まで待てないという方にも適しています。
ただ、物干し竿を処理施設まで持ち込むには車両が必要です。物干し竿は短いもので1.5m程度、長いものになると4mを超えるものもあり、長さによっては車両に収まらない場合があります。車両を所有していない、あるいは物干し竿が長すぎて車両に積載できない場合は、他の方法で処分する必要があります。
※1出典:松山市「クリーンセンター」(入手日付2023-03-16).
※2出典:松山市「ごみ処理手数」(入手日付2023-03-16).
3.切断して家庭ごみに出す
物干し竿を工具などで切断し、細かくしてから家庭ごみに出す方法です。松山市では45Lの袋に入るものであれば家庭ごみとして処分することが可能です。木製の物干し竿なら可燃ごみ、金属製の物干し竿なら金物・ガラスごみとして指定の曜日に排出します。木材と金属の両方が使われている場合は、割合が大きいほうの素材に準じてごみを分別し、たとえば本体が木製で両端だけ金属が使われている物などは可燃ごみとして処分します。
家庭ごみの排出には手数料がかかりませんし、最寄りのごみ収集所に持っていけばよいだけなので、コストも手間も省けるところが魅力です。
ただ、物干し竿を適当な長さに切断するには専用の工具が必要になります。木製の物干し竿なら普通のノコギリでカットできますが、スチールなど金属製の物干し竿の場合、金切りノコギリやチップソーカッターといった特別な工具が必要になるでしょう。道具には相応の費用がかかる上、工具の扱いに慣れていない方が使用すると思わぬケガを負ってしまう可能性があります。DIYに慣れていて、自宅に工具が揃っているという方には検討の価値がある方法ですが、そうでない方は他の安全な方法を選んだほうがよいでしょう。
4.フリマサイト・アプリで売却する
フリマサイトやアプリに物干し竿を出品し、買い取ってもらう方法です。買い手が見つかれば、物干し竿を処分するとともに、売却金も得ることができて一石二鳥です。
ただ、物干し竿はもともと高価な製品ではない上、耐久性が求められるものなので、中古品へのニーズはそれほど高くありません。よほどの美品でなければ買い手がつきにくく、かつ高値がつくものでもないので、梱包や発送の手間を考えると大きなメリットは期待できないでしょう。
5.友人・知人に譲る
物干し竿を欲しがっている友人・知人に譲渡するという方法もあります。
自宅まで取りに来てもらえば、自分で物干し竿を運ぶ手間も省けますし、処分にコストもかかりません。ただ、他人に譲渡するなら、ある程度の美品であることが条件です。劣化が進んでいる物や、汚れがひどい物は譲渡できませんので、他の方法で処分する必要があります。
6.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して、不要になった物干し竿を処分してもらう方法です。
業者が自宅まで物干し竿を回収しに来てくれるので、自分で搬出・運搬する必要はありません。地元の不用品回収業者に依頼すれば、最短で申し込み当日に回収してくれることもあるため、引越しなどの理由で今すぐ物干し竿を処分したいという方にもおすすめの方法です。物干し竿単品を回収してもらうことも可能ですが、ほかに不用品がある場合は、パックプランの利用で一括処分できるところも不用品回収業者ならではの利点です。
物干し竿と一緒に、大型の家具や家電などもまとめて処分できるため、引越しで不用品が大量に出てしまった場合に便利です。
物干し竿の処分を片付け堂松山店に依頼するメリット
片付け堂松山店は、松山市全域の不用品回収に対応しています。物干し竿の処分を片付け堂松山店に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
一般廃棄物収集運搬業の許可業者だから安心
ご家庭から不用品を収集・運搬するには、市町村から一般廃棄物収集運搬業の許可を得なくてはなりません。無許可の業者に不用品回収を依頼すると、法外な料金を請求されたり、違法な手順で不用品を処分されたりするおそれがあります。
片付け堂松山店は、松山市から正式に一般廃棄物収集運搬業の許可を得ており、法に則った適正な方法で不用品を回収・処分します。料金も事前下見で提示した金額から上がることはほぼありませんので、安心してご依頼ください。
単品・パックプランの両方に対応
片付け堂松山店は、物干し竿1本から、家丸ごと一軒の不用品回収まで、幅広いニーズに対応いたします。パックプランなら条件に合えば車両に積載できる分を定額でまとめて収集できますので、引越しなどで大量の不用品を処分したい場合におすすめです。
パックプランはお客様のニーズに合わせて複数ご用意していますので、無駄のない不用品処分が可能です。
松山市で物干し竿を処分するなら片付け堂松山店へ
松山市で物干し竿を処分する方法には、粗大ごみ
に出す、処理施設に持ち込むなど、いろいろなパターンがあります。ただ、粗大ごみの収集は年に6回と制限があり、処理施設に持ち込むには車両が必要です。
切断して家庭ごみに出したり、フリマサイト・アプリで売却したりする方法もありますが、手間の割にメリットが少ないところが難点です。時間や手間をかけずに物干し竿を処分したいなら、不用品回収業者に依頼することをおすすめします。
松山市の片付け堂松山店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。
電話・LINE・メール相談は無料なので、松山市で物干し竿の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。