一般的な不用品回収業者を利用すれば、実家の片付けに100万円もかかることはほとんどありません。しかし、場合によっては、実家の片付けに100万円単位の費用がかかることもあります。ここまでの費用がかかるのは稀ですが、できることなら自分で片付けを進めたいと考えている方が大半なのではないでしょうか。
実家の片付けは、遅かれ早かれ多くの方が直面する問題です。そこで本記事では、片付け専門の片付け堂が実家を片付けるコツを解説します。
実家の片付けに100万円かかるって本当？
結論からいえば、実家の片付け自体に100万円かかるケースは稀です。
たとえば、片付け堂いわき店の不用品回収費用は、処分量が4トントラックに収まる範囲であれば、一式62,700円（税込）からとなっています。（2024年3月時点）一般的なファミリー世帯の引越しに用いられるのは2トントラック2台程度です。つまり、一般的な荷物の量のお住まいであれば、4トントラック1台程度の処分で十分だと考えられます。
ただし、次のようなケースでは、実家の片付けに100万円を超える費用がかかる可能性があります。
ゴミ屋敷になってしまっている
不用品の処分や回収であれば、100万円単位の費用がかかることはほぼありません。しかし、ゴミ屋敷のような状態になっていれば別です。
ゴミの量や部屋の状態にもよりますが、分別されていないゴミが幾重にも積み重なっている状態であれば、100万円近い作業費用がかかることもあります。
解体業者に不用品の処分・撤去まで依頼する
実家の解体とともに不用品の撤去をお願いする場合は、数十万円や100万円以上かかるケースがあります。これは、解体にかかる労力が増すこととともに、排出されたゴミを家庭ゴミとして処分できないためです。
一般的な木造家屋の解体費用は150万円前後が相場ですが、解体とともに家具や家電、日用品などの処分まで委託する場合、解体費用と同等の処分費用がかかってしまうこともあります。
空き家法により代執行されてしまう
自治体は、周囲に危害を与えるおそれのある空き家を「特定空き家」に指定し、最終的に行政代執行により家屋や外構などを撤去することができます。
解体や撤去にかかった費用は、もちろん自治体が負担してくれることはありません。解体業者や処分業者を選ぶこともできないため、数百万円の費用が請求されることもあります。
実家の片付け・荷物の整理はいつ始めるべき？
実家の片付けを開始するタイミングは、早ければ早いほど良いと考えられます。多くの方は「相続後」や「売却前」に片付けに着手しますが、相続後はやるべき手続きが多く、両親が亡くなった後に片付けるとなるとなかなか手が進まないものです。
相続後はやるべきことが多い
相続後は、各種届出の提出や相続財産の把握、遺産分割手続き、故人の準確定申告、相続登記など、やるべきことが山積みです。
相続税の納税は10ヶ月後ですが、納税資金が足りない場合は自宅を売却することも検討しなければなりません。そのような中で実家に膨大な荷物が残されていたら、撤去にお金をかけるか忙しい中、片付けに追われることになってしまいます。
自宅が空き家になるタイミングで片付けると管理が楽に
実家が空き家になったときは、実家の片付けを始めるのに適したタイミングの1つです。両親が高齢者施設に入ったあとは、空き家となった実家の管理をしなければなりません。
人が住まなくなった家は急激に劣化するため、定期的な清掃や見回りが不可欠です。ものが多いと清掃がしにくく、埃や湿気も溜まりやすくなるため、目が行き届かなくなってしまいます。
自治体から管理不全と判断された空き家は、固定資産税増税などのペナルティを課されるおそれもあるため、できる限り管理しやすい状態にしておきましょう。
できれば両親が元気なうちに始めるべき
もちろん、空き家になるのを待たずして実家の片付けを始めることもできます。むしろ、両親が元気なうちに一緒に片付けを始めれば、処分するもの・残すものの判断もしやすくなります。
両親が不在のなかで、両親が使っていたものや大切にしたものを処分するのは、予想以上に難しく、時間もかかります。一度きれいに片付けてしまえば、年末や帰省時に不要なものを処分することで、ものが増えることもありません。
生前整理と遺品整理の違いは？
生前整理と遺品整理の大きな違いは「整理する人」です。生前整理は実家に住んでいる人、つまり両親が主体となってするものですが、遺品整理は両親が亡くなってから子や相続人が行います。
生前整理のメリット
生前整理のメリットは、子や相続人の負担が軽減されることです。また、整理した当人が前向きになり、豊かな人生を送るためのきっかけとすることもできます。ただ、親に生前整理をお願いするのは簡単なことではなく、体力・気力次第ではなかなか難しいということもあるでしょう。
生前整理は基本的に自分自身で行うものですが、実家の片付けについては家族で進めたほうが効率的です。「生前整理」という形にはせず「家族が集まるタイミングで片付けよう」といった提案なら子どもからも提案しやすいのではないでしょうか。必要に応じて不用品回収業者に依頼することも検討すれば、よりスムーズに進められるでしょう。
遺品整理のメリット
遺品整理は、亡くなった方へ想いをはせる大切な時間にもなります。すっきり片付いていれば子や相続人の負担は軽減しますが、遺されたものは親が生きてきた証でもあり、それらを整理することで気持ちの整理をつけていくということもあります。
とはいえ、なかなか心情的に辛いという方がいるのも事実です。遺されたものの量によっては、体力的にも大きな負担になりかねません。
先述のとおり、相続後はやるべきことも多いため「相続税の納税までに売却したい」「実家を売る前に急いで片付けたい」という場合は不用品回収業者の手を借りながら遺品整理を進めていくと良いでしょう。
実家はどこから片付けるべき？
実家の片付けは、今生活している家や局所的な片付けとは訳が違います。数時間や数日で終わらないこともありますので、やる気を維持させつつ、根気強く行うことが大切です。
まずは自分の部屋を片付ける
実家に自分が暮らしていたときの荷物が残っているという方も少なくありません。自分のものであれば自分の判断だけで片付けが進められるため、捗りやすいでしょう。どこから片付ければいいか悩んだ場合は、まず自分の部屋から着手しましょう。
リビングが片付くと気持ちが前向きに
片付けに数日間かかることを想定すると、リビングも優先的に片付けたい場所です。リビングが片付いていると、休憩したり、食事を取ったりすることができるからです。
また、リビングが片付くと達成感もあります。家一軒を片付けるには「やる気」を持続させる必要があります。押し入れやクローゼットの中の片付けも必要ですが、やはり一番目に触れることの多いリビングが片付くとやる気がでてくるものです。
気が進まない場合は区分けして目標を作る
実家の片付けは、まず着手するまでのハードルが高いものです。リビングを掃除するといっても、テレビ周りやソファ周り、ダイニング・キッチン周りなど、すべてを片付けるとなると時間がかかります。
重い腰を上げるには「今日はキッチンだけ綺麗にする」「今日はテレビやソファを処分する」といった小さな目標を決めながら取り組むのもおすすめです。
ゴミを出す日・回収してもらう日を先に決めるという方法も
片付ける方の性格やスケジュールによっては「やらざるを得ない環境を作る」のも効果的です。たとえば、粗大ゴミを出す日や不用品回収業者に来てもらう日を先に決めてしまえば、その日までに家具や家電などを処分できる状態にせざるを得なくなります。
いわき市で粗大ゴミを出す方法については、以下の記事をご覧ください。
いわき市の優良な不用品回収業者
いわき市で不用品回収・生前整理・遺品整理をご検討でしたら、片付け堂いわき店にお任せください。片付け堂いわき店に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
一般廃棄物収集運搬業の許可業者
片付け堂いわき店（株式会社アメニティいわき）は、いわき市から正式に許可を得た一般廃棄物収集運搬業者です。不用品回収が必要とあれば、法律に基づき、粗大ゴミや不用品の適正な回収・処分を行いますので安心してお任せいただけます。
タンス1棹からOK
「不用品回収」というと、トラックいっぱいに荷物を積みこんで回収する業者を思い浮かべるかもしれません。しかし、片付け堂いわき店では、タンス1棹から回収に伺わせていただきます。
回収するものが複数ある場合も、事前下見を含めた出張見積りは無料で行っております。作業前日までのキャンセルについてはキャンセル料は一切いただいておりません。事前下見で詳細なお見積りを提示いたしますので、作業当日にお見積りにない追加料金が発生することもありません。
ハウスクリーニングも可能
片付け堂いわき店では、ハウスクリーニングも行っております。整理後にお部屋をクリーニングすることで、より晴れやかに、その後の生活を送っていただけます。
片付け堂 いわき店は、いわき市から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた不用品回収業者です。
不用品回収の参考料金（税込）は、軽トラ1台分の処分量で19,360円～。（2024年3月時点）分別作業や収集運搬、処分、養生作業など不用品回収に必要な作業料はすべて含まれています。その他の料金については、弊社Webページ「不用品回収の料金表」をご確認ください。
詳細なお見積りをご希望の場合は、電話、LINE、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
片付け堂 いわき店では、不用品回収のほか、生前整理や遺品整理、ハウスクリーニングなどのサービスを行っております。下見、お見積りのご相談は無料ですので、
ご興味がおありの方は電話、LINE、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
実家の片付けをせず、解体業者に家の中のものまで撤去をお願いしたり、行政代執行により強制的に荷物の撤去や解体をされたりした場合、100万円以上の費用がかかる可能性があります。とはいえ、これらのケースは稀であり、不用品回収業者への依頼でここまで費用がかかることはほぼありません。
片付け堂いわき店の不用品回収の費用は、軽トラ1台分で19,360円～（2024年3月時点）です。時間や手間をかけずに実家を整理したいとお考えの場合は、お気軽にご相談ください。
