「子供が独立したから学習机を処分したい」「子供が大学生になったから、学習机をもう少し大人っぽいものにしてあげたい」など、お子さんの成長にあわせて、親御様は学習机の処分をお考えになるのではないでしょうか。
学習机はお子さんが小学生や中学生の頃に使うものなので、思い出深い一方で、今後使い道がないのに残しておくと、部屋のスペースを圧迫してしまうこともあります。
思い出として残しておこう、と割り切っていらっしゃるのであれば問題ありませんが、そうでないのであれば、正しい方法で処分したいですよね。
そこで今回の記事では、学習机の正しい処分方法をご説明しながら、学習机を処分する際の注意点なども併せてご紹介いたします。
学習机の処分をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
そもそも学習机(勉強机)は処分するべき?
学習机は、お子さんが独立したからといって必ず処分しなければいけないものではありません。もちろん、残しておいても何も問題ないでしょう。
冒頭でもお伝えしたように、思い出として取っておくというご家庭も存在します。
もちろん、親御様・お子さん同意の上で、お子さんの成長に合わせて処分する、というご家庭も。
学習机の処分する・しないについては各ご家庭によって異なりますが、もしも処分をお考えであれば、次項からご紹介する方法で処分すると良いでしょう。
学習机(勉強机)を処分する方法
「部屋のスペースを圧迫するから処分したい」「放っておくとカビがはえそうだから早々に処分を考えている」という方は、ぜひこれからご紹介する学習机の正しい処分方法にのっとって処分を行ってください。
具体的には、以下の5つの方法が挙げられます。
各々詳しく確認していきましょう。
粗大ゴミに出す
学習机を処分するもっともポピュラーな方法が、「粗大ゴミに出す」という方法です。
劣化などが原因で学習机の処分をお考えの場合は、こちらの方法が一番身近でしょう。
粗大ゴミとして出せば、自治体が回収・処分してくれるため、安心して任せることができます。
メリット
学習机を粗大ゴミとして出す場合のメリットとして挙げられるのは、「処分方法がより身近である」という点。
粗大ゴミを一度も出したことがないという方はあまり多くないはずですので、手順を既に知っているという方もいらっしゃるでしょう。
自治体管轄の役場に連絡し、最寄りのコンビニ、郵便局などで回収券を購入、指定の日に指定の場所まで学習机を運べば処分が完了します。
デメリット
一方で、粗大ゴミに出す場合にはデメリットも存在します。
粗大ゴミは回収日が少なく、事前に予約が必要であるため、回収までに時間がかかることがほとんど。処分をお急ぎの場合は、こうした点がかなりネックになります。
また、粗大ゴミは指定の場所までご自身で運ばなければいけないというデメリットも。
特に学習机は大きいため、自家用車で運ぶことは難しく、軽トラックなどを借りる必要が出てくる場合もあります。
ただ、予約を入れれば自宅の前まで学習机を回収しに来てくれる自治体もあるため、お住まいの自治体の回収条件をあらかじめ確認しておくと良いでしょう。
リサイクルショップに買い取ってもらう
不要になった学習机を、リサイクルショップに買い取ってもらうという方法もあります。
リサイクルショップに買い取ってもらうことで、思い入れのある学習机を、必要としている方が新たに大切に使ってくれるため、手放すのが名残惜しい方にもおすすめです。
メリット
リサイクルショップに買い取ってもらうメリットは、やはり「お金に換えられる」という点ではないでしょうか。
粗大ゴミに出す方法はお金をかけて処分する一方で、リサイクルショップに買い取ってもらう方法は、収入を得ながら学習机の処分が可能です。
学習机を納得のいく金額で買い取ってもらうためには、とにかく良い状態を保っておくことが大切です。
ただし、学習机はお子さんが小さい頃から使っているため、落書きや傷が多くなってしまう傾向が。
そういった場合は、ほかの処分方法も検討してみましょう。
デメリット
リサイクルショップに買い取ってもらうデメリットとしては、買取り査定額が納得のいくものにならない可能性が高い、という点です。
特に学習机はお子さんがつけた傷や落書きが目立つ傾向にあるため、状態がかなり良くなければ、買取り額が低くなってしまうことも珍しくありません。
また、学習机の状態が著しく悪い場合は、買取りはおろか、引き取りすら行ってもらえず、再び自宅に学習机を持ち帰らなければいけないこともあるため、注意が必要です。
買取りを依頼する場合、学習机をご自身でショップに搬入しなければいけない点も、デメリットとして挙げられるでしょう。
フリマ・ネットオークションに出す
フリマやネットオークションを利用することで、学習机を処分する、という方法もあります。
フリマやネットオークションはネット上で学習机を出品するため、より多くの方に向けて購入を促すことができるでしょう。
メリット
フリマやネットオークションを利用して学習机を出品すれば、ご自身の希望の額をつけることができます。
傷や汚れが少なく状態が良い場合は、購入者が見つかる可能性も高いです。
また、先ほども触れましたが、ネット上での出品になるため、多くの方の目につきます。
その分、売れる確率も上がるでしょう。
デメリット
ただし、フリマ・ネットオークションで学習机を出品する場合、美品でなければなかなか買い手が見つからないといったデメリットもあります。
昨今では比較的リーズナブルな価格で新品の学習机が購入できるようになったため、有名メーカーかつ美品でなければ、買い手が見つかるケースは少ない可能性が高いです。
また、たとえ売れたとしても、学習机を梱包したり箱詰めしたりする手間が生じます。
学習机はサイズが大きいため、解体や梱包に慣れている方でなければ、かなり時間がかかってしまうでしょう。
解体や梱包などの手間が惜しいという方は、ほかの処分方法を選択してみてください。
解体できる場合は可燃ゴミ・不燃ゴミに出す
学習机を綺麗に解体できる場合は、可燃ゴミ・不燃ゴミに出す、といった処分方法もあります。
もしもほかの処分方法に対して不安や不満が残る場合は、可燃ゴミ・不燃ゴミとして処分しても良いかもしれません。
その前に、メリット・デメリットを確認していきましょう。
メリット
学習机を解体して可燃ゴミ・不燃ゴミとして出す場合は、費用がかかりません。
一般ゴミの扱いになるので、普段可燃ゴミを最寄りのゴミ捨て場に持って行く感覚で処分することができます。
一切お金をかけずに処分できるため、「処分にできるだけ費用をかけたくない」という方にはおすすめの方法です。
デメリット
費用をかけずに学習机を処分できる一方で、デメリットも存在します。
まず、一般ゴミとして出す場合は、多くの自治体で一辺の長さが30cm以下にならなければ捨ててはいけない決まりになっています。
学習机は一辺が長い部分も多くあるため、ノコギリなどの工具を使って短く切り分ける必要があるのが難点です。
解体や工具の扱いに慣れていない方が行うと、労力と時間がかなりかかってしまう上、怪我をしてしまう恐れもあるため、不慣れな方にはあまりおすすめできません。
不用品回収業者に依頼する
最後にご紹介する学習机の正しい処分方法は、「不用品回収業者に依頼する」といった内容です。
不用品回収業者に回収を依頼する場合は、電話やメールなどで申込みをし、見積もりを行い、作業当日を迎える、といった流れがオーソドックスです。
メリット
不用品回収業者に学習机の処分を依頼するメリットは豊富です。
不用品回収業者であれば、学習机の状態が著しく悪い場合でも、問題なく回収してくれます。
また、学習机の搬出作業などはすべてスタッフに任せれば良いので、ご自身で学習机をどこかに運んだり、解体したりしなければいけない、ということもありません。
さらに、不用品回収と同時に買取りを行っている業者も存在するため、ただ回収料金がかかるのではなく、そこから学習机の査定額を引いて、よりお得に学習机を処分できるといったメリットもあります。
中には、見積もり依頼などでTポイントなどのポイントが貯まる業者もありますので、ポイ活中の方はよく業者を比較検討してみてください。
デメリット
不用品回収業者に学習机の処分を依頼する際、特筆すべきデメリットはあまりありませんが、強いて挙げるとすれば、ほかの処分方法よりも費用が高くなる傾向がある点でしょう。
人件費がかかっている分、ただ可燃ゴミに出したり、粗大ゴミに出したりするよりは費用がかかってしまいます。
ただ、同時買取りのサービスを利用することで、その費用も最小限に抑えることができるでしょう。
また、業者選びの際には、「違法な業者への依頼には気をつける」ということを忘れないようにしてください。
というのも、一般のご家庭から不要品を回収して良いのは、自治体から「一般廃棄物収集運搬業の許可」を得ている業者のみなのです。
この許可を得ていない業者に依頼してしまうと、あとあとトラブルに巻き込まれてしまう可能性が高いため、注意してください。
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