「生前整理」と「ミニマリスト」。関連性がなさそうな両者ですが、生前整理をきっかけにミニマリストになったり、ミニマリストでいることが生前整理にもつながるなど、両者には深い関連性があります。
そこで本記事では「ミニマリスト×生前整理」というテーマで、メリットやミニマムな暮らしの目指し方を解説します。
生前整理とは
生前整理とは、すべての人に訪れる死に備え、身辺の整理をしておくことです。「終活」の一環として捉える方もいますが、生前整理はネガティブなものではなく、周りの人のため、そして自分のために行うものです。身の回りのものをすっきりさせておけば、ご家族など相続人の負担を軽減できるとともに、ご自身もその後の人生を明るく、前向きに暮らせます。
生前整理は「モノ」の整理と「財産」の整理に大別されます。モノの整理は、不用品回収などのサービスも活用しながら進めていくと大きな手間にはなりません。財産の整理は、まずは財産の「把握」から始めることをおすすめします。現金・預貯金はできる限りまとめて管理し、株や不動産など現金・預貯金以外の資産は取得時から価値が変わっている可能性があるため、査定サービスなどを利用して今の価値を把握しましょう。
生前整理をきかっけに「ミニマリスト」になるメリット
ミニマリストとは「minimal=最低限の」が語源の造語です。必要最低限のモノだけで暮らす人を指します。現代は、必要なものはインターネットなどですぐ手に入ることから、常に身の周りに置いておくべきものは実は多くありません。
必要最低限の家具や家電、衣類、生活用品しか持たず、購入するのも必要なものだけとする暮らしは、思考をクリアにし、経済的にもメリットがあると考えられます。生前整理をきっかけにミニマリストになるメリットは、他にも次のようなことが挙げられます。
掃除が楽になる
部屋に多くのモノがあると、毎日の掃除も重労働です。そればかりか、掃除が行き届かず、カビやダニの発生を助長してしまう恐れもあります。モノを減らせば、掃除が楽になり、清潔な環境で暮らすことができるでしょう。障害物が多いと性能を発揮できないロボット掃除機も、導入しやすくなるでしょう。
転倒リスクが低減
年を重ねると気をつけなければならないのが、転倒です。転倒を機に足腰が弱り、気力も徐々になくなってしまうケースも見られます。怪我は、高齢の方にとって生活を揺るがす一大事です。モノが減れば、転倒するリスクを低減できるでしょう。
精神的に余裕が生まれる
「部屋の乱れは心の乱れ」とも言われています。心理学的にも、部屋の汚れや散らかりは、心理状況を表すとされています。身辺がすっきり整理されると、心にも余裕が生まれます。現代社会は、モノや情報などが溢れています。好きなモノ、必要なモノだけを大切にする暮らしは、人間本来の生き方に近いともいえるかもしれません。
遺品整理の負担が軽減する
遺された方々が相続財産を把握したり、空き家となった自宅を売却したりするには「遺品整理」が不可欠です。高齢化が進む日本では、遺品整理が社会問題にもなっています。遺品整理が進まないことで、遺産分割ができず、空き家の管理だけを強いられる相続人も決して少なくありません。生前整理を機にモノを減らすことで、相続人の負担は大きく軽減します。
ミニマリストになるための3箇条
闇雲に整理しても、ミニマリストにはなれません。大切なのは、必要なものと不要なものの見極めと思考の転換です。
①「必要なモノだけ」を残す
「不要なモノをどんどん処分しなければミニマリストにはなれない」とお考えかもしれませんが、大切なのは「残すモノ」のほうです。捨てるモノではなく、今とこれからの暮らしに必要なモノはなんなのかを考えて進めると、整理もはかどりやすくなります。「必要なモノ」は、生活必需品に留める必要はありません。写真や思い出の品が、これからの人生に彩りを与えてくれることもあるでしょう。二度と手に入らないモノの処分は慎重に行いましょう。
②モノの定位置を決める
残すモノについては、置く場所、収納する場所を決めておきましょう。たとえば、日用品のストック場所を決め、そこに入り切らないものは買わないというルールにすれば、必要以上にストック品が増えることはありません。衣類や書籍なども、同様です。「この棚に収まる分だけ」「このラックにかかる分だけ」というマイルールとモノの定位置を決めることで、整理がしやすく、モノが増えることも避けられます。
③「1 in out」
せっかく必要なモノだけを残しても、その状態が維持できなければミニマムな暮らしは実現できません。基本的には、1つ増えたら1つ捨てるという「1in out」の考え方を基本とし、できる限りモノを増やさないように心がけましょう。とくに「お得」「安い」などの「利用」を前提としないモノの購入を避けると、不要なモノが増えにくくなります。
三原市の優良不用品回収・生前整理業者
生前整理を機にミニマリストを目指すとなると、相当な量の不用品を処分しなければなりません。一度にすっきりと片付けたい場合、あるいは重たい家具や家電の搬出や運搬を依頼したいという場合は、片付け堂三原店にお任せください。片付け堂三原店にご依頼頂くと、以下のようなメリットがあります。
一般廃棄物収集運搬業の許可業者
片付け堂三原店は、三原市から正式に許可を得た一般廃棄物収集運搬業の許可業者です。法律に基づき、適正に粗大ゴミや不用品の回収・処分を行っておりますので、安心してお任せいただけます。
不用品の買取にも対応
片付け堂三原店では、不用品を買い取らせていただくことも可能です。不用品買取に必要な古物商許可も取得しております。専門のスタッフが査定し、適正価格で買い取りさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
ハウスクリーニングも可能
片付け堂三原店では、ハウスクリーニングも承っております。ハウスクリーニングメニューは、エアコンクリーニングや水まわりのお掃除、家一軒丸ごとクリーニングなど多岐にわたります。お客様のご自宅の状況やご要望に応じてオーダーメイドのお掃除が可能です。どの部分のクリーニングを依頼したいのかお問い合わせください。個所に応じた清掃に特化した専門のスタッフが対応させていただきます。
片付け堂 三原店は、三原市から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた不用品回収の専門業者で、生前整理にも対応しております。
生前整理の参考料金(税込)は、1K・1Rで55,000円~。不用品回収は、軽トラ1台分の処分量で19,800円〜となっております。(2023年12月時点)
その他の価格については、弊社Webページをご確認ください。詳細なお見積りをご希望の場合は、電話、LINE、お問い合わせフォームにて、お問い合わせください。
片付け堂 三原店では、生前整理のほか、不用品買取やハウスクリーニングなどのサービスを行っております。下見、お見積りのご相談は無料ですので、ご興味がおありの方は電話、LINE、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
生前整理をきっかけにミニマリストになるメリットは、遺された方々の負担を軽減するだけでなく、ご自身の暮らしを安全かつ前向きにすることにあります。生前整理は「終活」のひとつというイメージがあるかもしれませんが、ミニマムな暮らしを続けることができれば、改めて生前整理をする必要はありません。そういった意味では、若いうちからミニマリスト思考になることもおすすめです。断捨離、不用品の処分は、片付け堂三原店にお任せください。