
使用済みのタイヤは、いわき市で回収・処分してもらえません。粗大ごみとして出すこともできないため、処分するには他の手段を検討する必要があります。
そこでこの記事では、いわき市でタイヤを処分する方法とともに、タイヤを処分するタイミングについて解説します。
廃タイヤはいわき市で回収・処分してもらえない!
いわき市では、タイヤおよびホイールは「処理困難物」とされています。市で処理することはできません。また、自ら市の各処分場へ持込みしたとしても受け取ってもらえませんのでご注意ください。
タイヤは、環境省に「特定適正処理困難物」に指定されています。特定適正処理困難物とは、自治体の施設や技術では適正に処理することができない廃棄物です。一部、タイヤを回収している自治体も見られますが、回収・処分は有料となります。
使用済みのタイヤを処分する4つの方法
いわき市で回収・処分してもらえない使用済みのタイヤは、不用品回収業者などに依頼して処分してもらう必要があります。
1.ディーラー・カー用品店・タイヤ販売店に持ち込む
カーディーラーやカー用品店、タイヤ販売店では、多くの場合、使用済みのタイヤを回収しています。新しいタイヤを購入した際にタイヤを回収してもらえば、二度手間にならずに処分することができるでしょう。回収費用は、1本あたり数百円程度のようです。
ただ、すべてのこうした店舗でタイヤの回収を行っているわけではありません。事前に問い合わせてから持ち込むようにしましょう。
2.ガソリンスタンドに持ち込む
ガソリンスタンドの一部でも、タイヤを回収してくれます。ただし、主に車検やタイヤ交換にも対応したガソリンスタンドに限られます。タイヤ交換等に対応していても、タイヤの持ち込みは不可としている場合もあります。
回収費用は、ディーラーやカー用品店、タイヤ販売店などと比べると、やや高い傾向にあるようです。持ち込みの可否に加え、費用も事前に問い合わせてから持ち込むことをおすすめします。
3.リサイクルショップに買い取ってもらう
まだ使用できる状態のタイヤは、リサイクルショップなどで買い取ってもらえる可能性があります。とくにスタッドレスタイヤなど、使用頻度が低く、状態の良いものであれば買い取ってもらいやすいようです。ただ、車やタイヤの専門機関ではないことから、使用済みは一律NGとしている可能性もあります。
4.不用品回収業者に回収してもらう
重量があり、一度に複数個を処分することも多いタイヤは、引き取ってくれる店舗や機関などに搬入するのも一苦労です。一方、不用品回収業者は自宅まで不用品を引き取りに来てくれるため、庭先や玄関先などに置いておけば回収してもらえます。
回収費用はかかりますが、安全かつ手間をかけずに処分したい方は不用品回収業者への依頼をおすすめします。ただし、不用品回収業者にタイヤの回収を依頼する場合は、必ず「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者に依頼する必要があります。
いわき市も注意喚起していますが、無許可の業者が家庭ごみを回収するのは違法です。廃棄物を排出した人の責任が問われてしまうおそれもあるため、事前に一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ不用品回収業者か確認しましょう。
いわき市の一般廃棄物収集運搬業の許可を持つ業者(2024年9月3日時点)
片付け堂いわき店(アメニティいわき)は、いわき市から一般廃棄物収集運搬業の許可を得て不用品回収をさせていただいております。
タイヤを処分するタイミングは?
タイヤの交換・処分するタイミングは、溝の深さなどのサインから読み解くことができます。ただ素人目に判断することは難しいことから、定期的な点検は不可欠といえるでしょう。
タイヤの溝が浅すぎるのは保安基準違反
道路運送車両の保安基準では、タイヤの使用限度が残り溝「1.6㎜」と定められています。また、小型トラック用タイヤが高速道路を走行する場合の残り溝は「2.4㎜」という使用制限があります。
タイヤの残り溝が基準以下になっていることを「スリップサイン」といいます。スリップサインが見られる状態で道路を走ることは法律で禁止されており、スリップの危険性も高まっている状態ですので、定期的にタイヤを点検したうえで溝が浅いタイヤは処分するようにしましょう。また、安全な走行のためには、溝の深さだけでなく、亀裂や損傷の有無や空気圧もチェックすることが大切です。
冬用タイヤはとくに溝の深さに注意
国土交通省は2021年1月、冬用タイヤの安全性におけるルールを明確化し「適正な状態の冬用タイヤを使用していること」を義務づけました。これは、雪道を走行する大型車両による事故の多発を受けてのことです。このルールはバス・トラック運送業者の雪道の走行に限られますが、冬用タイヤの“適正な状態”とはタイヤ製作者の推奨する使用頻度よりもすり減っていない状態を指します。
国内メーカーなどの冬用タイヤは、使用限度の目安として、溝の深さが新品時の50%まですり減ると「プラットフォーム」が表層に現れます。残り溝がプラットフォームに達している場合は、冬用タイヤとして使用することはできません。
どれくらいの使用で溝が浅くなるの?
乗車頻度は人それぞれのため、何年使用したらタイヤの溝が浅くなると一概にいうことはできません。タイヤの溝が浅くなる要因は、摩擦と摩耗です。使用頻度とともに走行してきた路面条件によっても左右される部分であり、素人目には判断がつきにくいため、やはり定期的に点検することが大切です。
廃タイヤの回収は片付け堂いわき店にお任せください
廃タイヤの回収・処分は、片付け堂いわき店にお任せください。片付け堂いわき店に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
一般廃棄物収集運搬業の許可業者
片付け堂いわき店(株式会社アメニティいわき)は、いわき市から正式に許可を得た一般廃棄物収集運搬業者です。法律に基づき、適正に廃タイヤの回収・処分を行いますので、安心してお任せいただけます。
丁寧な作業
タイヤなど重たいものを搬出するには、労力がかかることに加え、フェンスや外壁を傷つけてしまうおそれもあります。弊社にご依頼いただければ、タイヤが保管されている場所まで引き取りに伺ったうえで、しっかり養生して搬出させていただきます。
その他の不用品も回収します
弊社では、タイヤだけでなく、不要になった家具や家電、衣類など、さまざまなものを回収させていただくことができます。引越しや模様替え、大掃除などの際の不用品の処分にもご利用ください。

片付け堂 いわき店は、いわき市から一般廃棄物収集運搬業の許可を受けた不用品回収業者です。
不用品回収の参考料金(税込)は、軽トラ1台分の処分量で19,360円~(2024年9月時点)ですが、タイヤ1本から回収可能です。分別作業や積込作業、収集運搬、処分、養生作業など、不用品回収に必要な作業料はすべて含まれています。その他の料金については、弊社Webページ「不用品回収の料金表」をご確認ください。
詳細なお見積りをご希望の場合は、電話、LINE、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
片付け堂 いわき店では、不用品回収のほか、ハウスクリーニングなどのサービスを行っております。下見、お見積りのご相談は無料ですので、ご興味がおありの方は電話、LINE、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。
まとめ
廃タイヤはいわき市で回収・処分してもらえないため、自らディーラーやカー用品店、リサイクルショップなどに持ち込むか、不用品回収業者に依頼して処分する必要があります。大きく、重量のあるタイヤの処分にお困りの方は、お気軽に片付け堂いわき店にご相談ください。