金庫は重たくて大きいものが多く、どのように処分したらよいか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。本記事では、栃木県宇都宮市で金庫を処分する方法をいくつかご紹介します。
宇都宮市では耐火性の金庫かどうかで処分方法が変わる
宇都宮市で金庫を処分する場合には、処分予定の金庫が耐火性かどうかを確認しましょう。
耐火性がどうかによって金庫の処分方法が変わります。
耐火性ではない手提げ金庫であれば、不燃ゴミとして処分が可能です。
一方で、耐火性の金庫の場合は、ゴミとして市に回収してもらうことができません。[注1]
宇都宮市で耐火性の金庫を処分するには、市が指定している適正処理困難物取り扱い業者に依頼しましょう。
[注1]宇都宮市:「分別辞書」( 参照:2022/12/02)
処分方法①耐火性の金庫の処分は適正処理困難物取り扱い業者に依頼
耐火性のある金庫の処分を適正処理困難物取り扱い業者に依頼する場合、処分費用は業者によって異なります。また、すべての適正処理困難物取り扱い業者が耐火性金庫の処分に対応しているわけではありません。近隣の適正処理困難物取り扱い業者を確認した上で、耐火性金庫の処分に対応しているかをまずは確認してみましょう。[注2]
[注2]宇都宮市:「適正処理困難物取り扱い業者一覧」(参照:2022/12/02)
処分方法②手提げ金庫は不燃ゴミで処分
耐火性金庫ではなく耐火性のない手提げ金庫の場合は、不燃ゴミとして処分可能です。
宇都宮市では透明か半透明のポリ袋に入れて、決められた日の決められた時間までに不燃ゴミとして金庫を出すようにしましょう。
宇都宮市で金庫を処分するその他の方法
繰り返しになりますが、宇都宮市では耐火性のある金庫は適正処理困難物取り扱い業者に依頼、耐火性のない手提げ金庫は不燃ゴミとして処分することができますが、その他にも処分方法が存在します。具体的には以下の方法が挙げられます。
- 金庫を購入した店舗に引き取ってもらう
- 金庫専門業者に回収を依頼する
- フリマサイトなどを活用して個人で売却する
- 不用品回収業者に依頼する
処分方法③金庫を購入した店舗に引き取ってもらう
金庫の処分する際に、金庫を購入した店舗に引き取ってもらう方法が一つあります。
ただし、自分で金庫を持ち込まなければなりません。種類にもよりますが、中には数百キロに及ぶ金庫もあります。そのような金庫を店舗まで持ち運ぶのは困難でしょう。また金庫は何十年も使用できるため、購入した店舗やメーカーが無くなってしまっている可能性もあるなど、デメリットもいくつかあります。
店舗に引き取ってもらう際には、金庫本体に加えて、鍵も回収してくれます。
またダイヤル式の金庫の場合、解錠するための番号を伝える必要があります。店舗で型番や型式を確認されることもあるので、事前に控えておきすぐに伝えられるようにしましょう。
なおすべての店舗が引き取りに対応しているわけではありませんので、事前に店舗にお問い合わせください。
処分方法④金庫専門業者に回収を依頼する
金庫専門業者は、金庫の鍵が開かなくなった際に解錠してくれる業者です。
金庫専門業者の中には、解錠するだけではなく金庫の回収を行っている業者もあります。金庫専門業者に回収を依頼すれば、開かなくなった金庫であっても、解錠して中身を確認した上で処分できます。
処分方法⑤フリマサイトなどを活用して個人で売却する
フリマサイトやオークションサイト、リサイクルショップなどを活用して、自分自身で金庫を売却するという方法があります。
この方法では売却できた場合にお金になるだけでなく、自分で自由に金額を設定できるメリットがあります。しかし一方で、フリマサイトやオークションサイトに出品した場合、重量のある金庫の発送作業を行わなければならない といったデメリットもあります。
またリサイクルショップに売却する場合は、自身で店舗に持ち込む必要があります。そのため非常に手間がかかりやすいです。また金庫の耐用年数は製造後約20年とされているため、購入してから20年以上経過している金庫は買い手が付かない可能性があります。[注3]
[注3]日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会:「金庫の耐用年数」(参照:2022-12-09)
処分方法⑥不用品回収業者に依頼する
金庫の回収を不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品回収業者であれば、金庫はもちろんのこと、それ以外の不用品があればまとめて回収・処分してくれます。
また不用品回収業者は、金庫以外にも様々な重量のある家具や家電を回収しています。そのため大きく重い金庫であっても、それまでのノウハウを活かしてスムーズに回収してくれるでしょう。
また不用品回収業者に依頼する場合は、該当業者の公式サイトを確認して市区町村長から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているかを確認してください。一般家庭の家具や家電、ゴミなどを回収するには一般廃棄物収集運搬業の許可が必要ですが、中には許可を得ていない業者もあります。
「予定よりも高い金額を請求されてしまった」「回収した金庫の不用品を不法投棄させてしまった」などのトラブルを回避するためにも、一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者に依頼しましょう。
スクラップ工場には持ち込めない
不要な金庫をスクラップ業者に持ち込もうと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にスクラップ業者では処分することが難しいです。
耐火機能が備わった金庫には、気泡コンクリートという素材が用いられています。鉄などを処分するスクラップ工場では、気泡コンクリートと鉄を分解することが難しいため、スクラップ工場では耐火機能が備わった金庫は処分できません。
金庫を処分する前にやっておくべきこと
金庫を処分する前には、以下のことを忘れずに行いましょう。
それぞれについて詳細をお伝えしていきます。
- 中身が入っていないかを確認する
- 金庫の重さや大きさを把握する
- 製造年をチェックする
- 業者に回収を依頼する場合には複数の業者から見積もりを取る
中身が入っていないかを確認する
金庫を処分する際は、中身が入っていないかを確認しましょう。中身を確認せずに処分してしまうと、金庫と一緒に中身も処分されてしまう可能性があります。また回収後に業者が中身を見つけた場合、中身を返送してもらう費用や、取りに行く手間が発生してしまいます。
必ず金庫の中身を空にしてから処分するようにしてください。鍵が無くなってしまったり開錠のための番号が分からなくなったりした場合は、金庫専門業者に開錠を依頼するのがおすすめです。
金庫の重さや大きさを把握する
金庫の回収にかかる費用は、重量や大きさによって異なるので、事前にサイズなどを確認しておきましょう。中には重たすぎて計測できない金庫もあるかもしれません。
そういった場合は、メーカーや商品名などを控えて業者に伝えましょう。
製造年をチェックする
金庫の耐火機能は約20年であるため、製造年をチェックして買い取りが可能な状況かを確認してください。
処分しようとしている金庫が製造から20年以上経過している場合、買い取ってもらえない可能性があります。反対に製造年から日が浅い金庫であれば、高価で買い取ってもらえる可能性があります。
業者に回収を依頼する場合には複数の業者から見積もりを取る
業者に金庫の回収を依頼する場合には、金庫の重量や大きさによって処分費用が変わるだけでなく、業者によっても費用が異なります。そのため金庫の処分を業者に依頼する際には、複数の業者から見積もりをとっておきましょう。
業者は基本的に、実物を見た上で見積もりを作成するため、見積もりをとるための出張料金が発生する業者もゼロではありません。見積もりを依頼する前に、出張料があるかないかを確認しておくことが大切です。
宇都宮市で金庫を処分するなら不用品回収業者がおすすめ
宇都宮市で金庫を処分するなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
ここからはその理由をご説明していきます。
重たい金庫でも安心して依頼できる
金庫の中には何百キロも重いものもあります。このような金庫の場合、その金庫を格納できる車を用意したり、持ち運ぶための人手を用意したりしなければなりません。またサイズも大きいため、運び出す際に家の壁や他の家具にぶつかって傷がついたり、ケガをしてしまったりする恐れもあります。
その点、不用品回収業者に処分を依頼すれば、経験豊富な専門のスタッフが丁寧に回収するため、安心して手間なく処分ができます。
遺品整理にも対応している業者もある
遺品整理の際に金庫が出てきた場合は、遺品整理に対応している不用品回収業者を選びましょう。
遺品は家族にとって大切な思い出の品々です。
そのため不用品回収とは異なり、遺品の供養など特殊な取り扱いが必要になります。
遺品整理も行う不用品回収業者であれば、遺品の仕分け、供養までも行ってくれます。
「片付け堂」は不用品回収に加えて買取にも対応
不用品回収業者の中でも全国展開を行っている「片付け堂」は、不用品の中に買取れるものがあれば、買取も行います。買取だけの対応は行っておりませんが、それでも処分を予定している金庫であっても買い取りの対象となることもあるため、気軽に相談してみましょう。
生前整理にも対応
また片付け堂は、前述した遺品整理を行っている不用品回収業者である他、生前整理にも対応しています。生前整理は終活の一環で、自分が元気なうちに残しておきたい物を選別しておくことです。
生前整理を行うことで、万が一の自体が起きた場合に、遺族が悲しみの中で遺品整理をするという負担を軽減できます。特に金庫は重たく処分が難しいだけでなく、中身を開けるためには鍵なども必要であるため、生前整理として片付けておくとよいでしょう。
不用品回収から解体工事までをワンストップで対応
片付け堂では不用品の回収から家の解体工事までをワンストップで対応しています。
例えば、遺品を整理した上で、故人が住んでいた家を解体するといった場合、片付け堂に依頼すれば、全てに対応可能です。
金庫を処分するなら
不用品回収業者に依頼するのがおすすめ
宇都宮市で金庫を処分する方法は下記の6つがあります。
- 耐火性のある金庫:適正処理困難物取り扱い業者に依頼
- 耐火性のない手提げ金庫:不燃ゴミとして処分する
- 金庫を購入した店舗に引き取ってもらう
- 金庫専門業者に回収を依頼する
- フリマサイトなどを活用して個人で売却する
- 不用品回収業者に依頼する
宇都宮市では手提げ金庫であれば不燃ゴミとして処分が可能です。しかし、耐火性金庫の場合は、市が指定している適正処理困難物取り扱い業者に処分を依頼しなければなりません。適正処理困難物取り扱い業者の中でもすべての業者が、耐火性金庫の処分に対応しているわけではないので事前に確認しておきましょう。
一方、不用品回収業者であれば耐火性のある金庫でも気兼ねなく回収を依頼できます。
中でも片付け堂は不用品の買い取りも実施。お得に金庫を処分できる可能性もあります。
宇都宮市の片付け堂宇都宮店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、宇都宮市で金庫の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。