ガスコンロを処分する5つの方法や処分費用をわかりやすく紹介

ご自宅で使っているガスコンロは、故障や買い替えのため不要になったら、ご自身で処分しなくてはいけません。処分方法はいろいろあり、かかる費用や手間が大きく違います。

ガスコンロの処分方法や、処分時に気を付けたいポイントを解説します。

ガスコンロを処分する前に

ガスコンロには「テーブルコンロ」と「ビルトインコンロ」の2種類があります。
種類によって取り外す方法が違うため、処分前に取り外す方法を知っておきましょう。

テーブルコンロは自分で取り外せる

テーブルコンロは、置き型のガスコンロのことです。
キッチンのコンロ用スペースに、ガスコンロを後から設置して使用します。
「据え置き型コンロ」ともいわれ、広く普及しているものです。

ビルトインタイプは有資格者による工事が必要

システムキッチンに最初から組み込まれているガスコンロが、ビルトインガスコンロです。
「埋め込み型ガスコンロ」とも呼ばれます。

ガスコンロを処分する5つの方法

テーブルコンロや、取り外し済みのビルトインガスコンロの処分方法は下記の5つがあります。

1. 粗大ゴミ・金属ゴミに出す
2. リサイクルショップやネットで売る
3.  不用品回収業者に依頼する
4. 買い替え時に引き取ってもらう
5. 欲しい人に譲る

粗大ゴミ・金属ゴミに出す

ガスコンロは、テーブルコンロ・ビルトインガスコンロどちらも、自治体の粗大ゴミや金属ゴミとして収集してもらうことが可能です。

松江市ではガスコンロは「金属ゴミ」として収集しています。
ただし、松江市指定の金属資源用ゴミ袋に入るサイズまでです。

持ち込み処分は、松江市がゴミの収集・運搬・処分を許可している業者に持ち込み、処分をしてもらう方法です。処分にかかる費用や事前連絡の必要性、受付時間などは業者によって違いがあります。

より詳しいゴミの出し方は、松江市のホームページをご覧ください。

リサイクルショップやネットで売る

まだ使えるガスコンロやきれいなガスコンロは、リサイクルショップやネットオークションなどで買い取ってもらえることがあります。
状態や年式によって買い手がつかないこともありますが、比較的新しいガスコンロであればちょっとした臨時収入になるかもしれません。

 不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者では、どのタイプのガスコンロも回収しています。
家まで取りにきてくれるため、収集場所への運搬や梱包も必要ありません。
また、状態がよくまだ使えるものであれば、処分ではなく買取りが可能なケースもあります。

 買い替え時に引き取ってもらう

新しいガスコンロに交換する場合は、購入するお店で引き取ってもらえることがあります。
1台購入につき、1台引き取りという形です。ほとんどの場合無料で引き取ってもらえるため、交換する予定なら一番お得で楽に処分できるでしょう。

欲しい人に譲る

知人や友人でガスコンロが欲しい人がいれば、譲ることもできます。
まだ使える美品なら喜ばれるでしょう。テーブルコンロであれば個人間で譲渡して、新しいキッチンでガス栓に繋ぐ工程も比較的簡単に行えます。

ガスコンロの処分にかかる費用

ガスコンロにはいくつかの処分方法がありました。それぞれの費用をご紹介します。

処分方法別の費用

自治体のゴミに出す方法と業者を利用する場合の費用は以下の通りです。

こちらの金額はあくまでも目安です。
実際にかかる費用は自治体の窓口や、各業者にお問い合わせください。
業者を利用する場合は、見積りを依頼したうえで追加費用の有無を確認しておくと安心です。

ガスコンロの処分費用が一番安いのは自治体

ガスコンロの処分にかかる費用を抑えやすいのは、自治体の粗大ゴミや金属ゴミ回収を利用する方法です。とくに松江市では金属ゴミとしても回収しているので、松江市が指定する袋に入れば20円ほどで処分できます。

ガスコンロを処分するときの注意点

ガスコンロを処分する際は以下の点に注意しましょう。

1. 作業時は火気厳禁
2. 取り外す際は元栓を閉める
3. ガスホースのガス抜きをする
4. 手の保護を入念にする

作業時は火気厳禁

ガスコンロは使っていない状態でも、どこにガスが残っているかわかりません。

取り外す際は元栓を閉める

ガスコンロの取り外しを行う際は、作業開始時に必ず元栓を閉めましょう。

ガスホースのガス抜きをする

元栓を閉めても、ガスホースの中にはガスが残っています。

手の保護を入念にする

ガスコンロは全体が金属でできており、鋭い部分もあります。

ガスコンロを処分すべきか迷ったら

まだ動くけど調子が悪い、だいぶ長く使っている……そんなガスコンロは以下の条件に当てはまったら交換がおすすめです。

こんな症状はガスコンロの寿命サイン

以下のような症状が現れたら、どこかにトラブルや経年劣化が発生しているサインです。

• なかなか火がつかない
• いつの間にか火が消えている
• 炎の色が今までと違う
• ガスの臭いがする

2008年より前の製品は交換がおすすめ

2008年10月より前のガスコンロには、安全センサーが付いていません。
安全性に問題があるため、買取も期待できませんので、早めに処分することをおすすめします。

設置後10年が買い替え時

ガスコンロの寿命は10年前後とされており、きれいに使っていても見えない部分がかなり劣化しています。問題なく使えているようでも、いつどのようなトラブルが起こるかわかりません。そろそろ交換や処分を考えてみてください。

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