「遺品整理をしなきゃいけないのは分かっているけど、中々捨てられない・・・」
と悩んでいる方はたくさんいるでしょう。
遺品整理では、大切な方が生前使っていたものを1つずつ整理する必要があるため、感情が入ってしまうのも無理はありません。
とはいえ、遺品をいつまでも取っておくわけにはいきませんよね。
そこでこの記事では、遺品を捨てられない理由や、スムーズに遺品整理を進めるコツについて詳しく解説していきます。
遺品整理が思うように進まない理由
まずは、遺品整理が思うように進まない理由について詳しく見ていきましょう。
「捨てられない」という気持ちと向き合うためには、なぜ捨てられないのかを正しく理解する必要がありますので、中々遺品整理が進まず悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
悲しさや罪悪感に襲われるから
遺品整理で捨てられないと悩む方の多くは、悲しさや罪悪感を抱いていることが多いです。
もちろん、今は亡き大切な方との思い出の品ですので、悲しい気持ちになるのは当たり前ですし、罪悪感を持ってしまうのも自然な現象です。
とはいえ、悲しさや罪悪感と向き合うことができなければ、遺品整理がいつまで経っても進まなくなりますので、まずは自分の気持ちと向き合うところから始めてみましょう。
何を捨てればいいかわからないから
遺品整理は、ただ捨てればいいというわけではありません。
中には、絶対に捨ててはいけない品物や、分配した方が良い品物などもありますので、正しく仕分けを行う必要があります。
とはいえ、遺品整理はそう頻繁に行うものではありませんので、
「何を捨てればいいかわからない」
と悩んでしまい、手が止まってしまう方も多くいるのです。
体力的な問題が生じているから
遺品整理では、重たい家具や家電を運び出したり、移動させたりする必要が出てきます。
ただ、これらの品物を1人で運び出したり、移動させたりするのはかなり難しいです。
無理に1人で作業をしようとすると、ケガをする可能性が高くなりますので注意しましょう。
遺品整理では、悲しい気持ちや切ない気持ちが勝ってしまい「捨てられない」と悩む方もいれば、作業を進めたい気持ちはあるけど、体力的な問題が生じて「捨てられない」と悩んでいる方もいるのです。
遠方に住んでいて中々現地に足を運べないから
遺品整理で意外とよくあるのが、
「遠方に住んでいて、中々作業ができない」
というケースです。
故人の自宅が近所にあれば、時間を見つけて少しずつ整理を進められますが、遠方にある場合は仕事を休んだり、まとまった時間を確保したりしなければならないため、中々作業が進まなくなります。
遺品整理における「捨てられない」という悩みを解決するコツは?
では次に、遺品整理における「捨てられない」という悩みを解決するコツについて、詳しく見ていきましょう。
無理に捨てようとしない
遺品整理では、悲しい気持ちや切ない気持ちと向き合うことも重要になってきます。
そのため、無理に捨てようとする必要はありません。
悲しい気持ちや切ない気持ちが勝ってしまい、中々捨てられない場合は、一旦作業を中断してじっくりと思い出に浸りましょう。
無理に捨てようとすると、気持ちが追いつかず、涙が溢れてきたり、手が止まってしまったりする可能性が高くなりますので、ご自身のペースでじっくり進めてみてください。
形見分けや供養を行う
遺品整理と聞いて「遺品を捨てる作業」というイメージを持つ方もいると思いますが、そうではありません。
もちろん、使わない日用品などは処分する必要がありますが、故人が生前大切に使っていた品物については、形見分けや供養を行うこともできます。
形見分けを行えば、故人の存在を常に近くに感じられるため、前を向いて歩いていけるようになります。
また、供養をすることによって遺品整理における「罪悪感」を払しょくしやすくなりますので、必要に応じて検討してみてください。
家族に協力を求める
遺品整理は、1人で行うものではありません。
先ほども解説したように、大きな家具や家電を運び出す必要もありますし、とにかく整理する範囲が広いため、1人では到底終わらないのです。
また、1人で遺品整理をすると悲しみや切なさに襲われる可能性が高くなり、作業が進みにくくなります。
家族に協力を求めることにより、スムーズかつ安全に作業を行えるようになりますし、気持ちの整理もしやすくなりますので、遠慮せずに相談してみましょう。
遺品整理をスムーズに進めるコツ
では次に、遺品整理をスムーズに進めるコツについて詳しく解説していきます。
全体の流れを理解する
遺品整理をスムーズに進めるためには、全体の流れを理解することが大切です。
状況によって多少変動しますが、遺品整理は以下のような流れで行うのが一般的です。
- スケジュールを決める
- 道具を用意する
- 仕分けを行う
- 仕分けした品物を整理する
全体の流れを理解しておかないと、何をどうすればいいかわからなくなり、結果として作業が進まなくなりますので注意しましょう。
人手を集める
先ほども解説したように、遺品整理は本来1人で行うものではありません。
家族や親族などに協力を呼びかけ、複数人で同時に遺品整理を行うことによって、スムーズに作業を進められるようになります。
中には、遠慮して中々声をかけられずにいる方もいますが、故人との思い出を整理する貴重な機会ですので、遠慮せずに協力を求めましょう。
真っ先に仕分けを行う
遺品整理では、捨ててはいけないものもたくさん出てきます。
通帳や印鑑など、明らかに捨ててはいけないものについてはすぐに判断できますが、中には判断に困るものもあります。
このような品物を間違って捨ててしまわないためにも、まずは仕分けを行いましょう。
- 捨てるもの
- 残しておくもの
- 捨てるべきか、残しておくべきか判断できないもの
上記3つに分けておくことによって、スムーズに作業を行えるようになります。
専門業者に依頼する
遺品整理には、思っている以上に時間がかかります。
また、非常に手間のかかる作業でもありますので、スムーズに作業を進めたい場合は専門業者に依頼するのもおすすめです。
遺品整理に対応している業者は、経験も豊富ですし知識も豊富ですので、正確かつスムーズに進めてくれます。
多少費用はかかりますが、その分時間と手間を省いて作業を進められるため、トータルで見るとコスパが良いサービスといえるのです。
遺品整理を業者に依頼するメリット、デメリット
では次に、遺品整理を業者に依頼するメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
メリット
遺品整理を業者に依頼するメリットは、以下の通りです。
- 手間と時間を省いて作業を進められる
- 正確に仕分けが行える
- ケガをする心配がなくなる
- 買取も同時に行える場合がある
遺品整理業者に依頼した場合、スタッフが作業を進めてくれるため、時間と手間を省けます。
また、自ら重たい家具や家電を運び出す必要がなくなりますので、ケガをする心配もありません。
さらに、業者によっては遺品買取に対応していることもあります。
このような業者に依頼することによって、処分や整理だけでなく、買取も同時に行えるようになります。
デメリット
遺品整理を業者に依頼するデメリットは、以下の通りです。
- 費用がかかる
- スケジュールを合わせる必要がある
遺品整理を業者に依頼する場合、少なからず費用がかかります。
作業範囲や内容によっては、数万円以上の費用がかかるケースもありますので、事前に確認しておかなければなりません。
また、業者に依頼する場合は日程を合わせる必要があるのですが、希望した日時が予約で埋まっている場合、別日で予定を組まなければならないため、
「すぐに遺品整理を始めたい」
という方は、早めに連絡を入れましょう。
遺品整理のことなら「片付け堂高松店」にお任せ!
片付け堂高松店では、お客様や故人様に寄り添った遺品整理サービスを行っています。
専門の知識と経験を兼ね備えたスタッフが、ご要望やご希望をヒアリングしながら丁寧に作業を進めていくため、初めての方でも安心してお任せいただけます。
また、当店では遺品買取にも対応しているため、
「遺品をお得に処分したい」
と考えている方にもおすすめです。
お見積もりやご相談は完全無料となっていますので、香川県高松市周辺で遺品整理をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
遺品整理では「捨てられない」という悩みが必ず出てきます。
大切な方が生前使っていた品物ですから、そう感じてしまうのも無理はありません。
ただ、いつまでも気持ちの整理がつかないと、遺品整理が終わらなくなってしまいますので、今回紹介したことを参考にしながら、少しずつ自分の気持ちと向き合っていきましょう。
どうしても捨てられない場合は、専門業者に依頼するのもおすすめです。
香川県高松市周辺で遺品整理をご検討中の方は、片付け堂 高松店までお気軽にご相談ください。
経験豊富な専門スタッフが、遺品を捨てられずに悩むお客様に寄り添い、前に進むためのお手伝いをさせていただきます。