倉吉市で掃除機を処分する場合、無料の戸別収集を利用できます。しかし、不燃性粗大ごみの戸別収集は年3回しか行われないため、リサイクルセンターに有料で持ち込むか、倉吉市内の不用品回収業者を利用する方法がおすすめです。ハンディクリーナーなど規定のサイズより小さな掃除機であれば、小型家電リサイクルの回収対象となることもあります。
本記事では、倉吉市で掃除機を処分する方法や流れを詳しく解説します。
倉吉市で掃除機を不燃性粗大ごみとして処分する方法
倉吉市では、家庭から出るごみを以下の12の区分に分別し、収集や回収を行っています。(※)
- 可燃ごみ(生ごみ類、紙くず類、木くず類、布くず類、プラスチック類)
- 不燃ごみ(金属類、陶磁器類、ガラス類、その他)
- 小型家電
- びん類
- 缶類
- 紙・布類(紙類、布類)
- 牛乳パック
- 発泡スチロール、トレー
- ペットボトル
- 可燃性粗大ごみ
- 不燃性粗大ごみ
- 有害ごみ
一斗缶(23cm×23cm×35cm)に入らない大きさで、縦横80cm、長さ2m以下のごみは、分類上粗大ごみです。一般的なコードレスの掃除機や、キャニスター型(※ジャバラホースがあるもの)の掃除機の場合、不燃性粗大ごみとして処分する必要があります。なお、買い替えの場合は販売店への引き取りが推奨されているため、注意しましょう。(※)
※出典:倉吉市「ごみの区分と出し方」(参照 2023-04-05)P4~5、P15
不燃性粗大ごみの戸別収集の流れ
倉吉市は、不燃性粗大ごみの戸別収集を年3回行っています。(※)
収集日はお住まいの地域によって異なるため、倉吉市のホームページで確認してください。不燃性粗大ごみの戸別収集は、倉吉市内に住所を有する人であれば、事前の申し込みがなくても利用できます。また、戸別収集を依頼する際の料金はかかりません。掃除機を不燃性粗大ごみとして処分する場合は、収集日の午前8時までに指定のごみステーション(ごみ置き場)に出しましょう。
不燃性粗大ごみの戸別収集なら、掃除機を処分する際に費用がかかりません。ただし、収集日が年3回しかないため、収集日に間に合わない場合は他の処分方法を検討する必要があります。不燃性粗大ごみの出し方が分からない場合は、市の環境課に相談することも可能です。
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施設名
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市民生活部 環境課
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電話番号
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0858-22-8168
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FAX
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0858-27-0518
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住所
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〒682-8633
鳥取県倉吉市堺町2丁目253番地1
※出典:倉吉市.「倉吉市 ごみの区分と出し方」(参照 2023-04-06)
倉吉市で掃除機を小型家電として処分する方法
倉吉市は小型家電のリサイクルを推進しています。大きさが23cm×23cm×35cm未満のハンディクリーナーや、小型のロボット掃除機であれば、小型家電としてリサイクルが可能です。(※)
小型家電
掃除機を小型家電としてリサイクルに出す場合は、倉吉市の戸別収集を利用する方法の他、市役所や地区公民館などに設置された回収ボックスに出す方法があります。
※出典:倉吉市「小型家電のリサイクルについて」(参照 2023-04-05)
小型家電の戸別収集の流れ
倉吉市では、びん・缶類・不燃ごみ・有害ごみなどと同様に、小型家電の戸別収集も行っています。不燃性粗大ごみとは収集日が異なるため、地域ごとのごみ収集日程表をしっかり確認してください。お住まいの地域にもよりますが、小型家電の収集頻度は3カ月に1回程度です。
また、不燃性粗大ごみと同様に、小型家電の戸別収集にお金はかかりません。掃除機を処分する場合は、収集日の午前8時までに各町内会のごみステーション(ごみ置き場)に搬出しましょう。なお、掃除機に付属している電池やバッテリーは、あらかじめ取り外しておく必要があります。取り外した電池やバッテリーは不燃ごみとして処分するか、乾電池リサイクル協力店の回収ボックスに出せます。
もし小型家電の戸別収集に間に合わない場合は、市役所や地区公民館に設置された回収ボックスを利用しましょう。なお、回収ボックスの投入口(20cm×40cm)に入らない場合は、倉吉市のリサイクルセンターに直接持ち込むか、市内の不用品回収業者を利用する必要があります。
ほうきリサイクルセンターに直接搬入する方法
倉吉市の戸別収集に間に合わない場合は、倉吉市が運営する「ほうきリサイクルセンター」に直接搬入し、ごみや不用品を処分できます。トラックやリヤカーなど、大型のごみを運搬する手段がある場合は、好きなタイミングで掃除機を捨てることが可能です。
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ほうきリサイクルセンター
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住所
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〒682-0801
鳥取県倉吉市巌城1637番地9
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電話番号
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0858-26-9890
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搬入受付時間
月曜日~金曜日
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午前8時30分 ~ 午後4時30分
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搬入受付時間
土曜日
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午前8時30分 ~ 午前11時30分
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休場日
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日曜日・祝祭日
12/31 午前11時30分 ~ 1/3
※但し、特別搬入日は除く
ただし、ほうきリサイクルセンターに持ち込む場合は、ごみの重量に応じた手数料がかかります。ほうきリサイクルセンターで掃除機を処分する流れや手数料を簡単にみていきます。
ほうきリサイクルセンターで掃除機を処分する流れ
ほうきリサイクルセンターに掃除機を持ち込む際、事前に予約や申し込みは必要ありません。平日の場合は午前8時30分から午後4時30分まで、土曜日の場合は午前8時30分から午前11時30分までの間に、ほうきリサイクルセンターに直接搬入しましょう。ほうきリサイクルセンターで受付を行った後、掃除機の重量に応じた手数料を現金で支払います。掃除機の他にもごみや不用品を持ち込む場合は、手数料が加算されます。
ほうきリサイクルセンターにごみを持ち込むときの手数料
ほうきリサイクルセンターにごみを持ち込むときの手数料(令和元年10月時点)は以下のとおりです。(※)
種別:不燃性ごみ
- 区分
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手数料
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重量10キログラムまで
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177円
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重量10キログラムを超え
10キログラム増すごとに加算
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177円
種別:不燃性粗大ごみ
- 区分
- 手数料
- 重量10キログラムまで
- 177円
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重量10キログラムを超え
10キログラム増すごとに加算 - 177円
一般的な掃除機の場合、本体重量は10kgを上回りません。掃除機のみを持ち込む場合は、現金で177円を用意しておきましょう。
※出典:倉吉市.「ごみの区分と出し方」(参照 2023-04-05)P27
倉吉市の不用品回収業者を利用して掃除機を処分する方法
倉吉市で掃除機を処分する場合、市が実施する戸別収集を利用できます。しかし、不燃性粗大ごみの収集日に間に合わない可能性もあります。ほうきリサイクルセンターに掃除機を運搬する手段がない場合や、好きな日時に掃除機を回収してもらいたい場合は、倉吉市の不用品回収業者を利用するのがおすすめです。ここでは、不用品回収業者を利用するメリットや注意点を詳しくみていきます。
不用品回収業者を利用するメリット
不用品回収業者を利用するメリットは4つあります。
好きな日時を選んで掃除機を回収してもらえる
倉吉市の戸別収集の場合、指定の収集日しか不用品を処分できません。また、ほうきリサイクルセンターへの直接搬入の場合も、日曜日や祝日は原則対応していません。不用品回収業者なら、土日祝を問わず、好きなタイミングで掃除機を回収してもらえます。
掃除機を戸外に搬出したりリサイクルセンターに持ち込んだりする手間を省ける
不用品回収業者を利用すれば、作業スタッフが不用品1点から回収しにきてくれるため、掃除機を戸外に搬出したり、リサイクルセンターに持ち込んだりする手間がかかりません。掃除機の運び出しが難しい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
他に粗大ごみがある場合は一緒に処分できる
不用品回収業者はお得なパックプランも用意しています。掃除機の他にも粗大ごみがある場合は、まとめて回収を依頼できます。プランの料金は軽トラの台数によって決まるため、見積りの際は粗大ごみの量をなるべく正確に伝えましょう。
電子決済やクレジットカードで料金を支払える
ほうきリサイクルセンターの場合、処分手数料は現金で支払う必要があります。不用品回収業者なら、処分費用はクレジットカードの他、LINE PayやPayPayなどの電子決済での支払いも可能です。
不燃性粗大ごみではなく、小型家電に分類されるようなサイズの掃除機でも、不用品回収業者に回収を依頼できます。例えば、片付け堂倉吉琴浦店の場合、以下の小型家電を回収可能です。
小型家電
掃除機・電子レンジ・オーブントースター・コタツ・電気ストーブ・灯油ストーブ・マッサージチェア・ファンヒーター・電気カーペット・電気毛布・除湿器・加湿器・給湯器・扇風機・冷風機・ガスコンロ・ガステーブル・カセットコンロ・電磁調理器・ホットプレート・炊飯器・クッキングヒーター・ドライヤー・アイロン・温水器・ハロゲンヒーター・ミシン・シュレッダー・ミキサー
不用品回収業者を選ぶときの注意点
不用品回収業者を選ぶときに注意したいのが、市の一般廃棄物収集運搬業の資格を取得しているかどうかです。一般廃棄物収集運搬業の資格を取得せずに家庭から出るごみの回収を行っている場合、違法業者の可能性があります。違法業者に不用品の処分を依頼すると、後で高額な料金請求が行われたり、回収したごみの不法投棄が行われたりする恐れがあります。利用者自身の身を守るためにも、公式ホームページなどを確認し、一般廃棄物収集運搬業の資格を持った不用品回収業者を選びましょう。
年3回の戸別収集に間に合わない場合は
不用品回収業者を利用しよう
本記事では、倉吉市で掃除機を処分する方法や流れを解説しました。倉吉市で掃除機を処分する方法は以下の4点です。
- 不燃性粗大ごみの戸別収集を利用する
- 小型家電の戸別収集を利用する
- ほうきリサイクルセンターに直接搬入する
- 不用品回収業者に回収を依頼する
倉吉市の戸別収集を利用すれば、掃除機を無料で処分することが可能です。しかし、不燃性粗大ごみの戸別収集は年3回しかないため、自分の好きなタイミングでは処分できません。戸別収集を利用しない場合、ほうきリサイクルセンターに直接持ち込めるものの、運搬の手間と処分手数料がかかります。倉吉市で掃除機を処分するなら、市内の不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
なお、不用品回収業者を探す際は、まず一般廃棄物収集運搬業許可の有無を確認しましょう。許可のない業者に粗大ごみや不用品の処分を依頼すると、料金トラブルや不法投棄などのトラブルにつながる恐れがあります。
倉吉市の片付け堂倉吉琴浦店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、倉吉市で掃除機の処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。