広島県三原市でベッドを処分する際、真っ先に思いつくのが三原市に回収してもらうという方法です。その場合、ご自身でベッドを解体、搬出しなければいけないため、回収方法の詳細を把握しないまま申し込むと後悔する可能性も。
また、三原市に回収を依頼する他にも、様々なベッドを処分する方法があります。
本記事では三原市でベッドを処分する方法をご紹介します。それぞれの方法のメリット・デメリットを把握して、ご自身に適切なベッドの処分方法を見つけましょう。
三原市でベッドを処分する前に確認しておきたい分別手順
三原市では不要になったベッドを回収しています。
ただし、いくつかの条件があり、処分の前に分別を行う必要があります。
処分予定のベッドが大型家ごみに該当するか確認する
三原市では、縦・横・高さの合計がおおむね150cm以上あるものを大型ごみとして扱い、通常のごみとは違う方法で回収します。ベッドはシングルサイズであったとしても縦の長さが150cmを超えるため、ほぼ全てのベッドが大型ごみに分別されます。
ベッドの素材を確認する
次にベッドの素材ですが、ベッドはフレームとマットレスに分けてそれぞれ確認します。
フレームの場合、素材の違いによる分別方法は以下の表の通りです。
-
- 木製など可燃性の場合
-
スチール製など
不燃性の場合
- フレーム
- 燃やすごみとして処分
-
燃やさないごみとして
処分
マットレスの場合、素材の違いによる分別方法は以下の表の通りです。
-
- スプリングがない場合
- スプリングがある場合
- マットレス
- 燃やすごみとして処分
- 個人での搬入、もしくは三原市の委託業者による戸別回収による処分
ベッドの処分における注意点
可燃性の素材でできたフレーム・マットレスは燃やすごみとして処分ができます。しかし、長さが2m近くもある大きなものをそのままの状態で出すことはできません。また、スチール製のフレームやスプリング入りのマットレスも三原市のルールに従って処分する必要があります。
ベッドの処分を三原市に依頼しようと考えている場合は、後述する処分方法についても確認しましょう。
三原市でベッドを処分する6つの方法
三原市でベッドを処分する方法は以下の6つです。
- 三原市に処分してもらう
- 家族や知人に譲る
- 家具店に処分を依頼するリサイクルショップで買い取ってもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマアプリやオークションなどで売却する
- 不用品回収業者に引き取ってもらう
ベッドはサイズが大きく重量もあるので処分には手間や時間がかかります。
これから紹介する6つの方法をそれぞれ比較検討し、負担の少ない方法での処分をおすすめします。
1. 三原市に処分してもらう
前述した通り、三原市にベッドの処分を依頼する場合は、事前に分別を行いフレーム・マットレスを別々に処分します。
燃やすごみとして処分する場合
可燃性のフレーム・マットレスは、縦・横・高さの合計が150cm以上であっても、燃やすごみとしてごみステーションに出すことができます。ただし、そのままの大きさでは出すことができません。以下のルールに従い、ご自分で解体・裁断しましょう。
- 1m×40cm以下の大きさに解体・裁断する
- ビニール紐などで結ぶ
- ごみシールを貼って排出する
解体・裁断が難しい場合は、清掃工場へ持ち込むことも可能です。ご自身で持ち込む場合、費用はかかりません。持ち込み先は下記の通りです。
- 清掃工場の詳細
- 住所
- 三原市八坂町10227番地
- 電話番号
- 0848-62-4197
- 受入時間
-
午前8時30分から午後12時まで
午後1時から午後4時30分まで
- 休業日
-
土日、一部祝・休日、
年末年始(12月31日~1月3日)
※2022年10月時点の情報です。ご利用の場合は最新の情報を確認してください。
自家用車がなく、ご自身での持ち込みが難しい場合は、収集運搬許可業者に回収を依頼しましょう。この場合は運搬費用、処分費用の両方をご自身で負担する必要があります。なお、2022年10月時点における収集運搬許可業者は以下から確認できます。
▼三原市「廃棄物(固形)収集運搬許可業者一覧表 令和3年12月現在」
燃やさないごみとして処分する場合
フレームがスチール製などの不燃性でできている場合は、燃やさないごみとして三原市が無料回収しています。回収の依頼方法や注意点は以下の通りです。
- 土・日を除く収集日の前日の午後4時30分まで環境施設課(TEL:0848-63-1210)に電話する
- 申し込む際には品目とごみステーションの位置を知らせる
- FAXの場合は「大型ごみ収集予約票」に記入し、土・日を除く収集日の1営業日前の午後4時30分までに(FAX:0848-67-6069)送信する
- ごみは収集日の朝7時30分までに搬出する
- 大型ごみは1回につき3品までを限度とする
スプリング入りのマットレスを処分する場合
三原市ではスプリング入りのマットレスの処分に対応していません。そのため、以下のいずれかの方法で処分する必要があります。
- 三原市が指定する業者へ個人で搬入する
- 一般廃棄物収集運搬許可業者に回収を依頼する
個人で搬入する際の指定業者は、以下の通りです。
- 搬入指定業者
- 事業所名
- 森剛株式会社
- 住所
- 三原市八坂町26-1(旧三原市斎場前)
- 電話番号
- 0848-62-6331
- 持ち込み受付時間
-
8時~12時、13時から16時30分まで
(土曜日は午前中のみの受付)
- 持ち込み日
-
月~金曜日、第1・3・5の土曜日
※祝日、お盆、年末年始の持込み日は環境施設課に確認する
三原市が指定する業者に直接搬入する場合、マットレスの処分費用は三原市が負担します(収集運搬費用は除く)。ただし、事前に環境施設課への連絡が必要です。
- 連絡先
- 注意事項
-
電話番号:0848-63-1210
FAX番号:0848-67-6069 -
当日予約も可能。
ただし、土曜・祝日に持ち込む場合は
1営業日前までの予約が必要。
※2022年10月時点の情報です。
なお、環境施設課へ事前に予約連絡しなかった場合の処分費用は自己負担となるので注意しましょう。
一般廃棄物収集運搬許可業者に回収を依頼する場合は、以下から対象となる事業者を確認し、ご自分で回収の申し込みを行います。この場合の処分費用は、全額自己負担です。
▼三原市 「廃棄物(固形)収集運搬許可業者一覧表 令和3年12月現在」
三原市にベッドの処分を依頼する際の注意点
ベッドの処分が必要になった場合、真っ先に思いつくのが三原市に回収を依頼する方法です。
三原市では不要になったベッドを大型家具として扱い、ベッドの素材や処分方法によっては無料で処分できるため、なるべく費用をかけずに処分したい場合に適している方法です。
しかし、市に処分を依頼する場合、ベッドは大きくて重量があり、見た目以上に解体・処分に手間がかかるというデメリットがあります。
回収日当日に指定場所に搬出するためには、ご自身以外の手助けが必要になる場合もあり、ケガや床・壁などの損傷を招くリスクもあります。ベッドの処分を検討する際は、三原市の処分方法を確認するだけでなく、他の処分方法なども検討し、できるだけ手間なく安全に処分できる方法を検討しましょう。
2. 家族や知人に譲る
ベッドは使用頻度の高い家具なので、家族や知人など身近な方が必要としているかもしれません。親しい方に譲るのであれば、多少の傷や汚れがあってもそれほど気にならない場合もあります。お金にはなりませんが、処分には費用がかからない上に、譲る方と一緒に搬出作業を行える可能性もあるため、楽に処分できるケースもあるでしょう。
3. 家具店に処分を依頼する
新しくベッドを購入する場合には、購入先の家具店に古いベッドを引き取ってもらうという方法もあります。この方法では、新しいベッドを購入することを条件に回収してもらうということが一般的です。
回収の条件や処分費用は店舗によって異なりますが、新しいベッドの購入に伴って古いベッドの処分が必要な場合は相談してみると良いでしょう。費用はかかりますが、新しいベッドを搬入するタイミングで古いベッドを回収してくれるのでスムーズに処分できます。
4. リサイクルショップで買い取ってもらう
状態の良いベッドであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性もあります。買い取りが実現すれば、処分費用が節約でき、さらにはベッドを売ったことで受け取ったお金を新しいベッドの購入費用に充てることもできます。
ただし、ベッドは長時間全身を預けるものであり、衛生的かつ綺麗な状態であることが買い取りの条件の一つです。ブランドや性能も評価の対象になりますが、使用年数が浅く未使用に近い状態であることも重視されます。
もしリサイクルショップに持ち運び、買い取りを拒否されてしまった場合、ベッドに値がつかないだけならまだしも、持ち帰る手間が発生してしまいます。ベッドをリサイクルショップで買い取ってもらうことを検討している場合は、まずは最寄りの店舗に電話などで査定が可能かどうか確認しましょう。
5. フリマアプリやオークションなどで売却する
リサイクルショップと同様に、使用年数が浅く状態の良いベッドであれば、フリマアプリやインターネットオークションなどを利用するのも1つの方法です。特に有名ブランドのベッドや電動式の高性能ベッドであれば、高値での取引も期待できます。
ただし、この方法は売れるタイミングが分からないため、引越しなどで搬出期日が決まっている場合には利用しない方が無難です。また、梱包や配送などはご自身で行う必要があることを覚えておきましょう。
6. 不用品回収業者に引き取ってもらう
ベッドを処分する際に、不用品回収業者へ依頼するという方法もあります。
不用品回収業者に依頼するメリットは以下の通りです。
- 電話やメール、LINEなどで簡単に申し込むことができる
- 自身の希望日時に合わせて回収に来てくれる
- 自分で搬出する手間がない
- 家まで回収に来てくれるため、自身で梱包や解体する必要がない
- ケガのリスクや搬出による壁や床の損傷の恐れがほとんどない
不用品回収業者に回収を依頼する場合、費用はかかってしまいますが、ベッドを処分する時間や手間をかけずに、効率良く処分したい方にはおすすめな方法です。
また、不用品回収業者の中には、ベッドを買い取ってくれる業者もあります。不用品として処分したベッドに値が付けば、その費用を使って処分費用を安く済ませることも可能です。
ベッドの処分を不用品回収業者に依頼するのに向いている人
ベッドの処分の際に、不用品回収業者を利用するのがおすすめな方は以下のような人です。
- とにかく手間をかけずにベッドを処分したい
- 忙しくて自分では処分できない
- 自力でのベッドの解体や搬出が困難
- 処分したいものがベッド以外にも複数ある
なお、不用品回収業者に依頼する際は、三原市から一般廃棄物収集運搬業の許可を得ている業者を選び、見積もりをとって適正価格かどうか確認をするようにしましょう。
三原市ではベッドは大型家具扱いで処分可能
三原市では、ベッドを大型家具として取り扱い、素材や処分方法によっては無料で処分してくれます。費用をかけずに処分したいという方は市に処分を依頼する方法を検討してみても良いでしょう。
しかし、ベッドの処分をご自身で行う場合はかなりの手間がかかる上、ケガのリスクも伴います。時間にゆとりがなく、十分な解体スペースや人手を確保できない場合は他の処分方法を検討しましょう。
三原市で不要になったベッドをすぐに処分したい方は、「片付け堂 三原店」にお任せください。
三原市の片付け堂三原店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。
電話・LINE・メール相談は無料なので、三原市でベッドの処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。