
ご家庭のごみは、市区町村の責任の下で適正に処理をする必要があります。
市区町村の許可や委託を受けずにご家庭のごみを回収業者が収集することは認められていません。
参考:環境省
もし「悪徳業者に依頼してしまった」「高額請求をされた」「悪徳業者が家に急にきて勝手に持って行った」など
悪徳業者のトラブルに巻き込まれた際は、国民生活センターに相談しましょう。
相談先:独立行政法人 国民生活センター
「無許可」の廃棄物回収業者とは
ご家庭の廃棄物を、市区町村の一般廃棄物処理業の許可なく、または市区町村の委託を受けずに、違法に回収している業者のことです。
「無許可」の廃棄物回収業者の例
「無許可」の廃棄物回収業者には、下記のような例があります。
- 町中を大音量で巡回している
- 空き地で回収している
- チラシで「無料」サービスを宣伝する
必要な許可は「一般廃棄物処理業の許可」
ご家庭の廃棄物を回収できるのは、「一般廃棄物処理業の許可」を持つ業者です。
チラシやホームページを見ると「産業廃棄物処理業の許可」や「古物商の許可」を記載してある場合がありますが、この許可では、ご家庭の廃棄物の回収はできません。
- 産業廃棄物処理業許可は、工場や企業の廃棄物を処理するための許可
- 古物商の許可は、中古品等の売買を行うための許可
「無許可」の廃棄物回収業者のデメリット
「無許可」の廃棄物回収業者に依頼すると、下記トラブルが生じた事例があります。
- 無料と聞いていたのに、料金を請求された
- 見積りよりも、高額を請求された
- 勝手に積み込まれて、高額を請求された
- 回収された不用品が、不法投棄された
「無許可」の廃棄物回収業者に依頼した場合のリスク
「無許可」の廃棄物回収業者に依頼すると、下記リスクが発生いたします。
- 不法投棄に加担することになる
違法な不用品回収業者に依頼して不用品が不法投棄されれば、環境破壊を促すことになります。そもそも不用品は正しく分別すれば、リサイクルにより資源として再利用できる場合が多いです。特に、家電リサイクル法に規定されているテレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は正しくリサイクルする義務があります。 - 依頼者の責任が問われる場合もある
廃棄物処理法では、一般廃棄物を収集したり処理したりするための許可を得ていない業者に依頼した人に対する罰則を設けています。具体的な罰則は、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金です。場合によっては両方が課せられる可能性もあります。前述のとおり、違法な業者へ依頼すると、大きな責任が問われるため注意が必要です。 - 業者の連絡先がわからず、泣き寝入りになる
違法に不用品回収を行っている業者は、連絡先を教えていないところも多いです。そのような業者に料金を支払い、不用品を引き渡してしまうと、後から問い合わせできません。連絡先がわからなければ返金の交渉もできないため、不服ながらも諦めざるを得ない可能性があります。
片付け堂は一般廃棄物処理業の許可を取得している不用品回収業者
不用品回収業者の片付け堂は、一般廃棄物処理業の許可を取得している安心な不用品回収業者です。不用品回収以外にも複数のサービスを提供しているため、さまざまな困りごとをまとめて相談できます。全国対応しているので、ぜひ利用してみてください。
片付け堂では、「無許可」の廃棄物回収業者に依頼しない為の、お得な情報を提供しております。
詳しくは、下記記事をご確認ください。
参考:悪質な不用品回収業者の違法性や特徴は?トラブル事例や見極め方を解説
参考:優良な不用品回収業者の選び方!業者選びで間違えない方法を全解説
参考:不用品回収費用が高いと感じたら要注意|不用品をお得に処分する方法も解説
参考:不用品回収のチラシを信用するのは危険?安全な不用品処分方法も紹介