「冷蔵庫処分の費用を抑える方法は?」
「冷蔵庫処分をするなら何がおすすめ?」
などとお考えではありませんか?
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目であるため、粗大ごみとして処分できません。市の指定場所に持ち込むほか、不用品回収業者を利用しての処分がおすすめです。
この記事を読むことで、次の3つが可能になります。
- お得に冷蔵庫を処分できる
- 冷蔵庫を買取や下取りに出せる
- 優良の不用品回収業者が選べる
冷蔵庫の処分を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
冷蔵庫を処分する5つの方法
冷蔵庫を処分する方法は、主に以下の5つです。
- 指定場所に冷蔵庫を持ち込む
- 買取業者やリサイクルショップに売却する
- 家電量販店に回収・引き取りしてもらう
- フリマやネットオークションで販売する
- 不用品回収業者に処分を依頼する
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目であり、粗大ごみとしての回収が行われていません。規定の料金を支払い、指定引取場所に持ち込む方法が一般的です。
ここからは、それぞれの方法を詳しく解説していきます。
処分方法①指定場所に冷蔵庫を持ち込む
指定引取場所に直接持ち込むと、冷蔵庫を処分できます。
指定引取場所は、冷蔵庫をはじめとする使用済み家電の回収拠点です。松江市では3ヵ所に設置されています。
通常のメーカー回収では、リサイクル料金に加えて収集運搬料金が必要ですが、指定引取場所に持ち込むと収集運搬料金が発生しません。
3,740円~5,600円のリサイクル料金のみ必要となり、処分費用を大幅に抑えられます。
ただし、冷蔵庫は自分で指定引取場所に運ぶ必要があります。自力での運搬が難しい場合は、家電量販店の出張回収や不用品回収業者の利用をご検討ください。
処分方法②買取業者やリサイクルショップに売却する
状態の良い冷蔵庫は、買取業者やリサイクルショップで売却できます。
中でも高額買取の可能性があるのは、次に該当する冷蔵庫です。
- 製造から5年以内の製品
- ファミリー向けで大容量の製品
- 東芝やシャープなど国内メーカーの製品
また、梅雨から夏にかけては冷蔵庫の故障が増えるため、中古品の需要が高まります。処分まで時間に余裕がある方は、夏前まで売却を待ってみるのもひとつの方法です。
処分方法③家電量販店に回収・引き取りしてもらう
家電量販店では、冷蔵庫の引き取りや回収サービスを行っています。これは家電リサイクル法に基づき、小売店に冷蔵庫の引き取りをする役割があるためです。
買い替えを検討している方は、処分と購入を一緒に行えて便利です。家電量販店によっては下取りで購入価格が割引になる場合もあります。
主な家電量販店における回収費用については、以下の表をご覧ください。
- 家電量販店
- リサイクル料金
- 収集運搬料
- ヤマダ電機
- 3,740円~
- 1,650円~
- エディオン
- 3,740円~
- 1,100円~
- ケーズデンキ
- 3,740円~
- 1,650円~
上記のほか、自宅への訪問には出張料金が発生します。冷蔵庫以外のごみもまとめて処分したい場合は、不用品回収業者への依頼もご検討ください。
処分方法④フリマやネットオークションで販売する
まだ使える冷蔵庫は、フリマアプリやネットオークションで売却可能です。
「ヤフオク!」や「メルカリ」といったサービスは利用者数が多く、リサイクルショップ以上の価格で売れることもあります。
ただし、大型冷蔵庫の梱包には手間が必要です。配送料も高額になるため、どちらが負担するかについては事前にやり取りしておきましょう。
また、必ずしも買い手が見つかるとは限りません。そのため、時間に余裕がある方のみ、フリマやネットオークションでの処分をご検討ください。
処分方法⑤不用品回収業者に処分を依頼する
松江市で冷蔵庫を処分したい方は、不用品回収業者の利用もおすすめです。
不用品回収業者は、家庭から出るさまざまなごみを回収しています。冷蔵庫などの家電のほか、家具や雑貨もまとめて処分できるため引越しや家財整理の際に便利です。
ただし、無許可の不用品回収業者も一部存在します。
実態が分からない廃品回収のトラックに頼んでしまうと、高額請求などのトラブルに発展する恐れがあります。
松江市で不用品回収業者を選ぶときは、後述するポイントを押さえてお選びください。
家電リサイクル法対象物の処分方法は?持ち込み処分の流れ
冷蔵庫などの家電リサイクル法の対象製品は、以下の手順で持ち込み処分します。
- 廃棄したい家電製品のメーカー名を控える
- 郵便局で扱っている家電リサイクル券を購入する
- 家電製品と家電リサイクル券を指定取引場所まで持ち込む
ただし、大型冷蔵庫の運搬は労力を必要とします。難しい場合は家電量販店の出張回収を利用するか、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
家電リサイクル法の対象物|冷蔵庫や洗濯機など
冷蔵庫を含め、以下の品目が家電リサイクル法の対象です。
- 冷蔵庫・冷凍庫
- エアコン
- テレビ
- 洗濯機・衣類乾燥機
掃除機や電子レンジなど、上記以外の家電製品は自治体が回収を行っています。松江市の場合、指定袋に入るものは金属ごみ、入らないものは粗大ごみとして出しましょう。
家電リサイクル持ち込み場所
以下の3か所が家電リサイクル法における引取場所に指定されています。
- 松江市の家電リサイクル持ち込み場所
- 指定引取場所
- 日ノ丸西濃運輸(株)松江支店
- 平林金属株式会社山陰工場
- 株式会社ヒカミ
- 住所
-
松江市東出雲町
出雲郷1637-1 - 米子市旗ヶ崎2303
- 出雲市知井宮町7-1
- 電話番号
- 0852-52-4111
- 0859-24-5551
- 0853-22-1322
営業時間などの詳しい情報は、松江市のホームページをご覧ください。
家電リサイクルの料金は?処分方法によって異なる
家電リサイクル法では、小売店やメーカーによりリサイクル料金が設定されています。
品目ごとのリサイクル料金は以下の通りです。
- 品目
- リサイクル料金
- 冷蔵庫
- 3,740円~
- エアコン
- 990円~
- テレビ
- 1,320円~
- 洗濯機
- 2,530円~
※2021年改訂/料金はすべて税込み
指定引取場所に持ち込む場合は、上記のリサイクル料金のみ支払います。
持ち込みが難しければ、市の収集運搬許可業者や家電量販店に回収を依頼しましょう。その場合は別途運搬手数料が必要です。
冷蔵庫を処分する際の費用相場は?処分方法別に比較
冷蔵庫の処分費用をまとめると、以下の通りです。
- 処分方法
- 処分費用
- 指定引取場所(直接持ち込み)
- 3,740円~
- 買取業者・リサイクルショップ
- 0円
- 家電量販店
- 4,000円~
- フリマアプリ・ネットオークション
- 0円(送料7,000円~)
- 不用品回収業者
- 6,000円~
冷蔵庫を無料処分したい場合は、買取業者やリサイクルショップへ売却しましょう。
ただし、古い冷蔵庫や壊れている冷蔵庫は買い取ってもらえない可能性があります。
買い取ってもらえない冷蔵庫は不用品回収業者の利用がおすすめです。不用品回収業者であれば、冷蔵庫の状態に関係なく手軽に処分できます。
優良な不用品回収業者を選ぶ3つのポイント
不用品回収業者を選ぶ際は、次の3点を押さえておきましょう。
- 一般廃棄物収集運搬業許可を取得している
- 口コミが悪い業者は避ける
- 回収できる品目を確認する
不用品回収業者は数が多いため、正しく選ぶことが大切です。中には悪質な業者もあるため、ここで解説するポイントを参考にしながらご検討ください。
ポイント①一般廃棄物収集運搬業許可を取得している
不用品回収業者を選ぶときは、必ず「一般廃棄物収集運搬業許可」の有無を確認しましょう。
一般廃棄物収集運搬業許可は、家庭や事業所から出るごみの回収に必要な資格です。自治体によって取得が義務付けられており、未取得の業者は違法な業者とみなされます。
業者のホームページに「一般廃棄物収集運搬業許可 第0000号」といった記載がある場合は、許可を取得している業者です。
ポイント②口コミが悪い業者は避ける
不用品回収業者を選ぶ際は、ホームページに公開されている過去の実績や口コミも確認しておきましょう。
実際に業者を利用した人の感想や評判を聞くことで、業者の接客態度や企業としての姿勢が分かります。
また、口コミはGoogleの検索結果や地域の情報サイトなどで確認可能です。中には、業者自らが返信している場合もあるため、返信コメントにも注目して閲覧しましょう。
ポイント③回収できる品目を確認する
不用品回収業者によって、回収できる品目に違いがあります。
冷蔵庫などの家電や家具は多くの業者で回収可能ですが、産業廃棄物は一般廃棄物収集運搬業許可だけでは回収できません。
また、危険物は原則として回収できないので、もしも不明点があれば、事前の問い合わせで確認しておきましょう。
片付け堂による不用品回収の流れ
片付け堂松江店では、以下の流れで冷蔵庫を回収します。
- お問い合わせ
- 下見訪問・お見積り
- お申込み
- 日程調整・作業開始
- お支払い
お見積りや査定は無料です。不用品回収の日程調整に関してもご相談を承っておりますので、まずはお気軽に問い合わせください。
まとめ
主に以下の方法で冷蔵庫を処分できます。
- 指定場所に冷蔵庫を持ち込む
- 買取業者やリサイクルショップに冷蔵庫を売却する
- 家電量販店の冷蔵庫下取り・引き取りサービスを利用
- フリマやネットオークションで冷蔵庫を販売する
- 不用品回収業者に冷蔵庫の処分を依頼する
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目であるため、粗大ごみとしての処分ができません。市内3か所にある指定引取場所に持ち込むか、業者に運搬を依頼する方法が一般的です。
壊れた冷蔵庫や古い冷蔵庫は不用品回収業者の利用をおすすめします。