金庫には数人がかりでなければ運び出せないほど重たい物もあるため、使わなくなった場合にどのように処分すべきか迷ってしまうかもしれません。
今回は愛媛県松山市で金庫を処分する方法をご紹介します。
松山市で金庫を処分してもらう方法
金庫には様々な種類があります。松山市で金庫を処分する場合は、店舗のレジなどで用いられる持ち運び可能な手提げ金庫か、それ以外の据え置き型金庫かで処分方法が異なります。
松山市では耐火性のある据え置き型金庫のように、手提げ金庫以外の据え置き型金庫は粗大ゴミとして処分できません。
手提げ金庫以外を処分する場合には、自治体への依頼ではなく自分で処分する方法を検討しましょう。
一方で、手提げ金庫の場合は45リットルの袋に入れて小物粗大ゴミとして、処分できます。
粗大ゴミとして手提げ金庫を処分する場合、収集をハガキで申し込む
手提げ金庫を処分する際に、粗大ゴミとして松山市に収集を依頼する場合は、ハガキで申し込む必要があります。申込みに必要な粗大ゴミ収集申込みガイドと、粗大ゴミ申込みハガキは、松山市のWebサイトからダウンロード可能です。[注1]
ハガキで申し込みをすると、収集日の約1週間前に「粗大ゴミシール付き収集日通知ハガキ」が届きます。その後収集日の朝8時までに、手提げ金庫に粗大ゴミシールを貼り付けて外に出しておきましょう。
[注1]松山市「粗大ゴミの収集申込み方法」(参照:2022/12/02)
粗大ゴミ収集ハガキで記入する項目
粗大ゴミの収集をハガキで申し込む際は、次の項目を確認してください。
- 申し込み区分
- 申し込み期間
申し込み区分は地域によって異なるのですが、申し込み区分に応じて申し込みできる期間が異なります。申し込み区分と申し込み期間は、松山市が発表している粗大ゴミ収集申込みガイドから確認可能です。
手提げ金庫はクリーンセンターなどに持ち込んで処分することも可能
松山市で粗大ゴミを処分する場合、収集だけではなく、南クリーンセンターか西クリーンセンター、中島リサイクルセンターへ持ち込んで処分することもできます。
ただし、西クリーンセンターは金属が含まれている粗大ゴミの処分には対応していないため、
手提げ金庫を処分する際は南クリーンセンターか中島リサイクルセンターに持ち込みましょう。
クリーンセンター、リサイクルセンターの対応地域は以下の通りです。
■南クリーンセンター
- 対応地域:松山・北条地域
- 所在地 :松山市市坪西町1000番地1
- 電話番号:089-971-8862
- 受付時間:月~土曜日 8時30分 ~ 17時(日曜日と12月31日午後~1月3日は休み)
- 松山市「松山市南クリーンセンター」(参照:2022/12/02)
■中島リサイクルセンター
- 対応地域:中島地域
- 所在地 :松山市中島大浦22番地
- 電話番号:089-997-5911
- 受付時間:月~金曜日 8時30分 ~ 12時, 13時 ~ 17時 ・ 土曜日 8時30分 ~ 12時
(日曜日と12月31日午後~1月3日までは休み) - 松山市「中島リサイクルセンター」(参照:2022/12/02)
また今回の金庫については持ち込みができませんが、西クリーンセンターには、可燃ごみと可燃性の粗大ごみを持ち込むことができます。西クリーンセンターの詳細は下記の通りです。
■西クリーンセンター
- 対応地域:松山・北条地域
- 所在地 :松山市大河賀三丁目525番地6
- 電話番号:089-953-1153
- 受付時間:月~金曜日 7時40分~12時、13時~17時 ・ 土曜日 7時40分~12時
(日曜日と12月31日午後~1月3日までは休み) - 松山市「松山市西クリーンセンター」(参照:2022/12/02)
各センターに持ち込む際には不用品の重さによって手数料が以下のように異なります。[注2]
- 一般廃棄物の重量
- 料金
- 30kg以下
- 無料
- 30kg超~40kg以下
- 680円
- 40kg超
- 680円に10kg単位で170円を加算
[注2]松山市「ゴミ処理手数料」(参照:2022/12/02)
松山市では手提げ以外の据え置き型金庫は
購入先や業者に回収を依頼する必要がある
松山市では手提げ金庫のみしか回収に対応していません。そのため、手提げ以外の据え置き型金庫を処分する場合は、以下に挙げる方法を選択しましょう。ここからは、それぞれの特徴について紹介していきます。
- 金庫を購入した店舗に引き取ってもらう
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- フリマサイトやオークションサイトに出品する
- 金庫専門業者に回収を依頼する
- 不用品回収業者に回収を依頼する
01.金庫を購入した店舗に引き取ってもらう
据え置き型金庫は、購入した店舗で引き取ってもらえる場合があります。店舗で引き取って貰う際は、金庫の鍵も一緒に回収してもらうため、ダイヤル式であれば解錠に必要な番号を伝える必要があります。
また店舗によっては金庫の引き取りを行っていない場合があるため、事前に引き取り可能かを確認しておきましょう。その際、処分する金庫のメーカーや型式を確認されることもあります。
金庫を購入した店舗に引き取ってもらうデメリットとしては、店舗まで自分で金庫を運搬しなければなりません。そのため、あまりに重い金庫の場合、持ち運びが難しいケースも。また、耐火性の据え置き型金庫の場合、耐用年数は約20年とされているため、購入から時間が経過しすぎていて、店舗が閉店・移転してしまっており連絡がつかない可能性もあります。[注3]
[注3]日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会.「金庫の耐用年数」(参照:2022/12/02)
02.リサイクルショップに買い取ってもらう
据え置き型金庫はリサイクルショップで買い取ってもらえます。しかし全てのリサイクルショップが買い取りに対応しているわけではありません。実際に据え置き型金庫を店舗に運ぶ前に、あらかじめ買い取りが可能か確認しておくことをおすすめします。
また買い取りに対応していたとしても、処分しようとしている据え置き型金庫が古すぎる、壊れかけているなどの理由から値が付かないこともあります。重量のある据え置き型金庫も多く、店舗に運ぶ際は手間もかかるもの。そのためリサイクルショップに買い取ってもらう際は、出張サービスに対応している店舗を選ぶのも一つの手です。
買い取ってもらえる可能性が高い金庫の特徴
据え置き型金庫の中でも買い取ってもらえる可能性が高いのは、製造から年数が浅いもの、指紋認証を搭載しているなど高いセキュリティがあるものです。
ただしこの特徴に当てはまらない据え置き型金庫でも買い取ってもらえる可能性はあるので、お得に据え置き型金庫を処分したい場合は、リサイクルショップに見積もりを依頼しましょう。
03.フリマアプリやオークションサイトに出品する
据え置き型金庫を処分する際は、フリマアプリやオークションサイトを活用する方法もあります。フリマアプリやオークションサイトを利用すれば、自分の希望する価格で販売することができるのがメリットの一つ。
ただし、購入希望者とのコミュニケーションには気を付けましょう。金庫は貴重品を保管する大切なアイテムのため、出品した据え置き型金庫の状態は購入希望者に正しく伝える必要があります。またフリマアプリやオークションサイトを利用する際には梱包、発送作業を自分で行わなければなりません。それなりの作業時間を確保しておくようにしましょう。
04.金庫専門業者に回収を依頼する
金庫専門業者とは、金庫にまつわるトラブルに対応してくれる業者です。金庫専門業者は使用しなくなった据え置き型金庫の引き取りだけでなく、解錠も行なってくれます。開かなくなった据え置き型金庫を処分したいという場合でも、解錠して中身を確認した上で処分することが可能です。
なお、金庫専門業者に金庫の回収を依頼した場合、回収費用が発生します。
05.不用品回収業者に回収を依頼する
不用品回収業者では金庫を含む、さまざまな不用品の回収を行っています。
そのため、重たい据え置き型金庫であっても安心して回収を依頼可能です。不用品回収業者に回収を依頼する場合、回収費用が発生します。しかし不用品の買い取りを併せて行なっている業者であれば回収費用を抑えられる可能性があります。
金庫の投棄はNG
繰り返しになりますが手提げ金庫以外の据え置き型金庫は、松山市では回収してくれません。
そのため、購入先や業者に回収を依頼する必要があります。間違っても不法投棄をしてはいけません。不法投棄は廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条で禁止されており、違反した場合は5年以下の懲役刑、1,000万円以下の罰金刑が科せられます。[注4]
[注4]e-GoV.「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(参照:2022/12/02)
金庫を処分する前に確認しておくポイント
据え置き型金庫を処分する際は、事前に金庫の中身を確認したり、業者に回収してもらう際は複数社の見積もりを依頼しておきましょう。また金庫の買い取りを希望しているのであれば、事前に清掃をしておくと値がつく可能性があります。
金庫の中身を確認しておく
据え置き型金庫を処分する前には中身を確認しておきましょう。中に大切なものが入っている可能性もゼロではありません。
回収してもらった後に業者が中身を見つけた場合は、返送費用や取りに行く手間が発生してしまいます。
金庫が開かなかった場合の対応
据え置き型金庫が開かなかった場合、無理に自分で開けないようにしましょう。特に大型の金庫となると盗難防止機能が備わっているため、自力で開けるのは困難です。
開かなかったのであれば無理にこじ開けずに、専用の業者に解錠を依頼しましょう。
複数の業者に見積もりを依頼する
据え置き型金庫の処分にかかる費用は重さや大きさ、業者によって異なります。
そのため、複数の業者に見積もりを依頼して、相場を把握しておきましょう。見積もりの依頼には金庫の重さと大きさが必要になりますが、計測が難しければ対象のメーカーや型番を伝えればおおよその見積もりを出せることが多いでしょう。
買い取りを希望するなら金庫を綺麗にしておく
据え置き型金庫の買い取りを希望するのであれば掃除をしておくことで、場合によっては買い取ってもらいやすくなります。掃除する際は、外側と扉の中はもちろん、鍵穴も綺麗にしましょう。
何年も使っていない場合、鍵穴にホコリが溜まっているため、故障にもつながりやすいです。鍵穴に溜まったホコリは掃除機で吸い取れば綺麗になることが多いです。
松山市で据え置き型金庫を処分するなら片付け堂松山店
松山市で据え置き型金庫をスムーズに処分したいのであれば、不用品回収業者の「片付け堂 松山店」の利用をご検討ください。
片付け堂では金庫の回収だけでなく、場合によっては買取にも対応しています。
また据え置き型金庫に限らず様々な不用品の回収も行っているため、不要になった金庫の処分と併せて、他の不用品の回収もまとめて依頼できます。引っ越しなどで一気に不用品を片づけたい場合におすすめです。
片付け堂は訪問での見積りも無料で対応
据え置き型金庫の場合、実際に見た方が正確な見積りが出せますが、訪問して見積りを依頼した際に出張費が発生する業者もあります。
一方、片付け堂松山店であれば、電話やメール、LINEはもちろん、訪問での見積りも無料で依頼可能です。そのため、より正確な処分費用を把握したうえで依頼ができます。
片付け堂は遺品整理・生前整理に対応
片付け堂は不用品回収だけではなく、遺品整理や生前整理にも対応しています。そのため遺品整理はもちろん、終活の一環として金庫処分を考えている場合などにも利用可能です。大切な思い出が詰まった遺品を正しく扱うためにも、遺品整理は専門的な知識を持った業者に依頼しましょう。
また、生前整理を行うことで遺された家族の負担を減らすこともできます。据え置き型金庫のように処分しづらいものについては、生前整理で早めに中身を確認し、処分するのも一つの方法です。生前整理は遺品整理の手間が省けるだけでなく、財産の状況を把握しやすい、相続問題のトラブルを避けられるといったメリットにもつながります。
適切な方法で金庫を処分しましょう
松山市では手提げ金庫は粗大ゴミとして処分できますが、据え置き型金庫は市で回収していません。手提げ金庫以外の据え置き型金庫は、金庫購入先に引き取ってもらうか、金庫専門業者や不用品回収業者に回収を依頼しましょう。
中でも不用品回収業者である「片付け堂松山店」は、金庫の回収だけではなく金庫の状態によっては買い取りにも対応しています。また遺品整理や生前整理も行うため、お客様の状況やニーズに応じた対応が可能です。
処分できない金庫を不法投棄すると、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金刑に科せられます。必ず適切な方法で金庫を処分するようにしましょう。
松山市の片付け堂松山店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、松山市で金庫の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。