マッサージチェアは放置すると場所を取るだけでなく、簡単に運ぶことが出来ない品物です。大阪市でマッサージチェアを処分する場合、いくつか方法があるため、その処分方法について解説していきます。
マッサージチェアは粗大ごみ?
どんなものでも、使用していたものを処分する場合には、ごみの分類を把握し正しく処分しなければなりません。マッサージチェアの場合、ほとんどの自治体では粗大ごみとして扱われ処分されています。しかし、ごみの分類は自治体により異なるため、大阪市でマッサージチェアを処分する場合には、本当に粗大ごみとして処分できるのか、事前に確認する必要があります。
粗大ごみとは?
粗大ごみとは、家庭から排出される大型のごみのことをいいます。一般的には不燃性のごみに分類され、金属、プラスチック、木材なども当てはまります。また、不燃ごみとして処分できない品物も粗大ごみとして扱われ、燃やすことはできるが、それにより有害なガスが発生するものも、粗大ごみとされる場合があります。さらに一定以上の大きさのものを粗大ごみとして扱う自治体が多く、品物の大きさに左右されるごみ分類が粗大ごみといえます。粗大ごみは専用施設に運ばれ破砕され、その後可燃部分は焼却、不燃部分は埋め立て処理とされるため、最終的には解体が必要なものが多くあります。
具体的には、家具や自転車などが該当し、その他家電製品も、ものによっては不燃ごみではなく、粗大ごみとされます。しかし、粗大ごみの定義は自治体によって基準が異なるため、あくまでも一般的な場合の話です。大きさや重量により粗大ごみか否か判断される場合が多く、処分する前にその自治体が定義する粗大ごみについて把握する必要があります。間違った処分方法では、適切に処理されず、トラブルに発展することがあるため、注意が必要です。
大阪市でマッサージチェアを処分する場合は粗大ごみになる
大阪市でマッサージチェアの処分を考えている場合、マッサージチェアは、粗大ごみとして扱われています。大阪市では、粗大ごみの分類について、大きさが定められており、日常生活から出されるごみで、品物の辺または径が30センチメートルを超えるもの、あるいは棒状で1メートルをこえるものを粗大ごみとしています。また、大掃除や引っ越しで一時的に多量にごみが出た場合も粗大ごみとされています。
さらに、粗大ごみとして回収しないものも決まっており、エアコン、テレビ、冷蔵庫及び冷凍庫、洗濯機及び衣類乾燥機、蛍光灯管、資源可能な古紙、危険なものや処理が困難なもの、事業系ごみ、建築及び増改築等の伴う建築廃棄物やコンクリートがらなどのごみ、これらがその対象となっています。そのためこの基準に従うと、事業用でない大型家電のマッサージチェアであれば、粗大ごみということになり、処分する場合は大阪市の粗大ごみ処分方法を理解する必要があります。
マッサージチェアの処分に解体は必要?
マッサージチェアは解体しなければ処分してもらえないのか、という疑問についてですが、結論としては、解体しなくても処分することはできます。マッサージチェアを解体しない場合は「粗大ごみ」になり、解体した場合は「不燃ごみ」になります。不燃ごみにすると、処分費用がかからない、通常通りのゴミ出しで処分できるため、出費を抑えるという点では有効な方法です。しかし、マッサージチェアの解体となると、素人や女性がするには構造上難しく感じるほか、破片などによるケガの恐れがあるため、無理にマッサージチェアの解体をする必要はありません。
大阪市でマッサージチェアを処分する方法
大阪市で粗大ごみであるマッサージチェアを処分したい場合には主に、3つの方法があります。
粗大ごみ収集センターに依頼をする
1つ目の方法は、大阪市内の粗大ごみ収集センターへ問い合わせをし、指定場所にて粗大ごみを回収しに来てくれるよう依頼する処分方法になります。大阪市では、粗大ごみの回収依頼は事前に申し込みが必要であり、有料での回収となります。この方法で処分するためには、市内の粗大ごみ収集センターへ問い合わせをし、回収の予約をとります。申し込みでは住所や電話番号と合わせて、品物の名前やサイズを確認されることがあります。そのため、事前にサイズを計測しておかなければなりません。[注1]
また、予約が完了した後、粗大ごみ処理手数料券を用意し、当日までに品物に貼り付ける必要があります。この券を購入する際のお金が粗大ごみの処分費用となるため、購入必須の券となります。
料金は、200円、400円、700円、1,000円と品物により4種類の金額が設定されているため、最大1,000円の手数料がかかります。この手数料券は、コンビニエンスストアでも購入ができますが、「粗大ごみ処理手数料取扱店」に限られるため、店舗ごとに確認しなければなりません。その後の対応は、申し込みから4日から1カ月後に指定される回収日に、手数料券を貼り付けたマッサージチェアを指定場所に置くだけとシンプルです。
しかし、持ち込みの処分方法と同様に、指定場所まで運ばなければならない状況になります。指定場所まで距離があったり、家の中から自力でマッサージチェアを出すことが出来ない場合には、この処分方法は有効ではないため、粗大ごみ処理手数料券を購入する前に、マッサージチェアの移動が可能か確認しなくてはなりません。
[注1]大阪市:ごみの出し方
ごみ処理センターに持ち込む
2つ目は、ごみ処理センターに直接持ち込む処分方法です。大阪市では、粗大ごみの処分に関して事前予約システムを導入しており、申し込みをしなければ処分することができません。遅くても前日までに、電話やインターネットから粗大ごみの処分を依頼し、予約を取ります。予約なく向かっても、対応してもらえないため注意が必要です。[注2]
予約の際に、持ち込み可能な日付が指定され、その日に合わせてマッサージチェアをごみ処理センターに持ち込みます。費用がかかりますが、指定日であれば営業時間内に持ち込むだけなので時間的に余裕をもって処分することができます。しかし、この方法のデメリットとしては、そもそもマッサージチェアが重くて運ぶことが困難な場合や、運んだとしても、その大きさから車に積むことが出来ないといった問題が発生することです。運ぶための車の手配や、運び出す際の危険があるため、無理ない状況であれば持ち込み処分が可能ですが、安全を保証できない処分方法のため、持ち込む場合は注意が必要です。
[注2]大阪市:ごみの持込み
不用品回収業者に依頼する
最後に紹介する処分方法は、マッサージチェアや大型の家具などを処分したい場合に、不用品回収業者に連絡をして、回収を依頼する方法です。電話やインターネットで受け付けをする点では変わりないですが、上記2つの方法は、日付が指定されるため、都合が合わないとなかなかマッサージチェアを処分することができません。
また、マッサージチェアは家電の中でも特に大きく重量があり、持ち上げるだけで一苦労のため、自力で持ち上げることができない場合や、運ぶことのできない状況であれば、不用品回収業者に依頼し、処分する方法が最も有効です。日付に関しては、自分の都合に合わせることが出来るため、早く処分したい場合や、時間が取れない場合でも、柔軟に対応してもらうことができるシステムとなっています。
引っ越しや大掃除で、他に不要な家具家電がある場合は電話で受け付けをした際に処分できないかと相談もできるため、利用しやすい処分方法です。さらに、不用品回収業者であれば、万が一のときの保証があるため、家や車に傷をつけてしまった時も費用は負担される場合が多く、安心して依頼することができます。注意点としては、回収には料金がかかるため、利用する不用品回収業者の相場を確認する必要があります。
大阪市のマッサージチェア処分方法を理解して安全に処分しよう
大阪市でマッサージチェアを処分する3つの方法を解説しました。大阪市では、マッサージチェアを処分する場合、どの方法も有料であるため、目的により最適な方法を選択しなければなりません。無理をして怪我をしたり、他の家具や家電を傷つけない為にも、どの方法が良いか検討することで、安全にマッサージチェアを処分することが出来ます。
まとめ:大阪市でのマッサージチェアの処分は片付け堂大阪店にお任せください
手間をかけずにマッサージチェアを処分したい方は、不用品回収業者を利用しましょう。
不用品回収業者の片付け堂大阪店は、お見積もりやお問い合わせを無料で受け付けております。即日対応も承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。