「ベッドを処分したいが、方法は?」
「大阪市で対応してくれるお店・業者はある?」
「お金をかけずに処分するにはどうすればいい?」
このように、ベッドの処分で悩んでいませんか?
大阪市では、使わなくなったベッドを粗大ごみとして回収してくれます。しかし自分で解体したり回収場所まで運んだりしなければなりません。手間をかけずにベッドを処分するなら、大阪市内の不用品回収業者を利用することも検討しましょう。
この記事では、大阪市でベッドを処分する方法や、不用品回収業者の選び方について解説していきます。
記事を最後まで読むと、次の3つの行動が可能になります。
- 自分に合った方法でベッドを処分できる
- 大阪市による粗大ゴミ回収のルールが分かる
- 大阪市にある優良な不用品回収業者を選べる
- 注意点を知り、ベッドを処分する際の失敗を防げる
引っ越しや買い替えにより不要なベッドを処分したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
大阪市でベッドを処分する5つの方法
大阪市では、次の5つの方法でベッドを処分できます。
- 粗大ごみとして出す
- 不用品回収業者を利用する
- 家庭ごみとして回収してもらう
- 店舗に引き取りを依頼する
- 売却する
無料でできることから、お金を払って引き取ってもらう方法まで、ベッドを処分する手段はたくさんあります。
車をお持ちでない方でも、ベッドを処分することは可能です。詳しく説明していきますので、ぜひ自分に合った方法を探してみてください。
大阪市で粗大ごみとしてベッドを処分する手順3ステップ
まずはベッドを粗大ごみとして処分する方法を、次の3ステップで紹介します。
- 申し込みをする
- 「粗大ごみ処理手数料券」を購入する
- ベッドを収集所に出す
燃えるごみなどと比べると、処分の手順がやや複雑です。それぞれのステップについて、注意点や連絡先を確認しておきましょう。
手順①申し込みをする
大阪市では、事前に申し込みをした粗大ごみしか回収してくれません。ベッドを処分することが決まったら、必ず期間に余裕を持って申し込みをしてください。
申し込みの方法は次の5つです。
- 申込方法
- 連絡先
- 固定電話
- 0120-79-0053(通話無料)
- 携帯電話
- 0570-07-0053(通話有料)
- インターネット
- 大阪市粗大ごみ収集受付システムにて申し込み
- ファクシミリ(障がいなどがある方)
-
0120-53-4153 (通話無料)
06-7639-1432(通話有料)
- ハガキ(障がいなどがある方)
-
各区の環境事業センター宛てに送付
(環境事業センター一覧)
電話の場合、申し込みできる日時が以下のように限定されます。
- 月曜日から土曜日まで
- 午前9時から午後5時まで
- 12月29日から1月3日以外の日
仕事や家事で電話の時間をとるのが難しい方は、インターネットからの申し込みを活用しましょう。
手順②「粗大ごみ処理手数料券」を購入する
粗大ごみ回収の利用料金の代わりとなる「粗大ごみ処理手数料券」を購入します。粗大ごみ回収を申し込んだ際に教わった金額の「粗大ごみ処理手数料券」を選びましょう。
手数料の目安は次の通りです。
- 粗大ごみ
- 金額
- ベッド本体
- 1,000円
- マットレス
-
200円
処分したいもの1つにつき、1枚の「粗大ごみ処理手数料券」が必要です。「マットレスが2つあるから400円の手数料券を1枚買おう」といった購入方法はできないので、注意してください。
また、誤った金額で「粗大ごみ処理手数料券」を購入しても、払い戻しはできません。
大阪市で「粗大ごみ処理手数料券」を販売しているのは、以下のようなお店です。
- コンビニエンスストア
- スーパーマーケット
- 郵便局
- 各区の環境事業センター
大阪市のロゴと「粗大ごみ処理手数料券取扱店」という文字が書かれた、オレンジ色のステッカーが購入場所の目印です。店舗の一覧は、大阪市の「粗大ごみの申し込みに関すること」のページで紹介されています。
手順③ベッドを収集所に出す
回収日になったら、収集所にベッドを出しましょう。回収日の午前9時までに、ベッドを収集所に移してください。
収集前の準備として、事前に購入した「粗大ごみ処理手数料券」をベッドに貼り付けておきます。「粗大ごみ処理手数料券」には、申し込みの受付番号や氏名の記入が必要です。裏面がシールになっているので、テープなどを用意する必要はありません。
ベッドを処分してからは、「粗大ごみ処理手数料券」に付いている「購入者控」を領収書として保管しましょう。
大阪市の不用品回収業者に依頼する
「粗大ゴミ回収では日程調整が上手くいかない」「収集場所までベッドを運ぶのが難しい」とお困りの方は、不用品回収業者の利用を検討しましょう。
不用品回収業者は、ベッドをはじめとする家具や家電などの引き取りを行う会社です。回収したものを分別してリサイクルしたり、必要としている人に再販売したりしています。
不用品回収業者を利用すれば、大阪市の粗大ごみ回収にはない、次のメリットを受けられます。
- 次の収集日を待つことなくベッドを処分できる
- 自分でベッドを運ぶ必要がない
- ベッド以外にも不要なものをまとめて処分できる
不用品回収業者への依頼では、利用料金がかかります。しかし怪我をすることなく安全に運び出してもらうための技術代と考えれば、そこまで高い料金ではありません。
詳しい利用料金は、依頼する業者により異なります。公式サイトで料金を公開している業者が多いので、申し込み前に予算の目安をチェックしておきましょう。
大阪市に家庭ごみとして回収してもらう
できる限りお金をかけずにベッドを処分したい方には、大阪市によるごみ回収の利用をおすすめします。家庭で出る燃えるごみや資源ごみと同じように、地域の定期巡回で回収してもらうのです。
ベッドを家庭ごみとして回収してもらうには、自分で小さく解体する必要があります。例えば木製のベッドなら、30cmまでの大きさになるよう解体し「板切れ」としてごみに出しましょう。
解体の手間はかかりますが、無料でベッドを処分できることがメリットです。
ただし1度に大量のごみを出すと、家庭ごみとして回収してもらえない可能性があります。ベッドの部品が多すぎると、他の家庭から出たごみを回収できなくなってしまうためです。
回収担当者の判断によっては、粗大ごみとしての処分を提案されることもあるので注意しましょう。
家庭ごみとして確実に処分するには、ベッドのパーツを複数回に分けて収集に出すことをおすすめします。
店舗に処分を依頼する
家具を販売している店舗で、ベッドの引き取りサービスを実施していることがあります。
大阪市内で引き取りを行なっている主な店舗と、利用条件は以下の通りです。
-
- 料金
- 条件
- 東京インテリア
- 4,000円〜5,000円
-
・東京インテリアで家具を購入し、配送を依頼すること
・購入した家具と同等・同数であること
- ニトリ
- 4,400円
-
・「配送員設置商品」を購入すること
・購入した家具と同数か同程度の容量であること
・4日前までの依頼を推奨
- 無印良品
- 3,000円
-
・ネットストアでの注文時に「引き取り」のメニューに対応していること
・購入した家具と同種かつ同数であること
・大型で吊り下げが必要なベッドは手数料4,000円が必要
参照:配送サービス・不要家具搬出移動|東京インテリア
参照:お客様サポート・よくあるご質問|ニトリ
参照:ホームページ不用品の引き取り|無印良品
ベッドの買い替えが伴う場合は、引き取りに対応した店舗から購入するなど、処分時のことまで考えた行動をするとスムーズです。
ベッドを売却する
売却すると、処分費用がかからないどころか、買い取り代金で収支がプラスになることもあります。
ベッドを売却処分する手段は、主に4つです。
- リサイクルショップに売る
- フリマアプリで売る
- オークションに出す
- ジモティーやSNSで買い手を探す
リサイクルショップでは、状態に応じて適切な値段を査定してもらえます。ベッドの価値がよく分からない方でも、リサイクルショップに任せるだけで売却を進められるでしょう。
お店までベッドを運ぶことが難しければ、出張買取に対応したリサイクルショップを探してみてください。
ただし損傷が目立つベッドには、価格が付かないこともあります。
一方でフリマアプリやオークションを使った個人同士の売買では、自分で好きな値段を付けられることがメリットです。しかし梱包や発送を自分で行わなければならず、売却に手間がかかります。
「捨ててしまうのがもったいない」「ベッドを譲って誰かの役に立ちたい」と考えている方は、売却処分を検討してみてください。
不用品回収業者選びで失敗しないための4つのチェックポイント
不用品回収業者を利用すれば、自分で運んだり解体したりする手間をかけずに、ベッドを処分できます。
不用品回収業者選びで失敗しないためには、次のチェックポイントを参考にしてみてください。
- 利用料金の仕組み
- 利用者からの口コミ
- 下見の有無
- 大阪市からの「一般廃棄物収集運搬業の許可」の有無
信頼できる不用品回収業者を探し、お金や処分に関するトラブルを防ぎましょう。
不用品回収業者を選ぶポイントは、次の記事でも詳しく解説しています。ぜひ一緒にご確認ください。
参考:優良な不用品回収業者の選び方!業者選びで間違えない方法を全解説
ポイント①利用料金の仕組み
公式サイトなどで、利用料金の仕組みを確かめておきましょう。利用料金をはっきりと公開していない不用品回収業者では、想定外の追加費用がかかる恐れがあるためです。
あえて複雑な料金システムを作ったり、高額なオプション費を後から請求したりして、利用者から多額の費用を集めようとする不用品回収業者も存在します。
処分したいベッドに近い品物の回収例も公開されていたら、ぜひ予算の参考にしてみてください。
ポイント②利用者からの口コミ
気になっている不用品回収業者について、利用者からの口コミを調べることも大切です。
「問い合わせへの対応が悪かった」「納得できないオプション料金がかかった」など、利用者だからこそ分かる客観的な評価が多く投稿されています。
- Googleマップ
- 口コミ投稿サイト
- 質問サイト
- SNS
このようなサイトで、利用者からのリアルな口コミを確認できます。悪い口コミが目立つ不用品回収業者は、利用を避けるとトラブル防止に効果的です。
ポイント③下見の有無
ベッドを回収する前に下見を行なっているか、事前に確かめてから不用品回収業者を選びましょう。
下見なしの不用品回収業者を利用すると、回収当日になって「このベッドは引き取りできない」「別日でないと対応できない」といった理由で、処分を断られる可能性があるためです。
特にダブルベッドなどの大きなサイズの品物は、下見で運び出しの段取りを確認してもらうと安心です。
下見で時間を取る手間が生じますが、ベッドを確実に回収してもらうためには重要な作業となります。
ポイント④大阪市からの「一般廃棄物収集運搬業の許可」の有無
利用を検討している不用品回収業者が、大阪市から「一般廃棄物収集運搬業の許可」を取得しているかを、必ず確認してください。
大阪市の許可なしにベッドの回収を行なっている会社は、違法業者である可能性が高いです。違法な業者にベッドを引き渡すと、環境を考慮しない不適切な処理や、不法投棄のきっかけになってしまいます。
きちんと「一般廃棄物収集運搬業の許可」を取得している不用品回収業者は、公式サイトで許可について説明しています。
大阪市でベッドを処分する際の注意点
ベッドを処分する際は、次の点に注意しましょう。
- ベットを売る際は綺麗に掃除しておく
- IKEAのベッドはリサイクルショップで売れない場合がある
- 複数の不用品回収業者に見積もりを依頼する
ベッドの処分がスムーズに進むよう、ぜひこの章を参考に行動してみてください。
ベッドを売る際は綺麗に掃除しておく
ベッドを売る際は、綺麗に掃除しておくことがポイントです。綺麗なベッドのほうが第一印象が良く、高価買取を期待できます。
リサイクルショップでは、あまりに汚れたり傷が付いたりしているベッドについて、買取を断られてしまうこともあります。自分でできる範囲で手入れし、できる限り高値で売れるよう工夫しましょう。
IKEAのベッドはリサイクルショップで売れない場合がある
IKEAのベッドは、リサイクルショップでは売れない場合があります。IKEAのベッドは外国製の品物であり、再組み立てを前提としていない作りだからです。
運搬のために解体すると元に戻すのに手間がかかるので、買取に対応していないリサイクルショップが多いのです。
解体しなければ部屋から運び出せない大型のIKEA製ベッドは、リサイクルショップに買取の対応状況を確認しておくと安心です。
IKEA以外でも、外国製の珍しい作りのベッドは、リサイクルショップに買取を断られる可能性があります。
複数の不用品回収業者に見積もりを依頼する
不用品回収業者を使ってベッドを処分する時は、複数の会社で見積もりを依頼しましょう。不用品回収業者ごとに、サービス内容や料金に違いがあるためです。
ほとんどの不用品回収業者では、見積もりだけなら無料で対応してくれます。
処分の期限に余裕があれば、ぜひ複数社で見積もりをして、条件の良い回収先を探してみてください。
まとめ:大阪市でベッドの処分にお困りなら片付け堂にご相談ください
大阪市でベッドを処分する方法は、主に5つあります。
- 粗大ごみとして出す
- 不用品回収業者を利用する
- 家庭ごみとして回収してもらう
- 店舗に引き取りを依頼する
- 売却する
料金を抑えてベッドを処分するなら粗大ごみか家庭ごみとして大阪市に引き取ってもらう方法がおすすめですが、解体や運搬で大きな手間がかかります。
自分で大変な作業をすることなくベッドを処分したい方。は、不用品回収業者の利用を検討しましょう。
不用品回収業者の片付け堂大阪店は、大阪市からの許可を取得して営業している公認業者です。買取サービスも行なっているので、ベッドを売ったお金で処分代を節約できます。
ベッド以外の家具もまとめて回収できるので、引っ越しやお家の模様替えで不用品の処分に困っている方は、ぜひご相談ください。