松山市でマッサージチェアを処分したいのであれば、粗大ごみとして処分することができます。
しかしマッサージチェアを、ただ処分するのはもったいないのも事実です。
本記事では松山市でマッサージチェアを粗大ごみとして処分する手順だけでなく、さまざまな状況に即した処分方法もあわせてご紹介します。
松山市ではマッサージチェアは粗大ごみとして処分する
松山市では家庭から出るごみのうち、以下を粗大ごみとして定めています。
- 大きさにかかわらず、電気・電池を使うもの（家電リサイクル法対象の家電製品を除く）
- 45リットル以下の袋に入らない大きさのもの（埋め立てごみ、水銀ごみを除く）
したがって、マッサージチェアは松山市では粗大ごみです。
松山市で粗大ごみとしてマッサージチェアを処分する方法や、かかる経費などをまとめました。
松山市に粗大ごみとして出す方法
松山市では住んでいる地区によって粗大ごみの処理方法が異なります。
そのため、事前に自分が住む地域のルールを確認してから処分することが大切です。
松山・北条地域での処理方法
松山・北条地域でマッサージチェアを粗大ごみとして処分する方法は2つあります。
粗大ごみ戸別収集にはがきで申し込む方法
決められた期間内に、専用のはがきで松山市清掃課に戸別収集を依頼します。かかる経費ははがきの郵便料金だけで、回収費は無料です。（※）ただし、戸別収集は年に6回しか行われません。（※）
南クリーンセンターに持ち込む方法
近年では持ち込み数が増加しており、松山市清掃課から混雑予想カレンダーやライブカメラ映像が提供されています。
西クリーンセンターもありますが、不燃性粗大ごみであるマッサージチェアは受け付けていません。なお、南クリーンセンターに持ち込む際は手数料がかかります。持ち込んだ粗大ごみの重量が30kgを超える場合、40kg以下までは680円です。40kgを超える場合にはさらに10kgごとに170円が加算されます。（※）マッサージチェアは重量があるため、あらかじめ処理費用を計算しておくことも大切です。
粗大ごみの処理方法としては他に小型家電回収ボックスがあります。しかし、マッサージチェアは収まらない大きさのため、粗大ごみとしての処理方法は上記の2つに絞られるのが現実です。
※出典：松山市.「粗大ごみの収集申込み方法」(入手日付2023-01-05).
※出典：松山市.「松山市粗大ごみ収集申込みガイド」(入手日付2023-01-05).
※出典：松山市.「ごみ処理手数料」 (入手日付2023-01-05).
中島地域での処理方法
中島地区でのマッサージチェアの処分方法は実質ひとつだけです。その大きさから当然ながら45リットル以下の無色透明の袋に入れて収集場所に出す方法や、小型家電回収ボックスは使えません。そのため中島リサイクルセンターへ持ち込むことになります。
中島リサイクルセンターでも南クリーンセンターと同じで、重量ごとに処理手数料がかかります。マッサージチェアの重量を確認してから持ち込みましょう。
松山市に粗大ごみとして出すときの注意点
マッサージチェアを粗大ごみとして処分する場合、電池やバッテリー（小型充電式電池）を使っていないか、取り付けたままにしていないかを確認します。電池は指定の収集日に、バッテリー（小型充電式電池）は販売店などに持ち込むか、市役所本庁や支所などに設置されたリサイクルBOXに投入しましょう。
ただし、市役所や支所などのリサイクルBOXで回収できるバッテリー（小型充電式電池）は、ニカド電池とニッケル水素電池、リチウムイオン電池の3種類のみです。電池の種類をしっかり確認したうえで正しく処理しましょう。
もう一点、松山・北条地域の住民が粗大ごみ戸別収集を利用する際に注意すべきことがあります。
マッサージチェアが大きすぎないかという点です。
松山市には粗大ごみとして収集できるものとそうでないものがあります。容積・重量が著しく大きいもの、もしくは適正処理困難物などと判断される場合です。とくに大型のマッサージチェアの場合、容積・重量の面で回収不可となる可能性があります。まずは松山市の清掃課に問い合わせ、引き取ってもらえるか確認しましょう。もし断られた場合は、販売店など、適正に処理できる業者を探して引き取ってもらう必要があります。
松山市でマッサージチェアを処分するその他の方法
松山市に粗大ごみとして回収してもらう以外にも、マッサージチェアを処分する方法があります。マッサージチェアの状態によるものの、場合によってはプラス収支になることもあるので知っていて損はありません。それぞれの処分方法ごとに解説します。
廃棄物としてマッサージチェアを処分する場合
マッサージチェアが壊れてしまった場合など、売り物として価値がないと思われるときには廃棄物として処分することになります。ただし、状況によっては経費だけがかかるわけではないので、よく検討してみる価値があるのも事実です。それぞれのメリット・デメリットもあわせて解説します。
家電量販店に引き取ってもらう
マッサージチェアの処分先として家電量販店があります。家電量販店に引き取ってもらうメリットは、店舗ごとに違いはあれど買い替えついでの引き取りの場合は処分料が安くなることです。そのためマッサージチェアを新たに買い替えるのであれば、家電量販店にそのまま引き取ってもらうのも選択肢に入ります。店舗によっては買い替えでなく、引き取りのみでも対応してもらえる場合もあるので、問い合わせてみるとよいでしょう。
デメリットとしては、店舗によって買い替えの場合しかマッサージチェアの処分を引き受けないことです。そもそも引き取りそのものをしてくれない店舗も数多くあります。マッサージチェアを買い替える場合は、新しいマッサージチェアの価格だけでなく処分費用とあわせて比較することが大切です。
不用品回収業者に依頼して処分してもらう
マッサージチェアを空いている日に確実に処分したいのであれば、不用品回収業者に依頼すると余計な手間がかかりません。なかには、24時間受付対応している業者もあります。
不用品回収業者にマッサージチェアの処分を頼むメリットは、重さや大きさなどが原因で運び出すのが大変なものでも引き受けてもらえることです。もちろんどこの不用品回収業者に依頼するかで料金は異なります。また、単品では回収してくれないケースもあるため、複数の業者に見積りを依頼し、納得できるところに依頼することが大切です。
不用品回収業者に依頼するデメリットは、マッサージチェア単品での処分依頼では割高になりかねないことが挙げられます。また一般廃棄物収集運搬業の許可を得ていない業者にも注意が必要です。もし無許可業者に依頼した場合、不法投棄などで罰則を課せられる危険もあります。対応の丁寧さはもちろん、業者のホームページに会社の詳細が明記されていることなどもしっかりチェックしましょう。
買取品としてマッサージチェアを処分する場合
まだ使える状態のマッサージチェアであれば、買取してもらって処分する方法もあります。ただし、売り方によっては許可が必要な場合もあるため要注意です。買取品としてマッサージチェアを処分する方法を解説します。
インターネットオークションを利用する
人気メーカーのマッサージチェアなどの場合は、インターネットオークションに出すのもひとつの方法です。ただし、マッサージチェアの場合は管理医療機器に該当するため、事前に販売業の届け出が必要になります。届け出ずにインターネットオークションやフリーマーケットで販売すると、医薬品医療機器等法に違反する恐れがあるためです。
まずは、マッサージチェアのラベルを確認し、管理医療機器の記載がないか確認しましょう。記載がない場合は、念のため直接メーカーに確認するのがおすすめです。管理医療機器の指定を受けている場合は、インターネットオークションに出す方法を自治体に問い合わせて適切に取り扱います。
インターネットオークションに出すメリットは希望価格よりも高く売れる可能性があることです。「まだ使えるから、少しでも利益になればいい」と考え、インターネットオークションに出品する人は少なくありません。「リサイクルショップより高く売れるかもしれないから、できればインターネットオークションで売りたい」と考える人もいます。
インターネットオークションを利用するデメリットは、出品時に写真撮影や詳細情報を提示したり、売却後に梱包・発送したりと、ある程度の時間と手間がかかることです。配送料などを考慮すると、最終的に赤字になる可能性があるうえ、売れる保証はありません。さらにインターネットオークションでは落札者との間でトラブルになるケースもあります。
リサイクルショップや買取業者に引き取ってもらう
自宅の近場にリサイクルショップや家電買取業者がある場合、買い取りしてもらう方法もあります。業者によっては無料で出張買取を行っているため、持参するのが大変な方は活用するとよいでしょう。
ただし、どのようなマッサージチェアでも売れるというわけではありません。購入からあまり年数が経っておらず、比較的新しいモデルであること、保証書や取扱説明書など付属品がそろっていること、有名メーカーの製品であること、状態がよいことなどが重要です。事前に業者に買取対象か確認を取っておくことをおすすめします。
知人や掲示板サイトで譲る相手を見つける
売り上げが出るわけではありませんが、マッサージチェアを欲しがっている知人がいる場合はその人に譲る方法もあります。また、地域の掲示板などで希望者を募るのもおすすめです。
ただし、マッサージチェアの大きさによっては、運び出しから搬送まで予想外の負担が発生することがあります。自宅まで引き取りに来てくれる相手を選ぶことが重要です。また、後々トラブルにならないよう、品物に関する情報はなるべく細かく伝えておきましょう。
回収だけでなく買取もしている業者に依頼する
回収業者のなかには、不用品の買い取りを行っている業者があります。マッサージチェアの状態にもよりますが、買い取ってもらうことで経費をかけずに処分することも可能です。マッサージチェアに加えて、他の不用品をまとめて処分できるケースも多いため、引っ越しなどの場合は積極的に利用するとよいでしょう。
マッサージチェアをより高く買い取ってもらうポイント
マッサージチェアを高く買い取ってもらうためにはいくつかポイントがあります。
ポイント①
1つ目はリモコンだけでなく取扱説明書や保証書など、付属品一式がそろっていることです。
細かいコード類やカバーなど、1つ欠けるだけでも査定額は下がってしまいます。とくに取扱説明書や保証書は紛失しやすいため、場所を決めてしっかり保管しておくようにしましょう。
ポイント②
2つ目はマッサージチェアとして正常に動くかどうかです。
使える状態で初めて意味があるものなので当然のことといえます。何かしらでも動作に不備がみられる場合は、まずは先方にその旨をはっきりと伝えましょう。もし修理可能な場合はジャンク品として買い取ってもらえる可能性があります。
ポイント③
3つ目は見た目のきれいさです。
シートやカバー、リモコンなどに汚れや傷がないか、たばこなどの臭いなどがついていないかで値段が変わります。普段から取扱説明書に従って手入れをし、子供やペットが汚したり傷をつけたりしないよう注意することが大切です。査定前にもお手入れしておくとよいでしょう。
松山市でマッサージチェアを処分するときは買取や不用品回収がおすすめ
松山市でマッサージチェアを処分する方法はいくつもあります。しかし、マッサージチェアそのものは大きいものが多いため、個人が処分するとなるとなかなか大変です。使えるマッサージチェアなら、業者による買取サービスや不用品回収サービスを利用して処分することをおすすめします。
松山市の片付け堂松山店は、一般廃棄物収集運搬業許可証を取得している不用品回収業者です。電話・LINE・メール相談は無料なので、松山市でマッサージチェアの処分を考えている方はお気軽にお問い合わせください。
